地球に月がなかったら環境はどうなっていたか?
とあるSF作品で、月がない場合に地球環境はこうなっていたと語られていました。
潮汐は弱くなる。
潮汐は自転に対しブレーキのように作用するが、それが弱くなるため自転の速度が現在より早くなる。(現在の3倍、一日は8時間)
自転による遠心力で重力が相殺される。(-10%)
月明かりがないため夜は真っ暗。
大気は濃密になる。
自転が早いため東から西へ絶え間ない強風が吹きつづける。
その風にあおられ海の波も常に高く荒い。
作中ではこの設定に基づき生物がどんな進化を遂げたかを考察していました。(生物学カテゴリで質問してます http://okwave.jp/qa/q7206775.html)
実際のところ環境にはどんな違いが出るのでしょう?
腑に落ちないのは潮汐と大気。
月がないなら潮汐は弱まるのではなく無くなってしまうのでは?
大気は重力が弱まるならむしろ希薄になるのでは?
大気も地球の自転に合わせて動くのだから、その自転速度が急激に変化しない限りどんなに自転が早くても相対速度は0であり風は発生しないのでは?(自転が早すぎて大気の加速が追い付かない?)
作中では、月はよそからやってきたのが地球の重力圏に捕まったという説が採られていましたが、もし月がない天体に月並みの質量をもった衛星が突然加わったらどんな変化が起こるでしょう?
そして、もし今の地球にもう一つの月が加わったとしたら…?
潮汐や自転速度の変化から相当な天変地異が発生すると思いますが、具体的にはどんなことが起こるのか?
詳しい人の意見を聞いてみたいです。
お礼
大変よく分かりました。 まだまだ不可思議なことがありますが、理解するには頭が追いつかないです。 ありがとうございました。