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クロモリフォークとカーボンフォーク
JAMISのCODA COMP(カーボンフォーク)とCODA SPORT(クロモリフォーク)で迷っています。 ちなみにCODA COMPのフォークの欄にはCarbon fiber unicrown with cromo steerer, forged dropouts と書いてありました。 ネットで色々見る前はカーボンフォークのほうがいいなって思っていたのですが、カーボンはクロモリに比べると壊れやすいとか直射日光は駄目だとか書いてありました。安価のカーボンフォークなら、クロモリフォークのほうがいいともありました。たまに歩道も走りたい僕にはクロモリフォークのほうがいいのでしょうか?
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クロモリというのは正確にはクロームモリブデン鋼 つまり鋼材(スチール)、いわゆるハガネの一種です。 ハガネのというのは刃物やバネなどによく使われますが その特長のひとつとしてシナるんですよね。 つまり、弾力があって、力を受けたとき折れずにしなやかに曲がる特性があります。 クロモリが乗り心地が良いと言われる所以です。 弾力性があるので、クロモリのパイプはぶつかって凹んだりしても 叩いて元に戻しやすい⇒修理しやすい、なんてのも長所です。 アルミは凹んだらまず元には戻りませんからね。 (アルミ缶とスチール缶のことを思い浮かべると何となく分かると思います。) 欠点は、アルミやチタンやカーボンに較べて「重い」ことです。 > カーボンはクロモリに比べると壊れやすいとか直射日光は駄目だとか カーボンは基本的にクロモリよりずっと強い素材です。 (厳密にはひっぱり強度とか断裂強度とか細かく比較して 強い部分も弱い部分もあるのですが全般的に強い部分が多い。) ただしカーボンはパイプの形に成型する際に樹脂(接着剤みたいなもの)で固めるのね。 この樹脂が直射日光にあまり強くないらしいのです。 で、樹脂が崩れてしまうとカーボンは基本的に直せない。 壊れやすいというのはそういうことだと思います。 ただね、カーボンの耐久性が低い云々っていう話は レースのような過酷な使用状況で 例えばクロモリだったら2年に1台潰れていたのが カーボンになったら15ヶ月に1台潰れるようになったとか そういう話だと思うんですね(数字は適当です)。 一般ユースでどうか?は噂レベルでしかない。 だいたいカーボンフォークが一般に普及して まだそんなに時間が経っていないわけですし。 > たまに歩道も走りたい僕 建前はさておき、ロードで歩道を走る場合は徐行されると思うのですが その速度域なら「カーボンは壊れやすい」といった話はないと思います。 違いは微振動の吸収の仕方かしら? クロモリは「吸収する」感じ(バネっぽい)。 カーボンは「角が丸くなる」感じ(ゴムっぽい)。 結局、選びどころは「乗り味の差」だと思いますので 出来れば乗り比べなどをさせてもらって決めるべきかと思います。 個人的にカーボンを使っていて思うのは 壊れやすいとか直射日光に弱いとか色々な噂に心配していたけど 実は「どんどん新しくなるので自分のモデルが古くなる速度が速い」のが 一番の嘆きどころだと思います。 クロモリバイクも使っていますが、10年乗っても(キレイに使っている限り) 全く古くならないものね。
お礼
なるほど、こういう違いがあったんですね。 乗り比べできるところ探してみます。 とてもよく分かりました。 ありがとうございました