むむむ。これは自信なしでおねがい。
強いていうなら、
・上げ下げは(どんな窓でも)全開でない状態でも使いたいので、
通常はタテ枠に数箇所のストッパーか、任意の位置で止められるバランサー機構を設ける。
ストッパーなら数が多いほど良いわけだが、横に長い=タテ枠が短い場合、数が少なくなる。
・両手で持ち上げて操作するので、人間の肩幅より大きくなればなるほど操作が困難。
例えば幅800mmを操作"しやすい"限度とすると、それでヨコ長てことは高さも800mm未満。
というわけでヨコ長の上げ下げ窓の開口部面積は限られてしまうが、
高さ1,000とか1,500とかにしたいとなれば、結果的にタテ長になる。
人間の両手で操作可能な幅の範囲であれば、ヨコ長でも構いません。
(タテ長突き出しも、作れないわけじゃないので作ってもいいですよ。)
設問では「上げ下げ窓は」「突き出し窓は」と窓の構造を先に述べるので、
タテしかだめ、ヨコしかだめ、といった感覚に陥りやすいのですが、
先にタテ長かヨコ長の開口部の形状があってそれに合う構造の窓を選択する、と考えれば、
そのときの選択肢に上げ下げは○か△か、突き出しは○か△か、
という程度の話です。
お礼
ついでの質問にもご回答いただきありがとうございます。 自分が考えたのはサッシュの可動部分が多くて開口量の調整が効きやすいためかなと予想していましたが、 それ以外の構造性、機能性の面からの理由を提示していただいて思わず納得してしまいました。 もう少し、何か決定的な根拠がないか回答を待ってみたいと思います。