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CO2貯留のメカニズム

CO2貯留で幾つか質問があるのですが、 (1)発電所からでる排気ガスからCO2を回収するとき、どのような方法でCO2を回収するのでしょうか? (2)回収したCO2は超臨界流体という状態にするらしいのですが、どのような方法でその様な状態にするのでしょうか?また、それはCO2を回収した後どこで行われるのですか? (3)貯留したCO2は、今後利用する予定はあるのでしょうか?それとも、そのまま地中に埋めておくだけなのでしょうか?

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  • cat-food
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回答No.2

(1)いろいろな方法があります。よく使われるのはアミンなどのアルカリ溶液に吸収させる方法です。排ガスをアルカリ溶液に通すとCO2だけがアルカリ溶液に溶け込みます。その後、アルカリ溶液を蒸留するとCO2がアルカリ溶液から分離しますので、溶液の方は循環して利用します。 CO2だけを透過する膜を使ったり、吸着剤に吸着させて分離する、低温にして分離する方法もあります。 (2)貯留には地中に貯留する方法と海洋に貯留方法がありますが、地中の場合は砂岩など隙間の多い地層に送り込んで貯留する方法や油田層や炭田層に送り込むなどの方法があります。地中に送り込む場合、高圧、高温となっている地層であれば、超臨界状態になっているものと思われます。 ちなみに海洋の場合は単に海水に希釈する方法や水深3000m以上の深海底にパイプで送り込む方法などがあります。深海底に送り込む場合は、CO2がクラスレート・ハイドレートという状態になります。 (3)油田層や炭田層にCO2を送り込むと、その圧力によって石油やメタンが回収されるので、CO2の利用といえないこともありませんが、貯留されたCO2自体を再利用する計画は、いまのところないと思います。CO2が再利用できるのなら、そもそも貯留する必要はないでしょう。

mydecklin
質問者

お礼

回答ありがとうございます。とても参考になりました。(2)の超臨界流体にする方法をもう少し詳しく教えていただければ幸いです。

その他の回答 (1)

  • ymmasayan
  • ベストアンサー率30% (2593/8599)
回答No.1

1.想像ですが極低音に冷やすのでしょう。   現在も空気を冷やしてドライアイスを製造しています。 2.超臨界は気体と液体と固体の境目だと思います。   冷却と加圧で実現するはずです。 3.画期的な利用技術が見つかるまでは殆ど死蔵でしょう。   一部には枯れかけた油田に注入して原油を押し上げて採取しようと言う考えもあるようです。   

mydecklin
質問者

お礼

回答ありがとうございます。もう少し具体的な方法を教えていただければ幸いです。

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