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保障料
住宅ローンの保障料とは大体、借りる金額の何%ですか? 連帯保証人を付けても保障料はかかってくるのでしょうか?
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金融機関に勤務しており、以前、住宅ローンを担当した事もあり、保証機関に出向して保証審査を担当した事もある者です。 住宅ローンに「保障料」というものは1円もかかりません。 住宅の建築に当たっては「保障料」というものがあるかもしれませんけれど、住宅ローンに限って言えば「保障料」というものは発生しません。 住宅ローンを借りる際に、保証会社・保証機関などに「債務保証委託」をすれば「保証料」というものがかかります。 「保証料」は、借りる金額の何%という取り決めはありません。 利用する保証会社・保証機関によって違います。 だいたい、利用する人の属性と返済期間によって100万円あたり何円…という設定がされていて、保証料は、2,000万円借りるならその20倍、3,000万円借りるならばその30倍ということになります。 AさんとBさんが同じ金融機関で、2,500万円、35年返済、年利3.20%(全期間固定)と全く同じ条件で借り、いずれも保証料を一括前払いで払うとしても、Aさんが払う保証料は50万円、Bさんが払う保証料は75万円…ということもありえます。 また、保証料を金利に上乗せして毎月払う…というパターンもあります。 保証会社・保証機関に保証をしてもらうならば、連帯保証人を何人立てても保証料が必要で、債務者負担となる場合はあります。 保証料が金融機関負担のところもありますし、フラット35などは保証要件が不要です。 また、連帯保証人の「種類」(というか、どういう意味での連帯保証人か)によっては、保証会社・保証機関の「保証」と連帯保証人の「保証」の意味が違うこともあります。 民間金融機関の住宅ローンでは、住宅ローン融資を受けられる条件として、保証会社・保証機関の保証が受けられること…をあげているところもあります。 いくら連帯保証人を立てるといっても、保証会社・保証機関に保証料を払って保証してもらわなければ融資をしません…というところの方が多いと思います。