• ベストアンサー

ヤシ殻製品のNa, K塩の除去方法を教えてください。

ヤシ殻チップをランの用土に使いたいのですが、海水中に保存されているためか、NaやKがヤシ殻組織に強く吸着されていて水に浸漬するだけでは除塩できません。そのため葉に障害が徐々に発生してきます。同じ現象は外国でも報告されていて、硝酸カルシウムとEpsom塩溶液に浸漬しているようですが、その原理と、簡単に入手可能な硫安が使用可能かどうかご教示ください。よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • indoken
  • ベストアンサー率37% (173/457)
回答No.1

ヤシ殻チップを実際に使ったことはありませんが、興味がわいたのでちょっと調べてみました。 銘柄によって相当異なるが、多量のKを含み、十分にあく抜きをする必要があると書いてありました。 さて、「硝酸カルシウムとEpsom塩(硫酸マグネシウム)溶液に浸漬」することの原理は、推測ですが、 1)培地の塩基バランスを改良すること=培地の塩基の主体はカルシウムとマグネシウムにするのが普通。 2)余分なK(とNa?)をイオン交換して洗い出す=障害が徐々に発生するとのことですし、水に浸漬しても除塩できないとのことですから、K(やNa)はおっしゃるとおり吸着されているのでしょう。硝酸カルシウム溶液などに浸漬すれば、吸着されているK(Na)が塩基交換で溶け出します。 硫安が使用可能かどうか。 上の2)については硫安でも可能ですが、1)についてはだめですね。というより窒素栄養の過剰を引き起こして、大変なことになりかねないです。 私は、石膏(硫酸カルシウム)を混ぜることなどで、比較的簡易に1)2)の効果が生じるのではないかと思います.

Paph
質問者

お礼

ご回答に感謝いたします。硝酸カルシウムでK、Naを脱塩し、EpsomでMg++イオンを添加するということですね!危うく硫安を使うところでした。有難うございます。

関連するQ&A