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一般撮影装置とTV装置
医療に少し関係ある仕事をしています。 すごく、基本的なことかもしれないのですが、いわゆる一般撮影装置とは、腹部消化器造影をするときに使うTV装置で代用できないのでしょうか? 素人考えですが、TV装置があれば一般撮影はいらないような気がして・・・ どなたかご教授ください
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モニタは解像度が悪いし、コントラストも256グレースケールです。これでは全く診断できません。 消化管造影でモニターを見ますが、実際に診断をつけるのはフィルムに撮影したモノです。 ちなみにデジタル化した一般撮影CRだと、大体グレースケールの情報だけで10-12bitです。画素数は2~3K×2~3Kです。デジタル医用画像モニタの規格があるのはそのためです。胸部写真では3Mクラスのモニタ、マンモグラフィでは5Mクラスのモニタが推奨されます。いずれにしても、元が10-12bitとしても、モニタ表示自体は8bitなわけで、「ウィンドウ条件」というモノで表示を変えて観察するわけです。
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- 2St
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出来ない訳ではないですよ。 実際私の勤務先では、「一般撮影もある程度できる」 (あくまでメーカーの触れ込みですが)透視台があります。 ですがその装置は、透視にしか使っていません。 一般撮影用には、立位と臥位用のブッキー(撮影)台が、それぞれあります。 (管球は、別に天走でもうひとつあります) 現実的には、その透視台がアナログで、その他一般撮影がデジタル(CR)なので、 使いようが無いのですが、汎用はあくまで汎用ということです。 例えば、うちで使っている汎用機(透視台)では、最大撮影距離が150Cmですが、 胸部立位撮影は、通常撮影距離は200Cmですよね。 あと問題になるのは、被写体への入射角が、透視台のような形ですと限定されます。 (対軸方向に多少角度が付けられるものもありますが。) 様々な撮影法に、対応出来なくなります。 つまりそういった装置は、いわゆる「開業医向け」といわれるもので、実用性に乏しいのです。 (ある程度の撮影が出来れば良い、程度の装置です) 質問者さんが、どういった立場からの疑問なのかは判りませんが、 撮影法に関する多くの「マニュアル本」も、 現実には様々な体形や障害などで、マニュアル通りに行かないケースも多く、 装置の自由度が低いと、使い物にならないと思います。 質問の程度からすると、質問者さんの立場が気になりますが、 「医療に少し関係ある仕事」とは、どういった仕事でしょう? 医師・歯科医師・放射線技師以外で、撮影などしている訳ではないでしょうが、 ちょっと引っかかりましたので・・・。 Gooでも、今だに無資医療を知らずにいる方を見かけますので、 少し心配になりました。
お礼
ありがとうございます。 仕事は、販売会社(メーカーではありません)です。 もちろん臨床での撮影などしたことありません。 今後の業務の参考にさせて頂きます。
お礼
参考になりました。 ありがとうございました。