諸説提唱されていますが、科学的に証明された「認知症予防」効果があるものは、わずかしかありません(=参考URL)。
お若いのでしたら、下記も参照下さい。
平成13年7月10日放送のNHK「クローズアップ現代」では、「若年性健忘症」が取り上げられました。若年性健忘症は前頭葉46野の機能低下により、側頭葉に蓄えられた記憶が引き出せなくなる状態で、機能の低下だけなのでMRIなどの脳検査を行っても異常は検出されません。
原因は、電卓などに頼りすぎて計算をしなくなった(脳を使わなくなった)生活、人と接触する機会の減少(周囲の人の動き・行動にてきぱきと反応する習慣の少ない生活をしているとと、46野の機能も低下する)、テレビゲームなどのし過ぎ(=テレビゲームは脳をあまり使わないので)が原因として考えられるそうです。
第3北品川病院(築山医師)ではこのような若年性健忘症に対するリハビリとして、
(1)毎日10分間新聞のコラムをノートに書き写して、2週間に一度そのコラムの内容を思い出す訓練をする(誰かにノートの内容を質問してもらう)
(2)毎日最低3人、家族以外の人と話すようにする(緊張感を持って話せる人になるべく話すように心掛ける)
(3)毎日20分間、周囲に気を配りながら(=季節の変化などを感じながら&人に挨拶などの気配りをしながら)外を散歩するようにする
以上、(1)~(3)を実践しているようです。