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コンクリートの水和反応について
コンクリートは水とセメントの化学反応により固まります。 コンクリートは固まった後に水分を通すのですか? それならばセメント、水、骨材を混ぜる際に少々水が少なくとも、水に浸しながら養生すれば、平気ではないのはなぜですか? あと、コンクリートが縮むのはどうしてなのでしょうか?わたしは水分が蒸発して縮むのだと思っていたのですが、水分が蒸発してしまったら、コンクリートの中がスカスカになってしまいますよね? 上手い日本語が浮かばなかったので、幼稚な文になってしまい申しわけありません。 コンクリートについて詳しいホームページなどがありましたら教えてください。 よろしくお願いします。
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>コンクリートは固まった後に水分を通すのですか? 基本的には通さないけど、生コンには空気が混入するのを防げませんので、コンクリート中には必ず空隙が発生します。 そのような空隙やひび割れなどを水分は移動することは可能です。 >それならばセメント、水、骨材を混ぜる際に少々水が少なくとも、水に浸しながら養生すれば、平気ではないのはなぜですか? コンクリートの強度は練り混ぜ水の割合でほぼ決まりますので、まだ固まらない状態で水分が入ってしまうと、配合計画以上の水分により、コンクリート強度が低下します。 なお、ある程度固まったコンクリートは水中養生をすることもあります(実験用の試験体等)。現場だと夏などでは、水和反応に必要な水分が蒸発してしまうことを防ぐために、散水養生することもあります。 また、打設に必要な流動性を確保するためには一定量の水分が必要です。この水分は水和反応に必要な水分より多いですので、コンクリートがきちんと流れ込むのに必要な量を確保しておけば、それ以上の水分を入れる必要はなく、それ以上の水分はむしろ強度低下につながります。 つまり、コンクリートに必要な強度を確保するために必要となる水分量はきちんと計算されて決められているからで、それ以上でもそれ以下でも不都合がつくからです。 >コンクリートが縮むのはどうしてなのでしょうか? 水和反応は発熱を伴う化学反応です。 温度が高くなるとコンクリートは熱膨張します。 水和反応により発生した熱でコンクリートは膨張し、水和反応が収まり発熱量が少なくなると、冷えて縮みます。 ちなみに冷えて縮む際に、よくひび割れが発生します。 >コンクリートについて詳しいホームページなどがありましたら教えてください。 基本的なことを学ぶには、ホームページよりコンクリートに関する入門書を1冊読んだ方がよいと思います。
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化学返応で凝固するのが解っておりながら。この様な質問ですか~? 養生するとシート敷設・撤去の手間賃と費用を考えてください。 コンクリートが、縮む・・・? 季節?気温?景気?ブーム? 多分、打設に従事している方なのかな・・・。 自分の親方や先輩に質問して基本と常識を把握して次の段階へ。 書店行って一行でも、関心あれば買うべきだし。 何でも人から聞いても役に立たないぞォー。もう少しガンバレ!
お礼
どうもありがとうございました。 とてもわかりやすかったです。入門書も今度書店で探してみます。