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農学系公務員の将来
私は今、大学で農学を学んでいます。就職をする際に、自分の勉強してきた事を生かせる農学系の公務員(国II・地方)を目指そうと考えています。 しかし、昨今の国・地方財政状況を考えると公務員の待遇は悪化していき人員削減なども行われると思います。 その際に真っ先に農学職が狙われるのではないかと考えています。自分にとって魅力的な職業ではありますが、将来を考えると避けた方が良いのでしょうか。
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環境省に勤務しています。大学時代は農学部でした。地方のことは詳しくないので、国に限ってお話します。 待遇のうち給料に関しては、時代の流れで、国家公務員全体で微減するかもしれません。その際には農学職でも事務職でも関係ありません。 待遇のうち、宿舎などに関しては省庁によって異なります。お金のある省庁は霞ヶ関に近い場所(渋谷とか)に宿舎を持っていますし、お金のない省庁(環境省)は霞ヶ関から一時間半も掛かる場所に宿舎があります。 今後は霞ヶ関に近い宿舎は廃止になる方向ですので、お金のある省庁は宿舎条件が悪化します。もともとお金のない省庁は、特に変わりません。 人員削減に関しては、林野庁の国有林野事業が膨大な赤字を抱えてますので、このまま存続することは難しそうです。独立行政法人化する可能性があります。 その際に、一種採用の職員は全員林野庁に残って民有林野事業を続け、二種三種採用の一部職員の身分が変わるそうです。林野庁一種職員から聞いた話ですので、本当でしょう。 その他にも、林野庁(もしくは農林水産省)と環境省の合併という構想があります。これはあくまで構想なので、実現するかは全く分かりませんが。 全省庁的に人員削減は行われますが、基本的には新規採用を抑えることで削減する予定です。その他にも他省庁への配置転換も話題になっていますが、省庁側の抵抗があるので、実現するかどうか不明です。 結論として、林野庁だけは採用後の身分が不安定な側面があります。 その他の省庁では職種問わず給料が微減するかもしれないが、そんなに身分が不安定ということはないです。