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変圧器について
変圧器について質問です。 交流では簡単に変圧器で電圧を変えることができるということですが、直流では変圧できないのでしょうか? できないのであればその理由を知りたいです。 できるのであれば交流の変圧器とどう違うのかがわかりません(交流の変圧器の原理は分かるのですが)。 よろしくお願いします。
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- violetxxx
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磁束の飽和以前に、巻き線に直流電圧を印加しても、スイッチを入れた瞬間しか起電力は発生しないと思います。基本的に巻き線に直流電圧を印加しても定常状態では、導線に電圧を印加していることと同じです
- foobar
- ベストアンサー率44% (1423/3185)
補足 直流の電圧を変える場合、いくつかの方法があります。 1. #2さん回答にあるように、一旦交流にして変圧器を使って、電圧をかえる 2. (電圧を下げる場合)直流をON/OFFして、平均電圧を下げてやる方法(降圧チョッパ) 3. 直流をON/OFFして、ONのときにコイルにエネルギーを蓄えて、OFFの時に放出させる方法(昇圧チョッパ) 4. コンデンサに充電して、充電したコンデンサを半導体スイッチで直列に接続し直して電圧を上げる方法 まあ、どれを使うにしても、交流+変圧器よりは複雑(+損失が大きい)です。
- Willyt
- ベストアンサー率25% (2858/11131)
直流を変圧するには直流モーターを回してこれで交流を発電し、これを変圧し、これを整流するという馬鹿々しい過程を踏まなければなりませんよね。これによるロスは全く無駄な浪費です。これに対して交流の変圧はコイルの巻数を変えるだけという簡単なものですから変圧は交流ということになっているのでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 ということは直流を変圧するときは一度交流に変換して変圧し、またそれを直流に変換するということですね。それは確かに面倒ですね。 参考になりました。
- foobar
- ベストアンサー率44% (1423/3185)
直流そのままでは変圧器は使えません。 変圧器は、磁束の変化を使って電圧を伝送します。 ところが、磁束には上限があり(ひとつは鉄心の磁気飽和のため、もうひとつは巻き線に流れる励磁電流の上限)、磁束が上限に達したところで発生電圧は0になります。 交流の場合には周期的に電圧の極性が変わるので、磁束もそれにつれて上下し、ある一定幅の中に留まるので、伝送できるのですが。
お礼
回答ありがとうございます。 なるほど!直流では磁束が上限に達して発生電圧が0になってしまうから変圧できないんですね。 理解できました。
お礼
なるほど!変圧器と比べてかなり面倒な作業が必要ですね。 とてもためになりました。 ありがとうございます!