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松本清張ファンの方へ!
松本清張の作品で「悪女もの」を教えて下さい。ドラマにもなった「けものみち」「わるいやつら」「黒皮の手帳」、これ以外に何かありませんか? スゴーク悪い女を読んでみたいのですが。 あと、他の作家の作品でも結構です。スゴーイ「悪女もの」をご存知の方、是非、いっしょに教えて下さい! あー、悪女に会いたい・・・
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私も#1の回答者の方と同じく、清張だったら「霧の旗」をオススメします。 他の作家で思いついたものは、 ボアロー&ナルスジャック「悪魔のような女」 夫と愛人が保険金の掛かった妻の殺害を計画するのだが… 何度か映画やドラマになってます。日本でドラマ化されたものはオチを台無しにしていました。 カトリーヌ・アルレー「わらの女」 大富豪と結婚し、財産を奪おうするヒロイン。悪女書きのアルレーの代表作。 (ミステリとしては致命的な欠陥があるのですが…) 山田風太郎「妖異金瓶梅」 先入観なく読んで欲しいので詳しく書けませんが、傑作だと思います。 シャーロット・アームストロング「あほうどり」(短編) ある事がきっかけで、未亡人とその妹(車いす)と一緒に暮らすことになった主人公。 この未亡人,一見普通のおとなしい女性に見えるのですが… 「あなたならどうしますか?」という短編集に収録されています。
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昨日書きかけてたのですが、時間がなくなってしまって、閉じてしまいました。今日まだ締め切ってなかったので、書かせていただきます。 『一年半待て』はどうでしょう!長編ではないと思いますので、短編のひとつとして入っているのでしょうが、結構ドラマ化されてます。私が見たのはかなり前なので、市原悦子がやってましたが、検索したときは浅野ゆう子のが載ってました。暴力夫を殺してしまうのですが・・・後は読んでのお楽しみという事で
参加させて貰います。 疑惑の球磨子は悪女だと感じましたが、No1とNo4のかたがおっしゃる 「霧の旗」のヒロインは悪女とはおもえません。 むしろ兄思いの女性だと感じました。人それぞれの感じ方で面白いです。
補足
おっしゃる通りです。「悪女」の定義が異なっているのでしょう。「愛ゆえに犯罪に走る」というのは、むしろ愛の強さを感じさせる主人公ですね。ただ、愛ゆえの『復讐』も度が過ぎると、狂気を含んだものになるので、「恐ろしい女」と言えるのかも知れません。ただ「悪女」と「恐ろしい女」は違いますね。本当の「悪女」とは、血も涙もない女の事だと思います。根本的に、「愛が欠如している」と言えば良いでしょうか。私が読みたいのは、そんな悲劇的な女です。
- hammett
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清張だと 「疑惑」 http://www.amazon.co.jp/%E7%96%91%E6%83%91-%E6%9D%BE%E6%9C%AC-%E6%B8%85%E5%BC%B5/dp/4167106671/ref=sr_1_1/249-7232859-4309911?ie=UTF8&s=books&qid=1175749116&sr=1-1 がありますね。映画にもなってます。 http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=148244 これは怖かったですよ。主演の桃井かおりの白痴っぽさがありながら狡猾な悪女ぶりが不気味でした。 あとは「悪女」というわけではないですが女性作家の書くサスペンスはじわじわと不安感を掻き立てるものが多いので怖いですよ。女って怖いな~と思わせます。小池真理子、篠田節子、恩田陸、桐野夏生、カトリーヌ・アルレー、マーガレット・ミラー、パトリシア・ハイスミス、ルース・レンデルなどなど。
お礼
「疑惑」は好きです。海外の女性作家にお詳しいんですね。図書館でチェックしてみます。ありがとうございました。
清張じゃないんですが、アガサ・クリスティの「ナイルに死す」なんてどうでしょう?最後に衝撃の結末が待っています。
- hidtauch
- ベストアンサー率33% (1/3)
悪女といえば「霧の旗」です。 殺人容疑で捕らえられ、死刑の判決を受けた兄の無罪を信じて、柳田桐子は九州から上京した。彼女は高名な弁護士大塚欽三に調査を懇願するが、すげなく断られる。兄は汚名を着たまま獄死し、桐子の大塚弁護士に対する執拗な復讐が始まる・・・。それぞれに影の部分を持ち、孤独化した状況に生きる現代人にとって、法と裁判制度は何か?を問い、その限界を鋭く指摘した野心作です。 1991年に田村高廣、安田成美出演でドラマ化されました。
お礼
見逃してました。さっそく読んでみます。ありがとうございました。
お礼
「あほうどり」、おもしろそうですねー! 「悪魔のような女」は最初のクルーゾのものがベストですね。「わらの女」は、ペキンパーの「わらの犬」を思い出しました。あの女もちょっと悪かったなー。素敵な情報、ありがとうございました。