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住宅ローンの繰上返済するかしないかで、こういったやり方ってどうでしょうか?
自分の事では無いのですが、下記のようなやり方のメリットデメリットを教えてください。 住宅ローンの残債が1800万円程度です。残期間は20年です。 ちなみに変動金利での契約です。 あと、2,3年で定年退職となり退職金その他により全額返済 に充てる事が出来ます。 でも団体信用生命保険に入っているため、定年退職の時に全額 繰上せず、当初の契約通り20年後まで払い続けようとしています。 要するに、亡くなったら住宅ローンが無くなるために退職金は 繰り上げせずにおいておくということなのですが、この場合の 問題点やデメリットがあれば教えていただきたいと思います。 よろしくお願いします。
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面白い着想だと感心しました。 メリットは、もちろん死亡時にローン残金の返済が免除されること。 デメリットは、繰り上げ返済すれば得するはずの金利分が得られないことでしょう。 一般的なケースでは、繰上げ返済したほうが得だと思います。仮に死亡保障千数百万円の生命保険の掛け金と、繰上げ返済によって減額される利息分の支払額と、ローン減税などもろもろの条件をシュミレーションすれば、ある程度正確にどちらが得か分かるのではないでしょうか。
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- mahopie
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1.元利金返済について 定年=給与収入ストップと考えると、退職金という一時資金から金利負担なしに一括返済するか、金利負担をして分割返済するか、という比較になります。となると、単純に手元に置いた退職金の運用利益率とローンの負担金利との比較だけの話になります。運用益部分は何ともいえませんが、元本保証の運用なら当然にローン金利の方が高い。(ザックリ+2%) 2.団信付保中に死亡事故が発生する場合 ローンを存続していた場合には、家族の元に残るのはその時点の現金と担保が抹消された不動産が遺産になる。一方退職金でローンを完済していれば家族の手元には不動産が残るだけだが、繰上げ返済しなかった時と比較してそこまでの金利部分についてはプラスになっている筈です。 3.上記の1.と2.との比較をすれば、 ローン繰上げ返済で得られるメリット・・・期限までの金利(今後の金利上昇見通し含む) 分割返済継続でのメリット・・・死亡時点での残債務(元本部分)返済免除 4.結論 定年後死亡する時期が特定できない以上厳密な比較はできません。平均寿命の長期化もあり、定年後の労働継続状況年金受給時期と期間も含めて、毎月の収支の部分で収入として入ってくる以上にローン支出があるのであれば、精神衛生上も好ましくないでしょうし、繰上返済によって借金返済のプレッシャーから免れたい、と考える人の方が多いのではないか、と考えます。
団体信用生命保険については、あと20年生存することも充分考えられますし、 万が一亡くなった時の保障の為のものですので、返済に充てるという考え方はしない方がいいでしょう。 退職金での返済については、返済後の残高,老後の生活費,金利の上昇等を考えて一部の返済も考えてみたらいかがでしょうか? 1回返済したらお金はなくなってしまいますからね。 でも、金利負担も馬鹿にならないし。 期限の利益を考えて上手にローンとつきあって下さい。