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高機能自閉症の子供(思春期)について
アスペルガーの甥(思春期)を持つ者です。 メンヘルのカテでは回答が頂けませんので、こちらでお願いします。 とにかく、家の中で誰かが何かを一言言うと、彼に100言い返されます。 甥に話しかけていない時もです。 揚げ足を取る、言葉尻を捉えるのです。 「ウザイ。死ね。キモイ」 泣き出す幼児の弟に、たしなめる老人にも言います。 「そうか、そう思うんだね」と言うように医者に言われましたが、 「今の顔、キモ」と言われます。 それでも冷静を保つようにしています。 ・・・しんどくてなりません。 彼がいると、家の中はお葬式です。 火遊びをしては家中こげた臭いにし、刃物を出してきては弟に突きつけます。 高機能自閉症児のご家族の方教えて下さい。 こういう事がありますか(ありましたか)? どうしたら甥の気持ちは安らぐのでしょうか?
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園での理解は、現在もされておりません。 アスペルガーの名まえすら知らない教諭もいたのですから、 多くを求めるのには無理があるのかもしれません。 息子は小学1年生になります。 はじめの頃は、担任にも反抗的な態度を取っていた様子です。 ただ、下記の質問の出来事により、 幼稚園の時のトラウマを克服したようです。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2585957.html (わたしの過去の質問です) この出来事がなければ、 息子は教師への信頼関係を築けなかったかもしれません。 現在は、何とかトラブルも少なくなってきています。 教師の理解がとても重要だと感じてます。 (ベテランの教師よりも若い教師の方が、 柔軟な考えで対応してくれる気がします) >「だってお兄さんでしょう」 寂しいのかもしれませんね。 赤ちゃんの頃は、アスペの子供でも違いを理解できるでしょう。 でも、言葉も話せてある程度の理解もでき、 自分と同じ様に生活が出来る弟を庇護するのは理解できない。 理解したくないのかもしれません。 (赤ちゃん返りに似たところはありませんか? 弟さんとアスペのお子さんを同等に扱ってみてください。) >でも甥は養護学級のお子さんやおっとりしたお子さんを馬鹿にして苛めてしまい このおっとりしたお子さんは、 あまり知的な遅れがないのではないでしょうか? だとすると、その背景にあるものが見えていないのかもしれません。 本当のことを言って「なぜ?」怒られるのかが理解できないのかも・・・ 私達が、普通に感じる常識を強要するのは無理があるかもしれません。 説明をして理解してもらうことは、とても難しいと感じています。 具体物があったり、実際に経験して納得をしないと、 受け入れるのが難しいと感じています。 あと、問題が起きた場合には、 決して感情的にならず、明確な理由を用意してみてください。 曖昧な理由では納得できないと思います。 (そんな事まで?と思う位に、細かく説明する場合もあると思います) 自分の思っていることを紙に書いたり、 伝えたい事を紙に書いたりし説明するのも良いかもしれません。 耳からの情報だけでなく、視覚からの情報も必要な場合もあります。 >私が甥の話を「無視した」そうです。「無視した」のに「聞いてるよ」と言ったのが気に入らなかったようです。 何を無視したと感じたのでしょう? 自分の求めている答えを返してもらえなかったのでしょうか? 何か疎外感を感じているような気がします。 いつも責められるのは自分だという被害者意識がないでしょうか? 思春期の子供は、どんな子も難しいですよね。 ある程度の知識も見に付け、周りが見え始めてきますから・・・・・ でも、表面的な部分しか見えていなかったり、 その背景にまで意識が回らなかったり、 白と黒以外の答えを受け入れるのが難しかったり、 本音の建前の使い分けを理解できなかったり、 純粋な部分と不器用な部分が目立つ時期だと感じています。 私にも思春期も子供がおり、随分と苦労をしました。 (下の子ほどではありませんが、アスペの特徴を持っています) 自分が他人と違う事を意識し、自己評価を下げたこともありました。 また、その時期にはイジメもあった様子で、 弟に対しても辛く当たることも多かったです。 その当時心掛けたのは、とにかく本人と向き合うこと。 目を背けず、とことん話し合うことです。 屁理屈には動じず正論で返し、威嚇にも平静を装いました。 (まだ、小学校の高学年だったので体力的には楽でした。) 間違った考えは常に修正し、後回しにすることは避け、 興奮している時には相手をせず無視をしました。 1~2年掛かったと思います。 現在も、時には反抗的な態度をすることもありますが、 自分なりに考えて行動できるようになりました。 心配なのは下の子で、上の子以上に荒れるのを覚悟しています。 一番大切なのは、信頼関係かもしれません。 わたしの経験談から、何か参考になるものがあれば良いのですが・・・
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- baka_inu
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舌足らずな上に、誤解を生みかねない表現をしてしまったようで…補足させていただきます。 >すごく厳しいのですね。厳しいというか、毅然と >されているというか。でも、アスペの子にはこの >人はわかりやすい人だと映るのかもしれませんね。 >厳しい役に徹するという感じなのでしょうか? >逆に、フォローに回る役の先生がいたりするので >しょうか? 基本は、穏やかで楽しく仲良く、といった感じです。そこを外すと怒ってばかりの人、という認識を持たせてしまいますし、そういう人が怒っても大して効果はありません。 普段は穏やかな人が自分の行為に対して叱ってきたという落差が大事かな、と。因果関係が明確で、かつそれまでの快適さが得られなくなるから、罰として成立するのだと思っています。罰は、可能な限り穏やかな方法で行うべきです。 (ある子は、私が見せる怪訝な表情を見て、自分の行動が不適切なことに気付いて改めることがあります。ちょっと自由度がないというか行き過ぎていると思うのですが…「厳しい」と書いた理由です。私の能力がもっと高ければ、叱らずに「ほめる」を使い分 けるだけで、伸ばすことができるでしょう) 私の受け持ちの子が中学生であること、私を慕ってくれていること、基本的なスキルは出来上がっていること、改善目標となる場面・行動が具体的で明確なこと、短期間での行動改善を必要としていることなどが背景となって、ちょっと厳しくしていますが… 基本はあくまで「ほめる」です。 「ほめる・認める」を9、「指摘する」を1くらいのバランスで考えられるとよいのではないでしょうか。ほめられる状況をつくる、わずかな変化をほめる、うまくできたときのごほうびをつくる(負担にならないもの)、といったことが大事だと思います。特に、質問されているお子さんは、叱れる状況にはいないと思われます。 事前にルールを決めて、守れたら必ずほめます。あいまいさが残る場面では安易に評価はしません(しても軽く肯定的に)。状況があいまいなときに指摘すれば、アスペルガーの子はなんとでも言い逃れをするからです。そういうとき私は、あいまいではない部分に限定して指摘するか、私はこう思う、というメッセージだけは確実に伝えています。 具体例を考えることは難しいのですが…参考まで。 例えば、2週間に1日だけ「怒らない日」を決めるというのは、どうでしょう? それが1日守れた人にだけ、次の日の朝食に好きなおかずが1品(もしくはデザート)がつくのです。守れなかったら作らない(買ってこない)ので、ずるして食べてしまうこともできません。やっていく中で、もし怒るのを少しでも我慢できたら、えらいね~って、即座にほめます。さらにその場で、我慢できることはえらい、我慢してくれて嬉しい、というメッセージを繰り返し伝えて、持ち上げます。 次の日には、また元通りになるか、溜まったストレスの分、さらに荒れるかもしれませんが…本人がストレスを溜め過ぎず、我慢しきれる程度の間隔・時間で行えばよいでしょう。その場合でも、おかずが付かないからって怒って人を傷つけるようなことをするのは悪いことだと思う、というメッセージだけは伝えます。朝に行うと悪い影響がある場合は、次の日の夕食の際にあげるようにしてもよいでしょう。 うまく行ったら、少しずつ間隔や時間を伸ばしていきます。とにかく、例外は作らないこと、温情をかける場合はさらに半日ルールを守ることを誓わせ、守れなければ今後は一切温情はかけないと告げておくこと(それを書かせる、具体的に確認するなど、逃げ道を作れないようにする)。 なにより、「本人がルールの中でチャレンジする気持ちをもって、自分なりに努力してできるように頑張る」ことが大事だと思いますので、細部は柔軟に変えていくとよいでしょう。 なお、注意点ですが… これを行った際に生じるデメリットについて考えられるだけの情報もなければ、何かあったときに責任もとれませんので、ご了承の上でお試しください。無責任で申し訳ありません。 ご家族が少しでも安らいだ生活ができますように願っています。 それでは。
お礼
>アスペルガーの子はなんとでも言い逃れをするからです。 そうなんです。言い逃れがうまいです。恥も恩も感謝も無いので言葉に詰まらずに偉そうに言い負かします(こっちが黙っていてもえんえん)。 痴呆症の老人がお金の保管場所だけ覚えていることがあるでしょう?「まだら呆け」っていうらしいのですが、「ここが呆けているならそこも呆けていれば可愛らしいのに」と、家族は苦しみますよね。 それがよくわかります。 >それを書かせる、具体的に確認するなど、逃げ道を作れないようにする。 >なにより、「本人がルールの中でチャレンジする気持ちをもって、自分なりに努力してできるように頑張る」ことが大事だと思いますので、細部は柔軟に変えていくとよいでしょう。 目を見て話しかけても全く聞いていません。10回位言ってもわかりません。例えば「明日授業参観なの?」と必死で聞いてても「え?」「ん?」等と返事が出来ません。メモに書いた事の方がわかりやすいようですね。 逃げ道を作れない・・・うまくいくでしょうか。例えば出かけるのに、甥に8時出発と約束しても10時になります。「今ゲームしてる。後5分」が2時間続きます。ルール、約束を守ることは今はムリなようです。弟達は文句も言わず待ち続けます。その弟達を脅して泣かせます。どこにいても何をしても私達は楽しくありません。 甥が前から行きたがっていて、人からも「どんなにばらばらになった家族の絆もディズニーマジックで修復できるよ」と聞き、この冬初めてディズニーランドに行きました。 甥に殴られながら、泣き叫ぶ弟達を庇いながらアトラクションに並びました。眉間に皺を寄せているのは、私達だけ。「お願い、やめて・・・」バカのひとつ覚えのように懇願し続けました。みんなが幸せそうに見えて一層悲しみが増しました。 ははっ。今日はかなり滅入っています。 愚痴のようになり申し訳ございません。
補足
baka_inu様何度も回答して下さりありがとうございます。 >基本は、穏やかで楽しく仲良く、といった感じです。そこを外すと怒ってばかりの人、という認識を持たせてしまいますし、そういう人が怒っても大して効果はありません。 誤解はしてませんよ。baka_inu様を怒ってばかりの先生には思ってませんよ。 私や姉はもともと人を笑わすのが好きで明るい人間なのですが、今は常に悲しそうで(笑)、明かりが灯っているのに家の中が暗い感じです。 さっきも甥が虫を残酷に殺した話をするので、控えめに「かわいそう」と言うと「なんで突然かわいそうだと思うワケ?かわいそうって言うのが癖ってゆーか、馬鹿だからそれしか言えないんでしょ?キモイ。ウザイ。消えろ。早く結婚してどこでもいいから行っちゃって」。その直後に「あっ、ねえねえ、漫画の新刊出てるっぽいから本屋ついてきて(車を出せ、漫画を買え、と言う事)」。車で待っていたら姉がメールで「お風呂入ってから行くらしいよ」。 >ある子は、私が見せる怪訝な表情を見て、自分の行動が不適切なことに気付いて改めることがあります。 甥は表情を読み取れません。家族全員の顔が「キモイ」のです。 >「ほめる・認める」を9、「指摘する」を1くらいのバランスで考えられるとよいのではないでしょうか。ほめられる状況をつくる、わずかな変化をほめる、うまくできたときのごほうびをつくる(負担にならないもの)、といったことが大事だと思います。特に、質問されているお子さんは、叱れる状況にはいないと思われます。 ほめますね。そういう状況を作るようにします。
- baka_inu
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補足&ご質問ありがとうございます。 >>私が自閉児に教育する際の方法論は、ちょっと >>厳しいものがあるので、 > >これは「自閉症児に教育する時は厳しく対応す >る」という意味ですか?それとも「一般的にお >こなわれている自閉症児教育には厳しいものを >感じている」という意味ですか? どちらかと言えば前者です。 もう少し詳しく言えば、自閉児の状況を把握した上で、信頼関係を築くところまでは、当たり前に行うのですが…。私は、自閉児に対して、一切の容赦をしないことがあります。 私に好意を持ってくれていたとしても、教育上必要だと思えば、容赦なく叱り飛ばしますし、ときに不適切なかかわりを徹底的に聴こえないフリをして無視することもあります。相手の冗談が一般的に見て行き過ぎであれば絶対に冗談として認めませんし、ニコリともしません。授業を進めるよりも、生活上のちょっとした場面でのやりとりが大事なお子さんであれば、授業の進行をさし置いても、やりとりの適切さをメインに取り上げて徹底して指導します(こういうことができるのが、人数の少ない養護学校ならでは、というか)。 ただ逆に、良いこと、その子にとって良い反応を返してきたときは、何をおいても褒めますし、適切な反応をしていることを即座にフィードバックして伝えます。また、その子にとって今は言っても効果がないと判断すれば、どんな不適切なことを言っていても一切指導はしないで、こちらの会話のペースに持ち込むこともあります。こちらの感情的なものをぶつけることは、基本的にしません(ある程度の段階までくれば、一般的なマナーとして取り上げますが)。 …お子さんにとって見れば、非常に嫌なタイプなはずです。一般に受容しているようで、あるレベルを越すと徹底してダメ出しをされるので。ストレスを溜めることもしばしばあるようですが、分かりやすいことで効果が上がると考えられるので、理解力の程度に応じて、生活上の指導を徹底することがあります。そういう意味で厳しい、という意味です。 こういう指導は、信頼関係がなくては、とうてい出来ませんし、お子さんによっては他害行動に出る可能性もあるので、細心の注意が必要です。質問者のお子さんはどうかと思うと、おすすめ出来なかったので、あえて書きませんでした。…その辺の事情を、なんとなくご理解いただけたでしょうか? あと、私は「なぜ~なのか」という問いには、できるだけ誠実に、かつお子さんに分かるように返してあげるようにしています。論理的に返すことも多々ありますし、そういうもんだという風に断定することもありますが…。この辺を詳しく書くと、ちょっと長くなるので。 ただ基本的に、相手の主張は内容に関わらず、「~と思っているんだね」と、一応受容するようにしています。 視覚的な提示も大切だと思いますが、何より大事なのは信頼関係の確立です。それがなくては上記のような指導も問題行動を増やすだけです。 お子さんにとって好きなことを知る必要があるかと思います。ある条件を満たしたときにだけ得られる、といったルールを定めてみても良いかもしれません。たとえば、理由の如何を問わず暴力を振るった人にはプリンをあげない、といったことです。こういうのを事前にルールとして提示しておきます。適用に際しては、一切の例外を認めません。小さいお子さんが誰かを叩いたとしても。 こういうレベルから行動を抑制することを学ぶ必要があるのかな、とふと思いました。大人側の主導権を取り返す意味でも、有効かも知れません。 何かの参考になれば幸いです。 私の取り組みが正しいとは思っていませんが、私の返せることは、できるだけ誠実にお答えしようと思っていますので、ご質問があれば、どうぞ。
お礼
baka_inu様、本当に感謝いたします。 >私に好意を持ってくれていたとしても、教育上必要だと思えば、容赦なく叱り飛ばしますし、 >(こういうことができるのが、人数の少ない養護学校ならでは、というか)。 すごく厳しいのですね。厳しいというか、毅然とされているというか。でも、アスペの子にはこの人はわかりやすい人だと映るのかもしれませんね。 厳しい役に徹するという感じなのでしょうか? 逆に、フォローに回る役の先生がいたりするのでしょうか? >お子さんにとって見れば、非常に嫌なタイプなはずです。一般に受容しているようで、あるレベルを越すと徹底してダメ出しをされるので。ストレスを溜めることもしばしばあるようですが、分かりやすいことで効果が上がると考えられるので、理解力の程度に応じて、生活上の指導を徹底することがあります。そういう意味で厳しい、という意味です。 分かりやすい事は優しさだと思ってます。あーのこーの言わないで、サッと必要な事だけ伝えなければと思うのですが、クドくなってしまうのです。家族だから余計にと思いますが。 家で今よりストレスを与えるような対応はまだ考えられないので、学校の方でこのように論理的に説明できる対応の仕方をして貰えると有難いです。 しかし、今は家から渡すアスペの資料を読んで貰う位で、学校側も年度途中に降って沸いた「障害児」にとても苦労されています。 >こういう指導は、信頼関係がなくては、とうてい出来ませんし、お子さんによっては他害行動に出る可能性もあるので、細心の注意が必要です。 >視覚的な提示も大切だと思いますが、何より大事なのは信頼関係の確立です。それがなくては上記のような指導も問題行動を増やすだけです。 さじ加減の難しい対応ですね。やはり、プロでなくては・・・と思います。 >こういうレベルから行動を抑制することを学ぶ必要があるのかな、とふと思いました。大人側の主導権を取り返す意味でも、有効かも知れません。 今の所全く主導権はありません。でも、確かにプリンなんかをあげるとその時は「え。いいの?」と良い顔をします。 ご褒美とか、何かわかりやすい事で、大人が主導権を握ればよいのですね。少し楽しい気持ちになりました。頑張ります。 ありがとうございます。
- baka_inu
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No.4で回答させていただいたものです。 補足・お礼をありがとうございます。 >養護学校に知的発達障碍を伴わないアス >ペルガーの子供はいますか。甥は知的な >遅れは無いようです。 かつて見たことはありますが、受け持ったことはありません。 多少の発達の遅れがある自閉のお子さんなら、受け持ったことがあります。 ただ、どの学校かというより、どういう教育支援を受けられるかが大事だと思っています。養護学校に行かなくても、自閉症のお子さんの教育について知っている方なら、アスペルガーのお子さんへの対応もある程度うまく行くように思います。逆に、自閉症のことも対応の仕方も知らなければ…。 >移動教室では友達の助けなしにどこに行け >ば良いのかわからないのに、成績はとても >良く、成績の悪い子を馬鹿にします。 >正直、自分の事が出来ないなら成績も悪かっ >たらよかったんだと思います。 そう思われる気持ちは、理解できるような気がします。 アスペルガーのお子さんは、一見問題が見つからないため、発見も対処も難しいからです。 周囲の理解が得られなければ、それは本人にとっても大きな不利益があるでしょうし。 >うちの甥が学校でストレスを感じるなら養 >護学校に入れてはどうかと言われた事もあ >ります。でも甥は、国公立大学を受ける為 >に今から勉強しています。大人より政治に >詳しいです。 ならばこそ、人間関係を改善させることは必須条件となりますよね。 信頼できる方を増やすことは、とても大事なことです。 >>ただそれには、子供の信頼を得る、という >>ベースラインが確保されている必要があり >>ます。それがない状況では、いかなる指導 >>も意味がないばかりか、逃避や攻撃といっ >>た不適応行動を増やすことになります。 > >ひたすら受容せよと言われるのですが、信 >頼を寄せてくれるようになるのでしょうか? 受容しきれない、という気持ちが伝わってくるように感じます。 確かに周囲にかかるストレスの大きさは、経験的に、なんとなく想像がつきます。それが家庭内であれば、なおさらですね。 ただ、何をどう受容するのかを、具体的に整理していく必要があるかと思います。 自閉症のお子さんは、情報の入力に問題があると考えられています。つまり、感覚過敏があったり、入力できる情報の幅が以上に狭かったり、といったことです。そして、入力異常が、誤った理解や偏った判断といった、行動面の異常を生むという理屈ですね。 ニキ・リンコさんというアスペルガーの翻訳者がいらっしゃるのですが、その方の言われる「俺ルール」とか「ハイパーりちぎ」とかいうのが、それに当たるのでしょう。詳しくは、以下の書籍をご参照下さい。 http://www.amazon.co.jp/自閉っ子、こういう風にできてます-ニキリンコ/dp/4907725639/ref=pd_bbs_sr_1/503-5168448-5795153?ie=UTF8&s=books&qid=1173200872&sr=8-1 http://www.amazon.co.jp/教えて私の「脳みそ」のかたち―大人になって自分のADHD、アスペルガー障害に気づく-岡野-高明/dp/4907725485/ref=sr_1_26/503-5168448-5795153?ie=UTF8&s=books&qid=1173201200&sr=1-26 我々は通常、原因としての入力異常よりも結果として現れた行動異常に目を向けがちです。ですが、行動異常だけをどうこうしようと思っても対症療法に過ぎませんし、根本的な入力異常やその処理過程に目を向けていないので、うまく行くはずがありません。 根本的な解決は、入力面の異常を「理解」した上で、どうすれば「行動面を改善」させていくことができるかを考えることではないでしょうか。 受容というのは、入力面の異常から生じることを「理解」してあげること、結論としての「行動異常」を、こういう経緯ならさもありなん、と「理解」してあげることかな、と私は思っています。決して、その行動自体を受容しているわけではないことをご理解下さい。 ある程度の関係ができなくては勝負できないことも多々あるので、あえて見ないフリをすることもあります。そういう意味での受容も、あるかもしれません。 うまく伝えられませんが…受容イコール放っておくことではない、と思っていただければ幸いです。 >>学校ではどのように過ごしているのでしょ >>うね。 > >学校では、一生懸命頑張って下さっている >担任の先生を好きになれないのです。土日 >に家庭訪問までして下さるのに・・・。先 >生には申し訳ないです。 担任の方も、振り回されているでしょうね…通常の教科指導・生活指導と、自閉症の指導とは、異なる技量が要求されるものなので。 教員と言う立場を離れて言えば、教員は数年単位で変わるものだし、やはり家庭内を落ち着けることが、とても大事なことだと思います。 私が自閉児に教育する際の方法論は、ちょっと厳しいものがあるので、質問者の方が直面している問題に適用できるかどうかは、何ともいえません。ですが、自閉症児の療育・教育の基本は「ほめること」にあると思っていただければ幸いです。 舌足らずですが、参考まで。
お礼
お世話になっております。 >アスペルガーのお子さんは、一見問題が見つからないため、発見も対処も難しいからです。 そうですよね。私の家系がしつこいくらいに情でのつながりを重んじるので、甥の父親(アスペルガー)はよく私に「あんたんとこの一族、上っ面ばかりで気持ち悪いね」と言ってました。私はそう言われ、他人の不幸ごとに同情して涙しながら励ますことのどこが上っ面なのか、悩みました。 『恩を感じない』『冷たい』など、甥の言動を見て父親の家系の血が強く出たんだと思っていました。姉は夫がアスペルガーだと知らずに結婚しました。 私は、甥もその父親も、そういう「性格」だと思ってました。 >受容しきれない、という気持ちが伝わってくるように感じます。 図星です。私達大人は何を言われてもガマンできます。でも、甥が自傷で口と耳の周りを血まみれにしてるのや、弟達が甥の言動により日に日に荒んだ表情になり、成長が後退していくのが可哀想で耐え切れず、私の不眠の原因になっています。 >ニキ・リンコさんというアスペルガーの翻訳者がいらっしゃるのですが、 ニキさんの著書を読んだり、彼女のトーク会にも行きました。知り合いの教授にも会いに行きました。アスペがとてもよくわかりました。でも、「猟奇的」な行動については情報が得られないのです。 >受容というのは、入力面の異常から生じることを「理解」してあげること、結論としての「行動異常」を、こういう経緯ならさもありなん、と「理解」してあげることかな、と私は思っています。決して、その行動自体を受容しているわけではないことをご理解下さい。 すごくよくわかりました。 受容とは、甥の周りの人間が甥に対して神になる事、感情を殺す事だと思っていました。 殴られても「そうかそうか気持ちがわかるよ」と微笑んでいなくてはいけない。情けなくて泣きそうになるけれど、泣くと逆効果だから感情を殺してとにかく無表情でいなくてはいけない。 これが今の私達の暮らしです。 受容がbaka_inu様のおっしゃるようなものならば、私には物凄い高度ですが、納得できます。納得がいかないまま今している受容を続けるより、頑張ろうと思えます。 ありがとうございます。
補足
baka_inu様、再回答ありがとうございます。 以下の点のみ理解しにくかったのでよろしければ補足お願いします。 >私が自閉児に教育する際の方法論は、ちょっと厳しいものがあるので、 これは「自閉症児に教育する時は厳しく対応する」という意味ですか? それとも「一般的におこなわれている自閉症児教育には厳しいものを感じている」という意味ですか? >自閉症児の療育・教育の基本は「ほめること」にあると思っていただければ幸いです。 とおっしゃっているので後者かなと思うのですが・・・。 お礼は週末に致します。 本当にありがとうございます。とても嬉しいです。
- baka_inu
- ベストアンサー率58% (148/254)
はじめまして。 養護学校の教員をしています。 ずいぶんおつらい状態に陥っていますね。 察するに余りあるというか…。 問題解決に当たって、母親がキーパーソンになると思いますが…お書きになった様子では、その位置につくだけのパワーも今はないでしょうし、母親に対し充分な支援も得られないのではないか、という気がします。 恐らくお子さんにとって母親は、別格の存在ではないでしょうか。だとすれば、その母親がお子さんやご自分の環境をコントロールできていないのですから、周囲が何を言っても…という状態になるかと。 確かにNo.2の回答者の方が書かれているように何かに対してのストレスを抱えているか、人間関係の築き方を間違えて理解している可能性があります。 >薄利骨折するほど蹴り倒した母親にニコニコと話しかけます。 という点からも、それが推測されます。ある程度ストレスを解消し軽減できるようなら、母親に対し蹴り倒すほどのことはしないし、人間関係がある程度築けていれば、これほど感情が変化して平気でいるはずもニコニコと話しかけるはずもないからです。 それはそれ、これはこれ、という考えは、自閉の子によく見られることですが、「蹴り倒す」行為が相手にどういう影響を及ぼすか、一般的に「蹴り倒す」行為がどういう状況でどういう対象にされている行為かを知らないようですね。気の向くままに行動している可能性や、テレビ等の情報を表面的に捉えて理解している可能性があります(詳細が分からないので、よく分かりませんが…)。 自閉の子には、「ものの限度」という感覚は備わっていない場合があります。自分の目的が母親の注目を集めることであれば、そのための手段は選ばない、というか。 それが例えば、 >毎日大人のような背丈の兄から「死ねェ~・・・」と >呪文のように言われては >壁に穴が空き、扉がはずれ、弟達が泣き叫ぶ大惨事の >場面を背に、甥はケロッとして「ねえ母さん、このCD >聴いてみて」とにこにこ笑って母を独占します。 >薄利骨折するほど蹴り倒した母親にニコニコと話しか >けます。 といった行為に現れることも、充分にありうることです。 そして、その行為自体をどうこうしようと思っても、おそらく解決できません。 自閉の子は、原因と結果について、我々の感覚と一致していないことが多いからです。 母親を自分の思うようにしたいという気持ちから、壁に穴を開けたりするからです。壁に穴を開けてはいけない、と叱っても、原因に当たる事柄が満たされていないのですから、別の行為に出てしまうだけのことです。窓ガラス割ったり、とか。 養護学校では、こういうときには、こういうやり方をするといいんだよ、と伝えるようにしています。それも一つひとつ。いわば、行動のレパートリーを増やすことを、地道に少しずつ、その子のペースで積み上げていくのです。 ただそれには、子供の信頼を得る、というベースラインが確保されている必要があります。それがない状況では、いかなる指導も意味がないばかりか、逃避や攻撃といった不適応行動を増やすことになります。 アスペルガーの子が2次障害をもつと、お書きになったようなケースが生じることがあるのだろうと思います。まず、現状を整理し、どこで問題が生じているのかを探り、対策を講じて、お子さんをコントロールできるだけの体制を整えることが大事になるかと思います。それが家庭内で困難であれば、何らかの形で外部の力を借りるしかありません。 現状がよく分からない上に、自閉の子の問題は人それぞれなので、具体的な事実や本人との関係が見えないと、アドバイスが逆効果になることも心配されますが…。専門家にアドバイスを得ながら、実際にご家族の方が少しずつ改善に向けて取り組んでいくのが良いかなぁと思ったりしました。他の人に言われても、お書きになったような現状でお子さんは、家族以外の方の言うことに、聞く耳を持たないように思います。 …と、ここまで書いて思ったのですが、学校ではどのように過ごしているのでしょうね。 学校でのストレスを知らないうちに溜め込んで、家庭で発散しているお子さんがいたことを、ふと思い出したもので。そういう点で問題は生じていませんか? 自閉の子は、ささいな刺激に過剰に反応するし、表現が極端なので、関わるほうはちょっとしたことで過剰に反応してくることで、相当なストレスを溜めてしまいますよね。ただ、うまく関係が作れれば、今までが嘘のようにがらっと変化していくのも自閉のお子さんですから。 私に言えることであれば、補足説明いたします。 うまくまとめられませんが、参考まで。
お礼
御礼が遅くなり申し訳ありません。 >養護学校の教員をしています。 養護学校に知的発達障碍を伴わないアスペルガーの子供はいますか。甥は知的な遅れは無いようです。 移動教室では友達の助けなしにどこに行けば良いのかわからないのに、成績はとても良く、成績の悪い子を馬鹿にします。 正直、自分の事が出来ないなら成績も悪かったらよかったんだと思います。 うちの甥が学校でストレスを感じるなら養護学校に入れてはどうかと言われた事もあります。でも甥は、国公立大学を受ける為に今から勉強しています。大人より政治に詳しいです。 >人間関係がある程度築けていれば、これほど感情が変化して平気でいるはずもニコニコと話しかけるはずもないからです。 おっしゃる通り人間関係が築けていないのです。母親は公的な相談員から、「あなたは親だとも人間だとも思われていない。家の壁の一部分だと思われている」と言われました(やんわりとです)。生き物とおもちゃの区別もわからない赤ちゃんだと思って一から育てなさいと言われました。 >一般的に「蹴り倒す」行為がどういう状況でどういう対象にされている行為かを知らないようですね。 最近そうなんだとわかりました。ちょっとイヤでもすごくイヤでも「死ね!」と言うのは、「死ね」という言葉の威力、使い方がわからないのではと。 >原因に当たる事柄が満たされていないのですから、別の行為に出てしまうだけのことです。 原因は母親との繋がりが無いも同然な事でしょうね。 >こういうやり方をするといいんだよ、と伝えるようにしています。それも一つひとつ。 本当にひとつの事しかムリですか? >ただそれには、子供の信頼を得る、というベースラインが確保されている必要があります。それがない状況では、いかなる指導も意味がないばかりか、逃避や攻撃といった不適応行動を増やすことになります。 ひたすら受容せよと言われるのですが、信頼を寄せてくれるようになるのでしょうか? >学校ではどのように過ごしているのでしょうね。 学校では、一生懸命頑張って下さっている担任の先生を好きになれないのです。土日に家庭訪問までして下さるのに・・・。先生には申し訳ないです。 >うまく関係が作れれば、今までが嘘のようにがらっと変化していくのも自閉のお子さんですから。 本当ですか。また笑って暮らしたいです・・・。
補足
>うまくまとめられませんが、 とんでもありません。すごく当たっています。 昨日甥は、私の座っている机に突然飛び乗り、真上から私の頭をゲンコツで殴りました。全身の力を込めて。 私が甥の話を「無視した」そうです。「無視した」のに「聞いてるよ」と言ったのが気に入らなかったようです。ちゃんと聞いてたけれど、「聞いてなかったよ」と話を合わせるべきだったのでしょう。 baka_inu様、ありがとうございます。 お礼は後日必ず致します。
- acorn_001
- ベストアンサー率46% (225/483)
甥ごさんのようなタイプのアスペルガー者に接した事がないので対処法はわかりません。 ですが、もしかして力になってくれるかも?と思う機関があるので、そちらにコンタクトとってみて下さい。 URLを貼って良いかわからないので、名前だけ書いておきます。 『まるいクリニック』 で検索してみて下さい。 こちらに京都少年鑑別所と兼任されている精神科医がいらっしゃいます。 発達障害と犯罪に関する講演もされている方です。 少年院の更正プログラムには発達障害に合ったSSTのようなものもあるそうです。 このクリニックなら、もしかして力になってくれるかも知れません。
お礼
お礼が遅くなり申し訳ありません。 >少年院の更正プログラムには発達障害に合ったSSTのようなものもあるそうです。 軽度発達障害児による犯罪はまさに二次障碍の最たるものですよね。 今は暴力は身内にのみです。 この間甥に突然頭を殴られました。 話を聞く態度が悪かったのに、謝らなかったからだそうです。 私は話もちゃんと聞いていたし、謝れとも言われてなくて(そういう雰囲気じゃなくて)、殴られた瞬間、痛みよりも驚きで放心状態になりました。 その日の日中、私はとても甥の喜ぶ事をしてやりました。 恩を着せる訳ではありませんが、本当にやり切れません。 甥は私を殴りますが、「他所の人をこんな風に殴らないでね」と言うと、「は?あんたを殴るのと他人を殴るのとじゃ重大さが違うじゃん。大人のクセにその差がわかんないとはね。哀れなヤツ」と笑われました。 本当にわかって言ってるのでしょうか。他人を殴ることはダメだと・・・。 講演会、調べてみます。有難うございました。
補足
>こちらに京都少年鑑別所と兼任されている精神科医がいらっしゃいます。発達障害と犯罪に関する講演もされている方です。 検索してみます。どこへでも行くつもりです。 acorn_001様ありがとうございます。 後日必ずお礼します。
- cough
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>このCD聴いてみて」とにこにこ笑って母を独占します。 これは、アスペの息子さんの方でしょうか? この甥御は、お母さんに対する執着がありませんか? それと、年齢による差別をしていないでしょうか? お兄さんだから我慢しなさい。とか、 弟は小さいのだから許してあげなさい。とか・・・・・ アスペの甥御さんが不平等さを感じていることはないでしょうか? 普通ならば、年齢による違いを理解しているものですが、 アスペの場合には、全てが平等でないと許せないのでは? と、感じることがあります。 それと、家庭外での生活はどうでしょう? ストレスを感じていることはありませんか? 学校側には、理解をしてもらっているのでしょうか? 何らかの疎外感を感じているか、 かなりのストレスがあるのではないかと感じます。 うちの子は、幼稚園の時に二次障碍になっていた様です。 (個人的には二次障碍だと思っていますが、 医師の診断がないので・・・・・) うちの子は、幼稚園にいる時に人格が変わり、 周りに対して攻撃的な態度を常にしていました。 (暴力・暴言は当たり前で、 挨拶をするお友達には「うるせぇ」と返してました) 家庭では、少し荒々しくなりましたが、 園の様なことはありませんでした。 園での理解不足が原因だったようです。 原因を見つけ、それを取り除けば良くなる気がしますが、 見つけるのも難しいでしょうし、 取り除くのが難しい場合もあるでしょう。 何となく、母親との関係にヒントがあるような気がするのですが・・・ どうでしょう?
お礼
御礼が遅くなり申し訳ありません。 >アスペの甥御さんが不平等さを感じていることはないでしょうか?普通ならば、年齢による違いを理解しているものですが、アスペの場合には、全てが平等でないと許せないのでは?と、感じることがあります。 そうですね。全く理解できないようです。弟の大事な物を横取りして泣かすので、最終的に「だってお兄さんでしょう」と言うと「またそれか。それしか知らないの?クセ?馬鹿?」と言われます。 >学校側には、理解をしてもらっているのでしょうか?何らかの疎外感を感じているか、かなりのストレスがあるのではないかと感じます。 小学高学年頃からみんな分別がついて人の容姿などをからかったりしなくなりますよね。でも甥は養護学級のお子さんやおっとりしたお子さんを馬鹿にして苛めてしまい、先生だけでなくクラスメイト皆に注意され、学級会などで問題にされ、皆の前で謝されたりしています。 でも、ほとぼりが冷めた頃にまた同じ事をしてしまい、また学級会。 ストレスを感じていると思います。体に出来たカサブタをはがし続けています。耳の後ろの髪が禿げてしまっています。 >園での理解不足が原因だったようです。 甥は担任の先生を嫌っています。先生も歩み寄ろうとして下さっているのですが、なかなか難しいです・・・。 >原因を見つけ、それを取り除けば良くなる気がしますが、見つけるのも難しいでしょうし、取り除くのが難しい場合もあるでしょう。何となく、母親との関係にヒントがあるような気がするのですが・・・ どうでしょう? 母親に受け止める器がありません。医者からは健康な私が頑張るように言われています。 私が学校等の公に出て解決しようとすると、ある問題にぶつかるのです。それは、姉が生活保護を受けているという事。だから、近くに住む親族の私は表立ったことが出来ないのです。 家にも学校にも問題が山積みです。 頑張ります。 cough様のお子さんは今どうされてますか。
補足
>>このCD聴いてみて」とにこにこ笑って母を独占します。 これは、アスペの息子さんの方でしょうか? そうです。パッと切り替わります。 薄利骨折するほど蹴り倒した母親にニコニコと話しかけます。 ・・・ゾッとする瞬間です。 一年前の写真ではまだあどけない、はじけるような笑顔をしていました。 今は別人です。視線が合いません。 出来ていた事(自立していた事)も出来なくなってきています。 cough様、貴重な回答ありがとうございます。 お子さんのお話ありがとうございます。 後日必ずお礼、返事いたします。
- noarin
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甥っ子さんの保護者の方は何か親の会のようなものに 参加していますか? お医者さんの対応の仕方は 合っている部分もありますが、今後のことを考えると 「適切な言動をする」ようにしないと社会に適応でき ないままで成人になってしまいます。STT、ソーシャル スキルトレーニングが必要だと思います。 自閉症協会のHPはご覧になれば、各地域の支部が わかります。支部の中にはアスペルガー部会が あるところもあります。ぜひそういう会合に参加して 情報を集めて下さい。思春期、ということですが 中高校生ぐらいでしょうか。二次障碍が起っている 可能性も考えられます。自閉症、特にアスペルガーに 関して詳しい療育方法を知っている医師に見てもらう ことをお勧めします。
お礼
noarin様、目に留めて頂き、ありがとうございます。 >医者さんの対応の仕方は合っている部分もありますが、今後のことを考えると「適切な言動をする」ようにしないと社会に適応できないままで成人になってしまいます。 と、思うのですが、火に油を注ぐようなものなのです。今はひたすら需要の時だと言われました。 医者もセンターの方も、専門の大学教授にも、あらゆる関係機関に駆け込みましたし、講演会、学習会にも行き、講演者に相談をしましたが、一様に「受容せよ」ムリなら「聞こえないふりせよ」と言われました。 彼はあなた達(私達)を家族と認識していない、赤ちゃんだと思いなさいと・・・。 しかし、私達大人に暴言や暴力はいいとして、小さな兄弟達はチックになったり夜泣き、歯軋り、抜毛と・・・。毎日大人のような背丈の兄から「死ねェ~・・・」と呪文のように言われては無理も無く・・・。 壁に穴が空き、扉がはずれ、弟達が泣き叫ぶ大惨事の場面を背に、甥はケロッとして「ねえ母さん、このCD聴いてみて」とにこにこ笑って母を独占します。物が映像では無くスライドのように切れるかららしいのですが、私達の心はばらばらに千切れるような感覚があります。 >STT、ソーシャルスキルトレーニングが必要だと思います。 私もこれを医者に希望したのですが、甥に障碍の自覚が無いので、今はムリだと・・・。 なんだかついたくさん書き込んでしまい申し訳ありません・・・。 noarin様の近くに、アスペルガーのお子さんで、甥のような二次障碍の出ている方はおられませんか? どんなに調べてもこんなひどい問題行動が出るケースは見たことが無いのです。 本やサイト、アスペルガーの方のブログなどもしらみつぶしに調べましたが、一人としていないのです・・・。 長々とすみません。
補足
>甥っ子さんの保護者の方は何か親の会のようなものに参加していますか? 姉は夫(アスペルガー)の浮気癖が原因の離婚により、ウツを発症し、人と関ると後で放心状態になってしまうのです。自傷もあります。 又小さな子供も多く、もう一人障害児がいます。 医者やサポートセンターからは「アスペ親の会」のようなものは結構親の活動が忙しいのでお姉さんにはムリだろうと言われました。 甥はアスペルガーだという事を知りません。こういう状況を説明して、本人の診断なしに「アスペルガー」と診断されました。 今は知らさない様に言われています。受け入れられないだろうと言われました。 二次障碍ですよね。
お礼
>教師の理解がとても重要だと感じてます。 そうですよね。 でも今の担任の先生は、一生懸命アスペルガーについて勉強して下さり、「一生懸命」なのに、甥は全く心を開きません。 そこで思うのは相性だと思います。 私が甥を「可愛げの無い、どうしようもない子で」と言うと「まあね~苦労はしてますよ~^^」と言われるのですが、「否定しては下さらないんだな」と^^; >でも、言葉も話せてある程度の理解もでき、自分と同じ様に生活が出来る弟を庇護するのは理解できない。 >本当のことを言って「なぜ?」怒られるのかが理解できないのかも・・・ ああ、そうなのですね。甥にするとその「複雑な」差がわからないのですね。何もかも「○○はやって貰ってるのになんで俺だけひとりでやんなきゃなんないの。ワケわかんない。頭ワルいんじゃない」とか「で?どういう差があるの?」と、真面目に聞いてきます。 >具体物があったり、実際に経験して納得をしないと、受け入れるのが難しいと感じています。 >あと、問題が起きた場合には、決して感情的にならず、明確な理由を用意してみてください。 >自分の思っていることを紙に書いたり、伝えたい事を紙に書いたりし説明するのも良いかもしれません。耳からの情報だけでなく、視覚からの情報も必要な場合もあります。 わかりました。実行してみます。 >自分の求めている答えを返してもらえなかったのでしょうか? 何か疎外感を感じているような気がします。いつも責められるのは自分だという被害者意識がないでしょうか? やはり大事なのは受容なんですね。 >思春期の子供は、どんな子も難しいですよね。 ある程度の知識も見に付け、周りが見え始めてきますから・・・・・ >純粋な部分と不器用な部分が目立つ時期だと感じています。 そうですね。思春期のしんどさを本人も感じているのでしょうね。 全ての事を障碍に因るものだと決め付けないようにします。 >一番大切なのは、信頼関係かもしれません。 わたしの経験談から、何か参考になるものがあれば良いのですが・・・ ありがとうございます。体験された方の重みというのでしょうか。心にずしずしと響きました。 特に上のお子さんに心掛けられた事について、映像が浮かんでくるぐらいにわかりやすく、参考になりました。 素敵なお母さんだと思いました。