- 締切済み
社会主義は権力分立を否定?
社会主義はなぜ権力分立を否定した政治形態で、現実的には共産党 による一党独裁の形であるようですが、 それはなぜでしょうか??? そもそもよく分からないのはなぜ権力分立を否定するのでしょうか。 政党が多数ある場合に社会的平等が維持できないのですか?
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
みんなの回答
Q、社会主義は権力分立を否定? A、それは大いなる誤解です。 ソ連のスターリン、中国の毛沢東が社会主義者かどうか? 否、否、断じて否です。 ソ連も中国も、社会主義の名を語ったファシズム国家でしかないです。 そもそも、マルクスやエンゲルスは、共産党による独裁の必要性に言及していません。 そして、三権分立は、正に、彼らが民主主義の基本として強調したところ。 これらは、未来社会でも発展的に継承されなければならないことは余りにも当然。 思うに、未来社会でも「十人十色」という人間の有り様に変化など起こりません。 であるならば、多党が群雄割拠することもあって何ら不思議ではありません。 社会主義思想は、何ら、未来社会の枠組みを規定した思想ではありません。 未来社会の枠組は、質問者らが自らの意思で自ら作り上げることを希求する思想です。 嘘と思うならば、資本論でも反ディーリング論でも読むといいです。
- toku8
- ベストアンサー率26% (64/246)
社会主義の元祖は、マルクスですが、 太古の昔から「唯物論」という考え方がありました 唯物論とは、「ものごとの真理は1つしかない」と 考え方です この考えを拡大し強化すれば、 「自分の説に反論するやからは全部、敵であり その存在を認めるわけにはいかないから、抹殺」 ということになります 唯物論の土壌からマルクス主義が生まれた歴史もあり、 社会主義国は、その思想を忠実に守っているのです ですから、複数の政党を認めるということは 自己否定につながるのです もちろん、独裁体制維持の背景には、自分の権力を 脅かされるわけにはいかないという、脅迫観念的 思想があるわけなのですが。