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ミヤマツバキ(深山椿)とは生物学上の正式な名称?それとも通称や俗称?

偶然か必然か判りませんが、手元の図鑑の索引にはミヤマツバキが見当たりません。一方私の知る限り、少なくとも(生物の専門家ではない方が著した)書物の上では深山椿が登場しています。 そこで質問なのですが、ミヤマツバキという生物学上の正式な名の付いたツバキが存在するのでしょうか、それとも生物学上の正式な名前とは無関係に、例えば山地の野生のツバキを深山椿と呼んでいるなどという事情でもあるのでしょうか。 もしも、ミヤマツバキという生物学上の正式な名の付いたツバキが存在する場合には、その特徴や画像を紹介して下さると、とても有り難いです。 宜しく、お願いします。

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回答No.1

あるとしても地方名の可能性が高いです。Googleで検索をかけても引っかかりませんし。 Yahoo!で検索をかけたら、個人のブログで、夏目漱石『草枕』で描写されている深山椿について、「ミヤマツバキというのは、ヤマツバキ(またはヤブツバキ)のことなのだろうか。」との記述を見つけました。草枕を読んだことがないのでわかりませんが、文学上の表現として「深山椿」と表現しただけかもしれません。 http://homepage2.nifty.com/TENKO/diary/d_0203b.html ちなみに、国内にある椿の種類は野生のものだとヤブツバキが一般的です。 http://had0.big.ous.ac.jp/~hada/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/theaceae/yabutsubaki/yabutsubaki.htm 雪国に適応変異したユキツバキというものもあるようです。 http://aquiya.skr.jp/zukan/Camellia_rusticana.html あとは、中国雲南省原産トウツバキ、台湾原産のグランサムツバキなど。 http://www.bgtym.org/data-base/toutubaki.htm http://nature3.fc2web.com/html/20061223guransamutsubaki.htm 園芸品種も多いのですが、そちらは省略します。

sono-higurashi
質問者

お礼

どうやら、「ミヤマツバキ」は正式名ではないと考えてよいようですね。お墨付きが得られたようで安心しました。 実は、この件を私が知りたくなったのも漱石の『草枕』が発端です。もっとも私の場合は直接『草枕』からではなく森本哲郎氏の著作物「雪の椿」から漱石が『草枕』の中で深山椿を貶しているのを知ったにすぎないのですが。 どうやら、ツバキは好む人も多い代わりに好まぬ人も多いように感じています。私自身は花の数が多過ぎてちょっと・・・。月並みですがワビスケの他には全開する前のヤブツバキが好みの限界でしょうか。 ご紹介下さったサイトも、それぞれに参考になりました。 有り難うございました。またの機会にも宜しくお願いします。