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墓誌の記述内容
現在無宗教の家ですが、先祖は浄土真宗です。 初めて東京近郊に墓地を手に入れ、これから墓石を建てます。 故人の来歴を永代残したく、墓誌に下記の項目を 刻みたいのですが、何か問題ありますか?。 1)戒名 2)本名(戒名の後ろに括弧書き) 3)生地(概略) 4)生年 5)没地(概略) 6)没年月日 7)没年齢
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坊さん@浄土真宗です。 特に問題ありません。 ただ1点。浄土真宗には戒律がありませんので戒名はありません。 お釈迦さま(釋尊)の仏弟子としての名として「釋○○」という『法名』があるだけです。戒名と言わず法名(ほうみょう)と言います。 3)生地(概略) 4)生年 5)没地(概略) は、あまり墓誌に書かれているケースは少ないですが、もちろん書いてもかまいません 合掌
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- amida3
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No.1回答者の坊さん@浄土真宗です。 > 父:穐岳明政信士位(没地:大阪市) 普通最後の「位」の下字は位牌には転記しませんよ。 これはわかりません位牌の上に梵字が付いていますか? 梵字が「ア」なら真言又は天台です。「バク」なら天台・臨済・曹洞宗など禅宗。「キリーク」なら天台又は浄土宗 >母:梅譽妙香信女(同上) 上に梵字の「キリーク」があれば浄土宗 >祖父:安誉教彰信士(没地:東京市麹町区、士族) これも浄土宗っぽい、梵字が「キリーク」であれば浄土宗 祖母:清浄光釈妙蓉信尼位(没地:北九州) 普通最後の「位」の下字は位牌には転記しませんよ。 清浄光は阿弥陀如来の意味で釋号が入るので浄土真宗なのでしょうが、現在の付け方とは異なりちょっと変。でも九州なので真宗でしょう。 菩提寺を持たず、行った先で適当に宗派に関係なく寺を変えているのでは?通常はこんなに統一性が無いことはありえませんが・・・。
お礼
いろいろ参考になるお話ありがとうございます。 どうやら先祖は江戸・東京の時代は「浄土宗」であったが、 震災・戦争で大阪・九州に移住してからは「浄土真宗」に変えたように思います。 激動の時代の都会では菩提寺も不確かです。 統一性がないのもやむをえないと思っています。 たまたま手にした墓地の母体が「浄土真宗」でもあり、 比較的自由で進歩的な教義にも共感性が持てるので これから浄土真宗を勉強してみたいと思います。 ありがとうございました。
訂正 「特に貴殿に仏教徒として供養してもらいたいのではない“か”と思います。」 “か”が抜けちゃったら逆になっちゃいますね! ゴキゲンヨウ!!! (^^)/~~~
一般人の不親切でわかりにくい話に不誠実を感じ心を乱されましたか?ワルかったですね・・・ ・・・なんちゃって(笑) 簡単に述べますが“浄土真宗”も“浄土宗”も同じ南無阿弥陀仏ですが、となえる意味合いがまったく違います。浄土真宗は念仏することによって現世肯定しますが、これは天台宗の念仏に非常によく似ています。浄土宗は浄土思想に基づいた念仏です。 さて、四霊の戒名は三宗派の寺院が付けていると思われます。浄土真宗、浄土宗、お父上は天台宗か禅宗の可能性があります。日蓮宗ではないでしょう。 分家、養子を繰り返す家にはよくあることです。しかし家の宗派は、一般階級では、百年以上前に廃止されたわずか二百年ほどしか続かなかった寺請け制度から始まったことですから、本来はあまり宗派に拘る必要はないことなのです。先祖が特に信仰していたとも思えません。 また、従軍の僧侶が葬儀をしても、故郷で葬儀をしなおして正式な戒名が授けられる場合がほとんどです。この場合はソレなりの立派な戒名が付きます。 “誉号”も現在は五重相伝を受けられる機会が少ないので、遺族にやはりソレなりの功徳を積んでもらった場合につけることが多いです。 ところで、話は変わりますが貴家は無宗教と自称されてますが、今までは単に宗教に縁が無かっただけではないでしょうか。 この一連のやりとりから、どうも貴家は阿弥陀如来に導かれているように感じてなりません。 故人の思い出や来歴等を書物に書き残すのではなく、墓誌を用いて祀る形は、戒名を刻まずとも立派な宗教行為で、過去帳は完全に仏教徒のやることです。 その行為を特に避けようともなさらないのですから、ご先祖様たちも貴家、特に貴殿に仏教徒として供養してもらいたいのではないと思います。 いかがでしょう、いい機会ですから浄土真宗、浄土宗、天台宗についてお調べになり、合うところ(仏縁のあるところ)に帰依なさることをおすすめいたします。 お気に触りましたら、素人の戯言だとご容赦いただければ幸甚です。 南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏 南無・・・ 一般人 boronboron 拝
お礼
いろいろ参考になるお話ありがとうございます。 どうやら先祖は江戸・東京の時代は「浄土宗」であったが、 震災・戦争で大阪・九州に移住してからは「浄土真宗」に変えたように思います。 戦時中に亡くなった母のお骨は高野山奥の院に納められているので、 「真言宗」とも縁があるかもしれません。 激動の時代の都会では菩提寺も不確かです。 統一性がないのもやむをえないと思っています。 たまたま当地(川崎市)で手にした墓地の母体が「浄土真宗」でもあり、 比較的自由で進歩的な教義にも共感性が持てるので これから浄土真宗を勉強してみたいと思います。 ありがとうございました。
- amida3
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No.1回答者の坊さん@浄土真宗です。 亡母さまの戒名からしますと、その戒名は浄土宗さんの可能性が高いですが(それにしては「誉号」が付いているのに道号がなく信女は珍しいと言うか?とも思います。「誉号」は五重相伝という儀式を受けた篤信者に付くものですので、○誉△△■■大姉なら間違いなく浄土宗と言えますが・・)、そもそもご先祖の土地での代々の菩提寺を調べなければ元々の宗旨はわからない方は多いですよ。(もっとも寺の所属宗派が近年変更になっていることもあるのでそれも確認しないとです。) 昔は同じ土地で代々続いていましたが、近年のように転居があると、転居先には自己の宗旨寺院が無いことは多いです。例えば、浄土真宗の方でも九州や北陸から千葉県など関東に転居すれば、お寺は人口比率で30分の1~50分の1の数しか無い地区が多いですから葬儀で自己の宗派を探すこと自体困難です。鎌倉もお寺が多い町ですが浄土真宗の寺院はありません。他の宗派でも全国均等ではないのです。現代なら交通の便があるので遠距離でもなんとかなりますが、昔は違います。 また、戦時中は戦地なら従軍僧侶として部隊随行の僧侶がその宗旨で葬儀をしますので自己の宗旨の戒名になっていない方はいます。また、国内でも住職が従軍で不在の場合には宗派が異なっても近隣寺院にお世話になるということは多々あったはずです。地方によっては周辺寺院もみんな同じ宗派と言うケースもありますが関東のようにまったくそうなっていない地域もあります。
補足
坊さん@浄土真宗 とても興味あるお話を丁寧にしていただきありがとうございます。 お坊さんの説明はすごく分かりやすく誠意が感じられ、心が安らぎます。 若いときは全く関心がなかったのですが、今、墓石を建てる機会に、先祖が信心していた仏教を少しでも勉強してみたいと思っています。 しかし、残念ながら宗派がどうやら確定できません。 位牌を見ますと、 父:穐岳明政信士位(没地:大阪市) 母:梅譽妙香信女(同上) 祖父:安誉教彰信士(没地:東京市麹町区、士族) 祖母:清浄光釈妙蓉信尼位(没地:北九州) とあります。 もしこれから先祖の宗派を類推できるでしょうか。父は京都府出身で禅宗の家から東京へ養子に来ました。 今、先祖の土地での代々の菩提寺を調べるのは困難です。宜しくお願いいたします。
“誉号”は浄土宗が好んで使います。 無宗教で、墓相も気にしないのなら何も問題はありません。決まりは無いのですから、やりたいようにやればよいでしょう。 ただ、無宗教なら戒名の存在も認めないのでしょうから、1) を刻むのは理に適わないと思われます。ニックネームや通称を刻むのと同じ感覚でしょうか。 これから仏教徒になるのならば別ですが。
お礼
ありがとうございます。 墓誌の記述内容についてはわかりました。 先祖の宗派については回答者のamida3様にも おたづねしているところですが、 「浄土真宗」か「浄土宗」か確かになりません。 両者は似ているようですが、やはり教えがちがうのでしょうね。 機会ががありましたらまた教えてください。
戒名を見る限りでは、禅宗の方かな? とも思います。 墓石に略歴を残すのもいいですが でも、末永く残るのは、紙が1番いいみたいです。 墓石よりも、自分の家の過去帳を作った方が いいと思いますよ。 石は、案外すぐ読めなくなります。 後、個人的なお墓を作ると、その人以外を 納骨しにくいですね。
お礼
ありがとうございます。 参考になりました。 「過去帳」を作ってみたいと思います。 しかし、紙では永大保存が難しいのではないでしょうか。 個人のお墓を作るつもりはありません。 家紋をつけた墓石を建て、墓誌に分かる範囲で先祖の名前を刻みたいと思っています。 他の回答者のご意見でも、先祖の宗派名が確信できなくなりました。 養子である父の実家は禅宗ですが、本家は浄土真宗(ひょっとしたら浄土宗)と聞いていました。
補足
坊さん@浄土真宗へ 丁寧な回答をいただきありがとうございます。 「戒名」と「法名」のお話、わかりました。 そうしますと失礼ながら、先祖が確かに浄土真宗かどうか覚束なくなりました。 亡母の戒名または法名は、位牌を見ますと 「梅誉妙香信女」(俗名は**キミ子) とあります。 これから宗派がわかるのでしょうか?。