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働きたく無い
小社の会社経営者です。40歳代です。長文です。 同じ様な境遇の経営陣の方からの投稿を待ちます。 当社は、10数年会社を経営しております。 お聞きしたいのは、当社の発注元は旧建設省、現在独立行政法人です。 私は、10数年前バブル崩壊後に会社を設立し、バブル景気を知りません。崩壊後、請負金額は御存知の様に底無しの状態で、未だ底を打つ気配さえありません。 独立行政法人は基本的に、天下りの老後の預金システムであります。 独立行政法人の借金は、官庁の時代の18兆円(税金)、しかし年間9千億円の補助金を国から得ています。 更に、取締役・出向役員の報酬は年間1億を軽く超えています。 18兆円も抱えた企業の給与が破格である事に憤りを覚えます。 当社はその独立行政法人から請負をしている訳ですが、社員や協力会社、派遣会社に支払いを済ませても、残る利益はありません。 働いても、働いても皆合わせて苦しい生活を強いられております。 しかし、発注元の無能・怠慢・横柄な態度にいつまで我慢を続ければ良いのでしょうか。我々が我慢を続けるのは、我々の人格に問題があるからなのでしょうか。違います。それはお金の問題が絡むからです。 社員の働き、協力会社の協力、派遣の努力、砂を噛み潰しそれでも耐えているのは、それぞれに守るべきものがあるからです。 働く者達の、正当な対価を得る為に意見をしても、寝耳に水です。 私は正直、もう働く意欲を失いかけています。 もう働きたくありません。 何故なら、大手の利益の為に、一部の人間の取得権益を確保する為に、手抜きをしなければ集団で仕事を失う事になる現実に、生き甲斐を感じる事すら出来なくなっているからです。 いつまで、我々は黙っていればいいのでしょうか。 いつまで、現実では無く自分を破壊し続ければいいのでしょうか。 教えて下さい。
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- 53r
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工事請負業界は、発注元が独立行政法人であっても私企業であっても下請け孫請けにしわ寄せがいく構造になっています。 ですから、独立行政法人の問題点と請負業の構造的問題点は区別して考えられた方がよいのではないでしょうか。独立行政法人が発注元なので一緒になってしまうのは分かりますが。 まず、前者の問題です。 役員の報酬が一億を超えているのは、質問者様の会社の請負金額をたたいて利益をあげたというのも少しはあるかもしれないですが、天下りが税金・補助金で食べさせてもらっているからというのが主ですよね。とするなら、これは、政治の問題です。投票箱と世論で是正するべき問題です。天下り役人の無能怠慢をマスコミにでも訴え世論を喚起して頂きたいところですが、容易でないことは分かります。 次に後者の問題です。 夫も建築業界です。しかも、会社が人件費を削減するため、雇用から請負に身分が変わりました。ですから、立派な事業主・経営者です。ですが、元請孫請が利益を抜いた後の孫孫請けです。夫の収入は半減しましたが会社は高級車を買っています。これは質問者様にお聞きしたいです。建築業界ではこの多重請負構造を無くすことは不可能なのですか?例えば、流通の世界では商品が生産者から直接小売店へと流れ問屋の存在意義がなくなりつつあると聞きます。これも一昔前までは不可能といわれていたのではありませんか。注文者から直接請け負うというのは建築業界では本当にありえないことなのでしょうか?この構造であるかぎり、価格競争のしわ寄せは全て末端に来るのです。 >大手の利益の為に、一部の人間の取得権益を確保する為に、手抜きをしなければ集団で仕事を失う事になる現実に、生き甲斐を感じる事すら出来なくなっているからです。 これは、正当な請負金額で無いから手抜き工事をせざるを得ないということでしょうか? 私も個人事業主ですが、手抜きはしたくないので正当な報酬をいただけないような仕事はしません。従業員がいないから出来ることかもしれませんが、従業員を雇わないのはむしろ仕事を選びたいからです。 夫(建築業)は、経理を私に任せきりなのでどれだけ儲かっていないか分かっていないからか、全力で仕事をしています。いえ、仮に収入が半減したことを知っても手抜きはしないでしょう。できないでしょう。それは、仕事に対するプライドです。 儲からなくてもプライドを持って仕事がしたいのです。 ですが、プライドをずたずたにされそれでも生活が苦しいというのでは、働きたくないというお気持ちも分かります。 質問文からは質問者様のぎりぎりの精神状態が伝わってきます。 無責任かもしれませんが、正当な請負金額でなければ仕事を請けないと毅然と言うことはできないでしょうか?他の取引先を探すことは不可能なのでしょうか? 難しいかもしれませんね。私は毅然と言った結果取引先を失い、安ければいい、無理を聞いてくれればいいという取引業者と、どんな金額でもどんな内容でも引き受けるという同業者がいる限り新たな取引先を見つけることも困難でした。 それでも私は、 > いつまで、我々は黙っていればいいのでしょうか。 いつまで、現実では無く自分を破壊し続ければいいのでしょうか。 黙っていることも、自分を破壊するのも嫌ですから、精神的にはこれでよかったと思っています。
- koala60
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実態を正確にレポートしてマスコミに出すとか 建築業界はバブルのときにおかしくなりましたよね。経費いくらでも使い、公共投資といって国のお金をばら撒きその利益を何段もの下請けがそれぞれに享受できるように何段階ものシステムを作りましたよね。 下請けの下請けの最後の孫請けとかになってくるともう本当に儲けなんて今ない状態なのは私の周りにも苦労なさっているところがあるのでなんとなくわかりますが、ではなぜ企業としてそういう儲けのない我慢しなければならないような仕事しかしないのでしょう。中身を替えることはできませんか。今ある技術をもっと磨いてあるいは生かして違う仕事に方向転換することはできないのでしょうか。下請けそのもののシステムを変えるとか協力会社さんやすべてと一致団結して反乱起こすとか。 同じ境遇ではありませんが、会社の経営をしています。バブル崩壊後から赤字が続き数年前には会社をたたもうかというところまできていました。製造業なのですが、そこから大借金して新しい機械をいれ、社員に新しい技術を習得させ、経営体質からパートの人の考え方まで徹底的に変えました。上から来る仕事をただやるだけでなく、新しい技術を武器に普通ではできなさそうな難仕事や金銭的にはあまりにあわないけど技術に挑戦するような仕事はすべて請けました。役員すべて給料はなしで何年も働きました。今年と来年でそのころの大借金を返し終わる予定です。 変化にはものすごい痛みを伴います。社員の方にもすごく苦労をかけたと思います。リストラもしました。あのときに辞めていただいた社員の方には申し訳ないと思っていますが、出さなきゃいけない膿は社会の構造が変われば当然あるのです。技術が世間に受け入れられなければうちは大借金のまま倒産していたでしょう。 お金が上で搾取されているから・・とか人のせいにして下でぼやいていても何も変わりません。
お礼
ご意見・ご返答ありがとう御座います。 正にその通りだと思います。業種の違いはあれ、中小零細の抱える問題は、基本的には全てお金の苦労です。 ホワイトカラーが大儲けをして、労働者が死に目にあってる。この不条理を崩壊させたいと何度考えた事でしょう。 私の思う所、この労働者から脱却するには会社のトップセールスを計る、売物が必要だと強く感じています。 ヒット商品で事業を支え、ヒット商品で会社を持たせている大企業が全てです。 ヒット商品を持たず、生きている企業は、税金でまかなわれている企業のみです。 労働者の格差を無くす為に、我々は何が出来るのでしょうか。 本音の投稿ありがとう御座います。
- k_o_r_o_c_h_a_n
- ベストアンサー率55% (526/942)
なぜ、儲からない仕事をするのですか? なぜ、やりたくない仕事をするのですか? なぜ、生き甲斐を感じる仕事をしないのですか? 誰かのせいで、または、誰かのために犯す犯罪でも、犯した罪に問われるのは当人です、誰かではありません。 >いつまで、我々は黙っていればいいのでしょうか。 >いつまで、現実では無く自分を破壊し続ければいいのでしょうか。 黙っている必要はないと思いますが・・ そもそも、やるべきではない仕事を続けるのが経営者の責務でしょうか。 仮に事業が継続できないとしても、社会人として、経営者として、正しい道を歩むべきではないでしょうか。
補足
ご意見有難う御座います。 その正しい道を歩くために、責任をまっとうする為に、アイデアやご意見を募集しにきました。 何か、具体的な方法がありますか? 教えて下さい。
- t78abyrf9c
- ベストアンサー率47% (3029/6402)
では、伺いますが、「『世間』を変えてやろう」という気にはならないのですか? http://kyushu.yomiuri.co.jp/magazine/jidai/0307/ji_307_030712.htm http://kyasuhara.blog14.fc2.com/blog-entry-27.html http://kyasuhara.blog14.fc2.com/blog-entry-30.html
補足
返信・資料提供ありがとう御座います。 世間を変えてやろうと言う気持ちがあり、独立をしました。 同時に、自分らしさを自分の方法で表現する為に独立をしました。 確かに市場原理は、仏門に近い成り立ちをしています。 しかし、今の社会構造は人類の道徳とは全く真逆の所にあります。 日本の市場経済を司る中枢が、未成熟なのです。 未成熟な人間達が、お金を得る為に不条理な方法で、下請けからお金を吸上げているのです。 元請は元々、下請けが儲かる金額では発注をしません。 自分達の利益を充分に確保した後、更に下請け、孫請け、曾孫請けに銀行借入をさせ、そのお金で物件を完成させているのです。
補足
ご返答ありがとう御座います。 そうですね、私は知人のマスコミを通じて内情をインサイダーして天下りの実態を公表する様に何度も協力をして来ました。また、組合を通じて直接交渉の窓口に立った事もあります。しかし、相手は巧妙で法的に隙間を旨く埋めているのです。革命でも起きない限り難しいと言う印象を持ちました。 建設業でも、どの業種でもそうですが、必ず発注者がいてその中間で人脈を旨く引き寄せて書類を流し、利益を得る言わば中間搾取をしている会社やブローカーと言われる方々がいます。 これが邪魔なのです。しかし、建設業は丸投げは禁止されてる上、業の許可や各種免許と言った様に、個人では到底大手に対抗出来ないと言った現実があります。また、大手の仕事を直接受注したり、施主から直接工事を請け負ったとしても、建て終るまでの期間の下請けや問屋への支払いが先行するため、どうしても自己資本だけでは足りず、銀行からの借入れをしなければなりません。現在利息は低いのですが、それでも借入額は銀行の与信の範囲内でしか借入れが出来ない状況では、その額の範囲で仕事を選ばなければいけない現実があります。 私も20代で独立をしました。懸命に働きました。 しかし、政府・官庁・スーパーゼネコンを除き、他は全てブルーカラーつまり、労働者なのです。この労働者の権利をあざ笑うかの様な、対応に憤りを感じています。 当社は長年の実績から、社員や協力会社の技術力はAランクです。 しかし、いかに効率良く無駄を無くし働いても、一個のつまずきが皆の生活に直結する程、厳しいのです。 手を抜かず、一生懸命働くのは「プライド」つまり生き甲斐だと思います。その生き甲斐さえ踏みにじられる、今の現実に嫌気が差しているのです。 新しい取引先を探すのも手だと思います。 しかし、おっしゃる通り、どこも皆同じです。安ければ良い、奴隷なら良いです。手形も120日を取ってくれれば良いです。 馬鹿馬鹿しくて相手にしてられません。 私には、事業を辞めると言う選択肢もあります。 しかし、そこにこそ私のこだわりがあります。