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国際政治を知る事のできるサイトってありますか?
現在、学生で政治とは全く関係のない分野で勉学中ですが、たまたま田中宇さんの「国際ニュース」をみてからというもの、お恥ずかしながら元々全く政治に興味がなく今まで勉強してこなかったのですが、これからはそれではいけないと強く感じ、最近になって急ピッチで学び始めています; 一応個人的にニュースなども多用しているのですが、いかんせん知識と経験に乏しい為か、裏の事情まで把握(予測)する事がなかなか出来ません; 田中さん以外では「プロの視点」なども見ているのですが、他に何かありますでしょうか? 書籍など、ネット以外でも構いません(ただ、ネットの方が新鮮でホットな話題が提供されるので、タイムリーな為かとても勉強になります)。 政治に老練な皆様、どうか幼稚な初心者に御教授下さいませ。m(_ _;)m 関連サイト http://tanakanews.com/ http://www.nikkei.co.jp/neteye5/
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> 裏の事情まで把握(予測)する事がなかなか出来ません; 「講釈師見てきたような嘘をつき」という川柳もありますよ。国際政治の裏の事情など、なかなかリアルタイムで分かるものではなさそうです。ネットには有象無象の講釈師がいますけど(私もか?)。ただ、そう言ってしまっては愛想も素っ気もありゃしません。そこで、3通りほど考えてみました。 (1) 新聞の国際面を読み、データベースで調べる ご質問者は、向学心のある学生さんですね。ここは一つ、オーソドックスに行きましょう。新聞の国際面や、特派員のコラムなどを読んで、分からないことがあったらデータベースで調べるわけです。元学生の私もそうしてます。 東大東洋文化研究所 田中明彦研究室 データベース「世界と日本」 http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~worldjpn/ (2) 外国紙誌で海外の論調に触れる 国際政治というくらいですから、外国の国際情勢誌にもチャレンジしてみましょう。と言っても、私は英語も何もできないので、翻訳があるのだけです……。 ル・モンド・ディプロマティーク(フランス、月刊) http://www.diplo.jp/ フォーリン・アフェアーズ日本語版(米、月刊) http://www.foreignaffairsj.co.jp/ (3) 政治学者の中からお好みを探す 国際政治専攻の学者の中から、時事的なサイトを探してみましょう。 日本の政治学者・研究者リンク集(小林秀高氏による) http://www.kh-web.org/links/scholars_j.htm 私は加藤哲郎教授などを読んでます。 http://www.ff.iij4u.or.jp/~katote/Homef.html 日経の「プロの視点」コラムを教えていただき、ありがとうございました。
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- gootttt
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プロの視点は私も読んでいます。特に清水 真人編集委員の官邸コンフィンデンシャルが好きです(国際政治とは関係ないですが)。 さてお勧めといえば、yahooのみんなの政治が割と面白いと思います。特に国会TVは面白いです。国内情勢の記事が多いですが、それらの記事は外国の民主主義と比べる事を旨としていますし、アメリカの記事もそれなりに多くあります。 国会TV http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/media/kokkaitv/index.html 国会TV - ヒラリーの挑戦 http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20070131-01-0601.html あともう一つ現在内閣で政務官をしている田村耕太郎さんのHPも面白いです。留学経験の豊富な上現在内閣の一員で中韓米露など数多くの外国の著名人と交流しており、その時の会話や意見を有名政治家として自分の言葉で語っているのでとても面白いです。 田村耕太郎 http://www.apionet.or.jp/~koutaro/ 田村耕太郎 -日米外交-議員外交の必要性について http://blog.mag2.com/m/log/0000201896/108160292.html?page=2
お礼
yahooにこんなものがあったとは! いやはや、灯台もと暗しとはこの事ですね…; 田村耕太郎さんがホムペでこんな事を書いていたとは初耳です。 如何せん、周りに政治に関心を持つ者が誰一人いないので、皆様に御紹介して頂いてとても助かります;ありがとう御座います。
補足
応えて下さった皆様にポイントを差し上げられず、すみません; 個人的には甲乙付け難く非常に悩みましたが、あえてポイントをつけないという方法もありますが、個人的にそれは失礼に値すると感じましたので、無理やりですが最初に応えて下さった方に10ポイント。特に素晴らしいと感じた方で、最初のほうに答えて下さった方に20ポイントつけました。
- xxa31a
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#3です。 うーんと、どうも信憑性について悲観的な気分にさせてしまったようですみません。 お節介ですが、例えば ジョゼフ・ナイ『国際紛争 - 理論と歴史 第6版』有斐閣 (原著2006年、日本語版2007年3月下旬発売予定とのこと) など評価の高い教科書を一冊本棚に置いておき、一気に読んだりはせず、時事問題を読んで気になった時に逐次引いてみたらいかがでしょう。予備知識があれば背景もある程度分かりますし、版を重ねている(というかまだ発売していない?)ので割と新しい事項も扱っているはずです。定説から逸脱せずに国際関係の知識を蓄えていくことができるのではないかと思います。 (・・・とはいっても私もこの系統ではないので偉そうな事を言える立場ではありませんが) あと前にも出ていますが、フォーリン・アフェアーズ誌はアメリカ外交問題評議会によるクオリティの高い雑誌なので、時事話題は他のソースよりも信頼できるはずです。
お礼
ああ、そういう意味でしたか(笑) 確かに仰る事は一理ありますね。 個人的にも色々試してみてどれがよいか探してみようと思います。 御紹介頂いたものは全て目を通してみます。色々とありがとう御座いました。
補足
(発売予定の本は自分に合うようだったら買ってみようと思います。周囲に識者がいないので、御紹介頂いてとても助かります;)
- xxa31a
- ベストアンサー率56% (23/41)
あれですが、依然としてインターネットよりも書店の方が遥かに豊富な情報を提供しています。政治なんて厳密じゃなくてよいものかもしれませんが、日本語のインターネットから得られる海外の情報、特に陰謀論は極めて信憑性が乏しいので、その事は覚悟して読んだ方が良いかという気がします。 政治の大きい骨格は短期間では変わりません。一般向け単行本には世界的に影響力のある人物、論争の発端となった人物の最新の邦訳もそれなりにありますし、理解しやすいように解説したものもありましょう。下手にネットの文章で時間を費やすよりも、単行本と新聞を併せて読んだほうが得るところが大きいのではないかと。
お礼
その通りですね。その通りなのですが…。 御存知のようにホットな話題は、識者は周囲からの弾圧・批判を恐れて出したがりません。 せいぜい後から出てくるのは、当事者のぶっちゃけ話がほとんどです。それも、だいたい事が終わって周知の事実となった後に…。 あとはそれにちょっと手を加えて、したり顔で語る論者の多い事。 批判を覚悟で現行の問題をリアルタイムで予測し、それを語る方も少なからず居ますが、彼らの目的が純粋に国是を問うているのか、それとも政治的な意図にもとづいてのものなのか、それは言わずもがなですが、どっちにしろ黒であれ白であれ、それが学問の肥やしになるのであれば悪法もまた法、と捉えております。 しかしながら、思わぬ深みにはまらぬよう注意されたし、と言うxxa31aさんの御忠告は肝に銘じておきます。 ありがとう御座いました。
- aip-lw1125
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国際政治学専攻の現役大学生です。 国際政治は学問であって、ニュースではありません。 質問者さんは、「国際政治」というより「国際情勢」 にご関心があるようなので、それを前提に述べます。 国際政治に関してはWebサイトには良いものはありません。 国際情勢を知るサイトであれば、いくらでもあります。 特にアメリカ、イギリスの新聞のHPを見るといいでしょう。 雑誌では、新しいものを扱ったものであれば、 (「国際政治」:学術誌) 「外交フォーラム」 「海外事情」 「国際問題」 「世界週報」(あまり薦めません) などがあります。上から順にお薦めです。 田中氏のサイトにはまってらっしゃる方も多いですが、 ほとんどの(まともな)国際政治学者は信頼していません。 国際情勢ほど、インプットとアウトプットの因果関係の 複雑な事象の分析は、一人で出来るものではありません。 さらに、外交文書は30年経って公開されるものであり、 現時点では断片的な情報しか手に入らず、「予測」なんて もってのほかです。 ですので、信頼できる(情報が間違っていたときに責任を取る ことのできる)情報源、つまり新聞社やメディア、出版社、大学 などの組織が発信している情報を材料にしてください。
- 参考URL:
- http://www2.jiia.or.jp/
お礼
>国際政治は学問であって、ニュースではありません 素人ですがニュースはあくまで最新の情報を得る為の「情報源の一つ」として多用しています。 >質問者さんは、「国際政治」というより「国際情勢」にご関心があるようなので 仰るとおりです。言葉が少し足りませんでした; しかし、「国際情勢」を把握するには「国際政治」は必須ですので、そちらも勉強しています。 >アメリカ、イギリスの新聞のHPを見るといいでしょう 個人的には日本のものより本場(現場)の方がストレートに書いていて大変参考になると感じていますが(情報には仲介者の意図によってベクトルがつきますので、当然と言えば当然ですが)、英語が読めない為、機械の和訳では話にならず、現状では四苦八苦しています。 雑誌の方はさっそく本屋に行って調べてきます。ありがとう御座います。 >信頼できる(情報が間違っていたときに責任を取ることのできる)情報源、つまり新聞社やメディア、出版社、大学などの組織が発信している情報を材料 田中氏のサイトはあくまで参考の一つにしています。 しかしながら、無理に予測する必要はありませんが(自然に見えてくると思いますので)、政治の先を読む必要はあると感じます。 それと、「信頼できる情報」などは過去のものがほとんどで、また、その「過去のもの」でさえ逆に長い年月の間さまざまな「人々の思惑」が入り乱れていて、真実(事実)を掴むのは困難です。 特に組織化された情報は硬化しやすい特徴があり、個人的には参考の一つとしか捕らえていない為、ヒエラルキー的にそれほど大差はないと考えています。 逆に「目を養う」為には現状のホットな情報で目を鍛える必要があると思います。 ただ、残念ながら、は田中氏のサイトやプロの視点以外そういったサイトを知らない為、窮しているのが現状です。
お礼
御早い御回答有難う御座います。m(_ _)m >「講釈師見てきたような嘘をつき」 強いて言うなら、講釈師だけでなく我々庶民も嘘を嘘と見抜けず、また事実を真実と捕らえてしまう所は、果たしてどちらが「講釈師」なのか…考えさせられます。 ありがとう御座います。 (1)と(2)は個人的にも実践しているのですが、問題があるのがそれが「真実か否か」なんですよね…。 もっとも、我々には確かめようがないのでひたすら調べて、出てきた断片を自分なりに組み合わせて、それを信じる(間違ってると思ったら修正する)しかないわけなんですが、結局のところ荒療治しかないところが庶民ゆえの悲しい所以ですね; (3)は幼稚ではありますが、個人的には評判の良い宮崎先生の早読みニュースなんぞ活用しております。 http://www.melma.com/backnumber_45206/ ただ、残念ながら最近話題の中国に関する事が中心ですので、他は自力で探すしかありませんが…(というか中国の専門家なので、これはこれで十分ですが)。 御紹介頂いたサイトは活用させて頂きます。こちらこそ有難う御座います。m(_ _)m