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フットボールの起源
フットボール(サッカー?)は元々今より何倍も何十倍も広いスペースを使って1チームが500人ぐらいでプレーされており、やるたびに何人もの死者が出たという話を何かの本でちらっと読んだのですが、もっと詳しい事情をご存じの方は教えて下さい。また、このようなことに触れた本があれば教えて下さい。 スポーツがもともと代理戦争の役割を持っていたと考えると、現代のサッカーでフーリガン同士が衝突して死者が出たりするのもかわいいものなのかもしれません。
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フットボールの起源とされているのはマス・フットボールと呼ばれる競技で、双方の町の城門などをゴールとして、町の男衆総出でボールをゴールまで運びあう競技です。競技地域は特に制限されず、ボールを手で扱ってもよく(ほとんど足は使わない)、ボールを前に投げても、相手をボコってもかまわないルール(というか、ルール無し)で行われました。ですから、当然、けが人続出、死人も出たわけです。 サッカーよりはラグビーに近い競技です。 インド起源説とか、蛮族がはねた首を蹴り合ったというのもありますが、これらは、少なくとも、現代のフットボールにつながる物ではありません。 この競技は代理戦争ではなく、ほとんどが祝祭の行事として行われました。日本の喧嘩祭りみたいな物です。ボールが木の棒になりますが、岡山西大寺の会陽(裸祭り)と似たような物ですね。 これが、19世紀にルールが整備され、手の使用を禁じる派がフットボール・アソシエーション(サッカー)を結成し、ボールを手で前に進めることを禁じる派がラグビー・ユニオンを結成して現在にいたります。アメリカでは、原始的なラグビーからアメフトが誕生しました。また、アイルランドでは独自に発展してゲーリック・フットボールになっています(今でも現地では盛んにゲームが行われており、最大の観客を集める競技です)。 書籍としては、中村敏雄「オフサイドはなぜ反則か」(平凡社ライブラリー)を挙げておきます。 なお、今でも死者の出る競技は結構ありますから、フーリガンの馬鹿げた行動とは一線を画すべきでしょう。
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- tanuki4u
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ボールも ボールでなく 生首だったという 話も聞いたことがあります
お礼
ご回答ありがとうございました。
お礼
お見それしました。こんなに早く、しかも的確な回答が寄せられるとは思いませんでした。ありがとうございます。感謝します。