木製での自作でしょうか。
上げ下げ窓には2種類のタイプがあります。
1)シングルハング:下の障子が上下するタイプ、上部はFixになります。
2)ダブルハング:下の障子を上げると上の障子が同じ寸法で下がるタイプです。
2)のタイプはアルミ製品で普及しているもので、ワイヤーによって上下のバランスがとられていますので どんな位置でも止める事が出来ますが、上下のバランスが重要視されますので木製での自作は難しいと思います。
1)のタイプは木製の輸入住宅などでもよく見られます。
代表的なものはマービン社製(USA)アンダーセン社製(USA)ギノー社製(カナダ)等でしょう。
障子を上げた時の留め金は、簡単なものはラッチを使用します。
開きの出入り口ドアに付いているラッチを想像してください。
ドアの場合はラッチを横スライドで使いますが、上げ下げ窓では縦に利用します。
当然重量がかかりますからサイズも三角形で縦長の形状、裏はスプリングのはめ込み、金具本体は枠側に埋め込まれ障子の縦枠に刻まれた凹にきたときパチンと穴に入り込んで止まります。
このタイプの金具は左右どちらかにセットされており、障子を下げるときは 障子を持ち上げ気味の状態で 飛び出している三角の金具を枠側に押し込みながら下げます。
少し製品単価の高いものでは、中央のレバー操作で(鍵と兼用)左右についたラッチを同時に引き込むタイプ等もあります。
この場合はラッチの取り付くのは障子の縦枠側になっています。
もし自作であれば簡単な方式を採用かと思いますが、必要金具はDIYセンターや金物店でも入手できるかと思います。
お礼
ありがとうございました。