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クローンの倫理性
クローン羊の【ドリー】が誕生したことで、 【クローン人間】が作られる可能性が十分出てきています。 【クローン人間】の倫理性における問題とは何ですか? また、クローン人間の利点と問題点を教えてください。
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一例として… 【利点】自分が身体の一部(四肢や臓器等)を失った時、自分のクローンから移植する、他人からの移植で常に問題となる「拒否反応」が出る可能性が低くなる。 【問題】クローンをスペアパーツの供給源として見ており、既に人間としては見ていない、これが倫理上問題となる可能性あり。
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- aip-lw1125
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クローンに関する倫理が大問題になっているのは、キリスト教圏ですよね。 (もちろん、非キリスト教圏でも問題化しています) (1)キリスト教圏では キリスト教では、人間を作り出すのは神ですから、 「人間という、神によって創り上げられるべきものを、 人間自ら作るとは、なんとおこがましいことか!」 という考え方でしょう。 同性愛や避妊の問題に良く似ていると思います。(神への不敬という点で) (2)非キリスト教圏では(例えば日本で) ・(1)と同様に、人間が人間を作っていいのか?というそもそもの 倫理的問題(仏教、神道や儒教的思想も混在しているかも) ・クローン技術や制度が普及すれば、優秀な人間のみを選択して作り出す 「デザイナーベビー」を後押しすることになり、優秀な人間のみ生き残る(生き残るべき)で、 劣後した人間は生き残れない(自然淘汰されるべき) という「人間の人格」を無視した社会になることへの抵抗感 ・クローン技術によって作られた子どもの幸福を考えれば、 安易に作り出すべきではない という子どもの側に立った考え 【利点と欠点】 ・脳移植ができれば(もしくは脳情報の移転)、肉体を乗り換えることで、 人類の長年の夢である「不死」がかなうことでしょう。(利点) ・↑これと関連して、非常に有能な人物を不死にして社会・科学の 発展が可能になります。 (逆の使い方をすれば、人類にとって破滅的な結果を引き起こすかもしれません。) ・SFではありませんが、人口の調整や人造の労働者・兵士が可能になるかもしれません。(生産面では利点、倫理面では欠点)
お礼
キリスト教圏が問題になってるんですか。 初めて知りました。答えてくださり本当に ありがとうございます♪
- 100kan
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先日、カズオイシグロ著「私を離さないで」を読んだばかりで客観的になれません。 一度ご一読ください。名著です。 クローン人間に対し、違う角度からの理解も出来ると思います。 何か回答ではなく、推薦図書の紹介になりました。お許しください。
お礼
ありがとうございます♪ カズオイシグロ「私を離さないで」ですね! わかりました!一度読んでみたいと思います♪ ありがとうございました。
お礼
そうですよね。利点と同時に問題点となる... 複雑ですね。お答え下さりありがとうございます♪