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赤外吸収スペクトルについて

先日、ナイロンの合成の実験を行いました。 ナイロン66の膜をつくり、その赤外吸収スペクトルを 測定しました。でも、その意味がいまいちよくわかりません; またグラフの一部にナイロン66の(理想の?)グラフには 現れないはずの山があります! 1450cm-1あたりなのですが…。 先生いわく1,6-ヘキサンジアミンという物質由来のものらしいのですが それもまたよくわかりません! どんな内容でもかまいませんので早めに助けてくださ~い!!

みんなの回答

  • mojitto
  • ベストアンサー率21% (945/4353)
回答No.2

ちょっと手元に資料がないので正確な解答はできませんが… 1450cm-1がヘキサンジアミン(ヘキサメチレンジアミンという僕は時代遅れなのかなぁw)由来であるのであれば、おそらくアミノ基あたりでしょうね。 重合度にもよりますが、低い場合は末端の官能基もスペクトルが現われることがあります。 また洗浄がキレイにできていないと、未反応のヘキサンジアミンを洗い流すことができずに残留する可能性もあります。 おそらく学生実験でしょうから確認手段はないと思いますが、通常の実験であれば、66ナイロン、アジピン酸(アジピン酸クロリド)、ヘキサメチレンジアミン、(場合によっては溶媒)のスペクトルを取り、照らし合わせてみると、そのスペクトルが何に由来するか確認できます。

  • rain_drop
  • ベストアンサー率30% (31/101)
回答No.1

赤外吸収スペクトルは、主に有機化合物の官能基を分析する手法です。ナイロンであれば、アミド結合のピークが出てくると思います。 現れないはずのピークは、合成時の残留分(モノマー)です。

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