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青い鳥=green bird?
イギリスやオーストラリアなど英語圏の国では幸せの青い鳥=green birdなのでしょうか? 以前、ホームステイ先でgreen birdと言う言葉が出てきたのですが、何で使われていたのか思い出せません。 もし、青い鳥=green birdではなければgreen birdに何か別の意味はあるのでしょうか?
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メーテルリンクの童話の青い鳥でしたら、The Blue Bird. です。 しかしこの童話の話ではない場合、日テレの「世界一受けたい授業」に出たどこかの先生の話によると、生活における青や赤に関する人間の知覚は、それを言葉に置き換える場合、その地域の民族性や歴史がかかわるようです。つまり「青」でも地域や歴史の中で行ってきた感覚の表現(どういう言葉で色を認識し、他人と確認していたか)の違いが、言葉にブルーであったりグリーンでったりと、表現が異なるようです。 例えば日本では緑色の信号は「青信号」といいますが、これは日本人の自然環境の中で、緑色のものを青いものとしてあらわしてきたからだそうです。青菜とか、果実がまだ青いとか、あいつはまだ青いとか、のような事例です。これは日本人は自然の中の青緑系統の色を「青」として表現してきたことからのようです。 逆に沖縄では、緑と赤という2つの分け方をしていたので、青という概念がなかったということだったと記憶しています。 また信号も、いまでこそいろんな国で黄色の信号もできていますが、昔は緑と赤しかなく、黄色=注意という概念は日本人には当たり前でも、そうでない国も存在していました。 ですので青い鳥をGreenであらわす国や地域があることは容易に想像がつき、これはその地域の文化的影響によるものだと思います。