高調波電流抑制対策について
受電電力:6.6kV
契約電力:122kW
動力負荷:
(1)送水ポンプ 55kWx2台(*1)
(2)水処理ポンプ 22kWx3台
(3)井戸ポンプ 22kWx1台
注記) *1 はインバータ制御で内1台は予備機です。
電灯負荷:5.0kVA程度
上記、(1)について高調波電流を計算したところ
抑制対策が必要になります。
ただし、稼働率30%と仮定してます。
実際に測定したデータは以下のとおり。
(1)総合電圧歪率: 1.7%DFV
(2)総合電流歪率:19.1%DFI
(3)各次高調波電圧・電流含有率は
No. , %V , %I
3 , 0.5 , 10.9
5 , 1.4 , 9.4
7 , 0.8 , 10.5
9 , 0.1 , 2.3
11 , 0.3 , 3.5
ここで、高調波抑制対策ガイドラインの付属書には、総合電圧歪み率を6.6kV配電系統で5%を高調波環境目標レベルとしているようです。
今回、実測値では総合電圧歪み率:1.7%であり問題ないものと考えて良いのでしょうか?
それとも、対策が必要なのでしょうか?
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 大変参考になりました。