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ギィー―――ッ!!
ふっと思ったんで、聞いてみることにしました。 よくガラス窓に鉄の爪みたいなのでギー―ッて引っかくと生理的に嫌な音がするじゃないですか?? 大して騒音でもないはずだなのに、どうも鳥肌が立ったりするのはどうして? よく学校で黒板や窓に爪でギー―ッてやって周りの迷惑になってましたけど。 どうして人間の耳はあの音があんなに嫌な感じに聴こえるのですか? 他の動物(イヌやネコ)には大した音に聞こえてないように思うのですが。 仮に人間に近いサルに同じギィーーーッ!!を聞かせたら、嫌な気分になったりするんでしょうか?
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これはわたしも以前から不思議に思っていましたが、ある回答を書いてみて、あるいは、そういう回答が発想できるようになった頃からか、不思議に思わなくなりました。その回答は、「音楽は何故、人間に快感をもたらすか」という質問の回答です。 これの逆なのですが、あの「不協和音」は、もっと単純なものだと思います。 言ってしまうと身も蓋もないかも知れませんが、風邪を引いた時など「悪寒」を感じると思います。また、歯が痛い時は、どうしてこう痛いのか、不思議にも思ってきます。胸が苦しくなることもあります。 これは「不快な」身体状態や、痛みや、苦しみや苦悶や、感覚と感情のネガティヴな、やりきれない、その場から脱したい状態があるということです。息を止めて3分間頑張ることができるでしょうか。2分がいまがせいぜいだと思いますが、あの時の「苦悶感」は何なのでしょうか。 或る種の振動数の音、あるいはある種の「音色・波形」の音波は、それ自体が「神経的な不協和音」か、または、それによって誘導される「内部感覚・感情」が、あの耐え難い「不快な感じ」なのだと思います。 これでは説明にならないかも知れませんが、苦しさや痛みは、何故苦しいのか、何故痛いのかというのは、理由が分かりません。窒息の独特の「苦悶感」は何かというのも、よく分かりません。 意識の知覚事態として、あのようなものがあるのだということになります。痛みや苦悶もそうで、「ある」としか言いようがありません。 目的的には、あの音は、「危険」を意味する音なので、「不快感」を誘導して、逃れる行動を誘導するために、ああいう不快感が出てくるという説明が可能です。 他方、どぎつい原色の氾濫を見ていると気分が悪くなるというのは、神経的な反応だとも言えます。眩しすぎる光や、高すぎる音楽の音も苦痛です。これらは、神経的に不調和であり、不快なのです。 あの音は、「背中に悪寒が走る」耐え難い音です。おそらく「神経的不協和音」なのだと思います。あの音が、鍵となって、不快感が誘導されるというより、音の振動数や波形自体が不協和で、不快なのだと思います。 ああいう音を、四六時中聞かせて、拷問をし、人を発狂させるか、自殺に追い込むこともできる、とか、どこかで読んだ記憶がありますが、確かに、そういう感じがします。 分解すると。「生理的悪寒をもたらす+苦痛・苦悶中枢を刺激する」この二つが、同時に、最低で起こっていることです。 サルにも同じ効果がある可能性が高いと思います。イヌなら、近所のイヌで実験できるはずです。貴方は、耳栓でもして、イヌにあの音を聞かせるのです。イヌは馬鹿だから、平気な顔をしているかも知れませんし、卒倒するかも知れません。なにごとも実験です。 >No.277863 質問:そもそもなぜ人は音楽を快感に感じるの?下 >http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=277863
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- acacia7
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あの音が猿の警戒の叫び声に似ているからというのを聞いたことがあります。 また、猿にも種類がある様で、この音が大丈夫な人とそうでない人がいるらしいです。
お礼
いろいろな説があるんですね。 生物学的な根拠は難しいのかもしれませんね。 ふと思っただけなんで答えてくれてありがとう。
お礼
あぁ、こんなに丁寧すぎる解説ありがとうございます! 大変参考になりました。ありがとう。 音の不思議・・・生物的ではカテゴリが違ったのかな。 今度音楽の方で質問を・・・って、そうゆうわけにもいきませんけど、とにかくありがとうございました。