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グラム染色法で透明の桿菌
始めまして。授業の実験でグラム染色法を行ったのですが、顕微鏡で陰性(赤)の長桿菌と一緒に、透明の短桿菌がみられました。試薬は石炭クリスタル紫液、ルゴール液、純アルコール液、パイフェル液を使いました。なぜ透明になってしまったのでしょうか??
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- harutirun
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回答No.2
上記の質問をした者なのですが、IDを忘れてしまい返信が遅れてしまいました。迅速に回答していただいたのにお礼もできず申し訳ありません。 透明な短桿菌のような物は芽胞だったんですね!確かに使ったコロニーは古いもだとききました。長桿菌もグラム陰性菌ではなかったのですね。次に実験をする機会がありましたら、その方法でやってみようと思います。 やっと疑問が解決しました、的確な回答していただき有難うございます。
- kazu-nori
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回答No.1
おそらくBacillus属やClostridium属といった有芽胞細菌の芽胞が染色されず、透明な桿菌に見えているのでしょう。 芽胞を染色するには、Wirtz法などで行わなければなりません。 Bacillus属やClostridium属はグラム陽性細菌です(例外あり)。 見えたのがグラム陰性の長桿菌とありますが、芽胞が単独で観察されているところを見ると、供試したのはあまり新鮮な培養物とは思われません。 古くなった培養物では、グラム陽性の菌が陰性に見えることがあるので、より短い培養時間で観察してみてください。 そうすれば、母細胞の中に芽胞が形成されていく様子も観察できると思います。