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 朝ぼらけ手もとの急須も春ちかし

 わたしの手許には、つねに沸騰している電子ポットと、冷たい茶碗と 急須があります。茶を飲む直前に(目分量で)茶の葉を入れます。  いつもの手順(むかしの茶の間ドラマ)では、つぎのとおりです。   1.茶碗に熱湯を入れ、すぐに捨てます(真冬以外は略す)。 2.もういちど茶碗に熱湯を入れて、急須に流しこみます。 3.この急須から、茶碗に注ぐと、とても濃く熱く香ばしいのです。    そこに客人があらわれ、同じ要領で立てたところ、もう一杯お代わり を所望されました。口をつけた茶碗から、急須に戻すのはいけませんね。  茶道の作法と、物理学の両面から、いろいろ教えてください。

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noname#98815
noname#98815
回答No.1

こんにちは。ややぬるめの煎茶がおいしい季節になってきましたね。 もっとも季節にかかわらず、日本茶は熱湯をポットから直接入れるとおいしくありませんよね。わたしも必ず冷ましてから急須に注ぐ派です。 ご質問ですが、「湯冷まし」をご用意されてはいかがでしょうか。 煎茶器とおそろいのものでもいいですが、常滑や備前などですと、表面の細かい孔(ざらざらした面)がお湯の雑味を吸い、お茶の味をまろやかにしてくれます。 一煎めのお湯はお茶碗からでも、湯冷ましからでも。 二煎めからはポット→湯冷まし→お茶碗へ。 デパートの食器売場やお茶屋さんなどには置いていると思います。

bilda
質問者

お礼

 「ざらざらの湯冷ましで、まろやか」と覚えておきます。

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  • akipiyo
  • ベストアンサー率56% (101/180)
回答No.2

私は表千家の茶道を部活動でしていました。お煎茶の茶道もあるようなので、ちょっと的外れな回答になるかもしれませんが、私も大体いつもこのようにしているので、私なりの見解を。 1.これは冷たいお茶碗を温めることによって、飲むべきお茶が冷めないようにするための動作ですね 2.これは直接急須にお湯を入れると90度近いお湯がいきなり入ってしまいますから、それを防ぐために一度お茶碗を介することで湯温を下げるための動作です。(お茶の種類にもよりますが、煎茶の適温は60~70℃くらいです。)お茶碗は1ですでに温まっていますから、お湯の温度が下がりすぎず、かつ二回空気(室温)に晒されることによって、少しずつ適温になっていくのです。 1で真冬以外は略すのは、二回もお茶碗を温めなくても十分温まることと、元が少々冷たい茶碗なので、2の動作だけでお湯が適温になるのだと考えます。 3.適温のお湯でいれたお茶が、温かいお茶碗に入ることによって、冷めることなくいただけますから、とても熱くおいしいのでしょう。 口をつけたお茶碗から急須に戻すのは、やはり少々無粋といいますか、場合によっては失礼に当たりますので、別の新しいお茶碗でもう一服入れてはいかがかと存じます。 ・・・あんまり物理は入りませんでしたね。 でもせっかくなのでもう一言加えさせていただきます。(物理的要素を入れるためにも) 昔の茶の間ドラマと違っている点が一点だけあります。 使われているポットです。 電気ポットでも今の手順で十分おいしいお茶がいただけますが、昔のように魔法瓶に入ったお湯を使うとさらにおいしくいただけます。 といいますのは、朝沸かした(沸騰した)お湯を魔法瓶に入れて、おやつ時まで置いておくと、魔法瓶の中のお湯はだいたい70℃くらいに保たれているそうです。(実験したわけではないです。) そうすると、よりまろやかな味のお茶がでるのです。 たとえば玉露などは煎茶よりも低い温度(55~60℃?)でいれることが求められますから、まさにちょうどいいわけです。 昔の人の知恵や気配りって素晴らしいですね。 私が知りうるのはこのくらいですが、ご参考になれば幸いです。

bilda
質問者

お礼

 「むかしの魔法瓶は、よりまろやか」と覚えておきます。

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