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アルミニウム当量について
今、放射線について勉強しています。アルミニウム当量について教えてください。持っている本にはのっていないので・・・。 また、保健学や放射線関係の大学院の事、よいサイトなどを知っていたらぜひ教えてください。
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X線の話で良いのですかね? aluminum equivalent ってのはX線フィルターの効果をいーかげんに表すのに使う概念で、アルミ何ミリに相当する濾過効果、って意味です。例えば10mmAl eq という調子ですね。 この数値は本来実測して決める物です。手に入るアルミってのはみんな合金ですから、99%以上アルミを含むもの(JIS H 4000のNo.1100)を使います。X線源から1000mmの所に電離箱式の照射線量計を置いて、さらにその後ろ1mに散乱体(壁とかヒトとか)が無いようにします。で、X線源から500mmの所に調べたいフィルターを置いて線量Aを計測します。それから、フィルターの代わりにいろんな厚みのアルミ板を置く。それで線量を計測します。で、アルミ板の厚み(mm)と線量をプロットしたグラフを作ります。このグラフの上で、Aを探せば、アルミ当量が出るわけですね。 もちろん、フィルターを透過したX線と、アルミ板を透過したX線はエネルギースペクトルが違います。従って、X線管の電圧を変えればアルミ当量も変化します。だから、いーかげんですね。 大学院、いっぱいあると思いますが、専門学会誌でまともな発表をしている所を選ぶ、というのはどうでしょうか?
お礼
早速の回答ありがとうございました。これからも何か質問があったら。よろしくお願いします!