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住宅の構造材として利用される木材

木造住宅について、しばしば呼吸する家などと言うキャッチフレーズを耳にします。 木は伐採してもそのまま生き続けており、周囲の湿度に反応して湿気を吸いこんだり吐き出したりしていると認識しています。 生き続けるかはさて置き、伐採され住宅に使用されている構造体となる木材について疑問があります。 材木となった木材は成長が止まる=光合成を行えず炭素を蓄えることができなくなり、結果CO2の排出はどうなってしまうのでしょうか? くだらない質問かもしれませんが、回答お願いいたします。

みんなの回答

  • woodlot
  • ベストアンサー率16% (1/6)
回答No.4

最近、構造材として使われている集成材や人工乾燥材は、湿気を吸ったり、吐き出したりする働きは無いと思います。 無垢の天然乾燥材の場合は、生きてはいませんが、吸湿機能を持っていると言われています。正倉院などがその代表例だと思います。 さて、材木となった木材は、成長が止まりますので、その時点以上に炭素は増えません。 住宅の構造材と使われる限りは、材木となった時の炭素は蓄え続けます。しかし、最終的には解体されるので、炭素は空気中に排出されます。 伐採した箇所に木を再び植えれば、排出された炭素は樹木内に再び固定されます。炭素が循環する仕組みになっています。

回答No.3

大気中からCO2として吸収された炭素は、木材の中にセルロース・リグニンなどの炭素化合物として固定されています。腐敗したり燃えたり、シロアリに分解されたりしなければ、新たに炭素を固定はしませんが、生存中に固定した炭素はそのまま木の中に保持されます。 きちんと管理された山なら、その木を伐採したあとに植林するので、森として考えればその後も継続して炭素を固定し続けます。 1ヘクタールの住宅地に40坪の木造住宅が20軒建っているとすると、1ヘクタールの40年生の森林に相当する炭素を蓄えているという試算もあるそうです。 日本が輸入している外国産の木は、ほとんどが自然林の伐採によるもので、そのあとの植林もほとんどされていないのが実情のようです。ですので、外国産材は安いですが、森林の減少に拍車をかけているのです。 その上、外国産材を輸送する船のガソリンで、結局CO2を出してしまっています。マイレージが長すぎるのです。 また、木を建築に使っても、樹齢50年の木を使ったなら、その家は50年以上使わなければせっかく木が固定した炭素を放出してしまうことになります。 「近くの山の木で家をつくる運動」のHPも見てみてください。

参考URL:
http://www.suga-ac.co.jp/eco/yama.html,http://www.yamacho-net.co.jp/index.html
  • tabi2007
  • ベストアンサー率10% (80/740)
回答No.2

ひょっとして 木材住宅によるCO2削減は、 材木が光合成をしてCO2を吸収するから だと勘違いしていませんか?? ついでに、光合成をするのは材木の部分ではなく葉の葉緑体ですし 材木になる部分は生えている段階ですでに細胞が死んでいます。

  • amefura
  • ベストアンサー率20% (36/176)
回答No.1

普通は一定の面積の森林から、毎年一定量の木材を切り出し、一定量の植林をしてバランスが取れている状態ですから、あまり気にすることは無いかと。 木材を購入する時に固定化された炭素も一緒に買うことになりますが、その処分費用が購入費に含まれるか、後から支払うか、で言えば、現状では後者ですかね。

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