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ロシア語の完了体と不完了体について
Если не поймёшь, мы тебе поможем. 「もしわからなかったら、わたしたちが手伝ってあげるよ。」 これは「わからない(完了体)」「手伝う(完了体)」です。なぜともに不完了体ではないのか、わかりません。 もし上の動詞が不完了体だったら、意味はどうなるのでしょうか?
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完了体の基本的な用法は、「動作の完了、結果、一度きりの動作」であり、動作の経過は考えません。ある動作が「成し遂げられた」ことを意味します。 一方、不完了体では「動作の過程と継続」を表します。 ですから、ご質問の文では、「分からないという事態が起こってしまった」場合、例えば宿題をしていたという状況なら、「わからない問題があった」という、ひとつの完結した動作があったということです。 後半部分は「分からない問題を手伝って解く」という結果を求められる動作ですから、完了体を用います。 もし不完了体現在を用いたとしたら、「今理解できていない状態なら、私たちが手伝ってあげています」という奇妙な文になります。 不完了体未来を用いたとすれば、「これから先、あなたにわからないことが続けば、私たちがその都度手伝ってあげる」という意味になり、ありえないことはないです。
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- trgovec
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完了体動詞の現在が使われているので意味的には未来のことであると言えます。聞き手である「あなた」が行うことは未来のことで、それをとりあえずできる限りやってみてその結果(ここで完了)「分かんなーい」、私たちは手伝うからには最後まで手伝ってやる(完遂する。ここで完了)。 不完了体なら、「あなた」は今現在「分かんねー」と悩んでいる状態ですが、「私たち」の方も不完了体にすると「今手伝っている状態」、この解釈は条件文で表すには不自然。もし習慣ととらえれば「あなたが分からないなら、私たちが手伝っている」状態が日常的に行われていることになるのでしょうか(これは自信なし)。
お礼
trogovec さんと machirda さんとで、完璧に理解することができました!