- ベストアンサー
なぜ社会主義国は一党独裁なのか
私は、社会主義自体は、そんなに間違ってないと思います。少なくても戦前の日本みたいな自分のことより他人のことを優先しなければいけないという風潮があった時代では成功していたかもしれません(実際、戦後日本は世界でもっとも成功した社会主義と言われていた)。しかなぜか社会主義国には私の大嫌いな共産党(北朝鮮などは労働党)があります。共産党は政権交代がないためにやりたい放題(言論の自由がない、軍事最優先)です。友人に共産党は社会主義経済を実行するためにいると聞きました。しかしそうなると資本主義をとった中国やベトナムには共産党はいりません。早く共産党は地上から消えてほしいのですがなぜ共産党がいて社会主義国は一党独裁なのですか?
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
うーん、そもそも前提が間違っていると思いますけどねえ。 「社会主義国には共産党がある」のではなく「共産党が政権を取っているから社会主義」なのです。 「共産党」や「労働党」は、社会主義を目指す政党です。 何故一党独裁になるか、細かな説明は省略して分かりやすい言葉で言うと、 「社会主義は理想の政治である」 →「それを目指し、実現する共産党は常に正しい」 →「これに反する政治勢力はすべて間違っている」 →「だから共産党以外は必要ない」 →「共産党以外の政治勢力の存在は許されない」という論理です。 まあ、中には、中国のように、「民主諸党派」という名称で、「共産党に協力する」という約束を取り付けた上で、形だけ存続を認められた政党も存在します。
その他の回答 (4)
- plus80s
- ベストアンサー率23% (11/47)
社会主義の国では、皆が同じ考え(社会主義理論)でなければ、うまく進まないからどうしても独裁的になるのです。 例えば、国が決めたルールから外れて、ある人が勝手に外国と大儲けすると(つまり市場経済)国全体の統制が取れなくなるからです。 だから人が勝手なことをしないように、また勝手なことを言わないように努めるのです。 典型的な社会主義国家では、国民一人一人の言動が、国の決められた通りにコントロールされているのです。 そのため、旧ソ連の秘密警察が有名ですが、中国、北朝鮮でも、秘密警察的なものを持っている様です。 中には住民同志の密告制度を持っている国もあるそうです。 私のもとの会社の人がソ連に出張していたとき、勝手に赴任地の外へ遊びに行って、何処から判ったのか知れませんが、捕まえられたことがありました。 中国は共産主義の国ですが、一部、市場経済を採用しています。 それも一定の成果を上げていますが、それでもご存知のように、厳しい言論統制がされているそうです。 一つには多種多様な民族の人達を抱えているため、社会主義とは関係なく、ある程度の締めつけが必要なのでしょう。
- sudacyu
- ベストアンサー率35% (687/1961)
社会主義を大きな人口を抱える国家で行なおうとすれば、全体の利益・調和を優先し、それを目指して個人が行動することになりますから、多くの個人の行動を予定された方向に向けなければなりません。 つまり、計画経済になります。 計画経済を実行する以上、計画の目標・方向が簡単に変わってしまったのでは、計画がないよりもロスが大きくなります。 つまり、計画経済と政権の変化がないことは、密接につながっています。 その結果、独裁政権でないと計画経済は実行しにくいという現実があります。 唯一の例外としては、日本が挙げられるかもしれません。独裁政権ではないが、自民党長期政権のもと、行政指導という形で政府が経済界の方向付けをし(銀行の護送船団方式など業界ごとに枠をはめました。)、経済の大成長を成し遂げました。 「日本は最も成功した社会主義国」という言い方をする人がありますが、これはこのことを指しています。 付け加えると、政治・政府などの行政機関は、所詮人間が行なうことですから、長期安定政権の元では必ず腐敗して、大なり小なり行政権限を利用して私利私欲を満足させることが多くなります。 社会主義独裁政権であろうと、その例外ではありません。
- lvmhyamzn
- ベストアンサー率8% (50/617)
「社会主義国は一党独裁なのか」がわからないのに 社会主義が間違ってない思えるのもちょっとすごいですね。 簡単に言えば、社会主義を実現するには独裁体制でなければ持続できないということです。 私有制の否定とか計画経済とか独裁体制以外で可能なのですか? 社会主義=独裁です。
- animex
- ベストアンサー率34% (30/88)
本来の社会主義(共産主義)は独裁を目指したものじゃありません。 しかし歴史上一番影響力を持った社会主義国が旧ソ連で、そのソ連の共産党が一つの手段として独裁体制を敷いてしまい、大量虐殺など政治的に行ってしまった結果、今のイメージが付いてしまったのです。 各国の共産党は元々強い繋がりを持っていて、そのリーダー格がソ連の共産党だったので、独裁体制という政治が各国共産党にも伝染していってしまった感じです。 しかしそのソ連の大崩壊により、独裁体制が厳しいと踏んだ西欧の各政党、特にイギリスの労働党を中心とした社会主義の政党は、多党制・議会制民主主義を尊重した新しい社会主義を掲げています。 未だに独裁体制を敷く政党もいくつかの国にありますが、基本的に現在の流れでは独裁体制を支持する社会主義・共産主義の政党は少ないです。