鏡面に仕上がりません!黄銅
NCにて、普段は鍛造用黄銅(C3771)を切削しています。擦動面に使われるため、仕上げ面は6.3 S(▽▽▽)です。
バイト:ダイヤモンドバイト (ノーズR4.0 すく角度0°)
加工条件:S1500 F0.04mm/rew
加工形状:球面(SΦ115.)
最初荒加工をして、0.1mmの削り代で、
加工面にエアーをかけながら、油をミスト状にかけ(セミドライ加工)倣い加工
→鏡面並の仕上がりです。
今回、材質が微妙に変わって、黄銅鋳物3種(CAC203)を加工するのですが、
面粗度がうまく仕上がりません!!(鏡面ではあるのですが、やや粗いというか、曇りがあるというか…。前ほど光沢がない)
材料の形状、加工条件は鍛造用黄銅の時と全く変わってはいません。芯高や仕上げ代を変えたりしても良くなりません。材質の違いが影響しているのでしょうか??
ちなみに、鍛造用黄銅(銅が57.0-61.0%、鉛が1.0-2.5%、鉄+錫が1.0%以下、亜鉛は残部)
黄銅鋳物3種 (銅58.0-64.0%、鉛0.5-3.0%、錫1.0、鉄0.8%、ニッケル1.0%以下、アルミ0.5%以下 亜鉛は残部)だそうです。