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第一次と二次の石油ショックの影響の違いについて
第一次と二次の石油ショックの影響の違いについて 教えて下さい。 解説しているサイトがないか検索してみましたが、石油ショックについて解説しているサイトは見つかりましたが、違いについて書いてあるところは見つける事ができませんでした。
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第一次は1973年に突然発生しました。イスラエル対周辺アラブ国の中東戦争が始まり、中東産油国全てが対イスラエル戦に向けて、非協力国には原油を出さないと言った事で、大混乱が発生しました。原油は当時バーレル1ドル台から一気に20ドル近くまで暴騰し、石油依存度の高かった先進国では物価が暴騰しました。日本ではベースアップも一気に行われた(初任給が約倍・一般で5~10万円の増額)為、食うに困る人は出ませんでしたが、買い漁りが横行した為トイレットペーパー等、本来関係無いものまで品不足になりました。事態が沈静するまで約1年、その悪影響による景気沈滞h数年続きました。 第二次は1980年代、イランに革命が起こり国王が追放され、宗教国家となったイランで米国大使館襲撃・人質事件等があり、米国とイランの間に緊張関係が発生しました。様子を見計らってイラクのフセインがイランに侵攻し、所謂イライラ戦争が原因となり第二次オイルショックが始まりました。 第一次の教訓で省エネ化が行われていた事、サウジ等の両国以外の中東産油国は静観した事もあり、当初心配されていた様な混乱は発生せず、石油製品の一部(軽油)に品不足が起きた他は、緩やかに石油価格が上昇していっただけで、それも半年後には価格下落に転じました。
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- nemosan
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参考サイトに、第二次は「・・・日本経済に対する影響は第一次オイルショックほどひどいものにはならなかった。」等の記述があります。 「オイルショック」 http://wpedia.search.goo.ne.jp/search/%A5%AA%A5%A4%A5%EB%A5%B7%A5%E7%A5%C3%A5%AF/detail.html?LINK=1&kind=epedia
お礼
サイトへの誘導と回答、ありがとうございます! 助かりました。
お礼
石油ショックについてはトイレットペーパーに関するくらいの知識しかなかった為、とても参考になりました。 丁寧な解説ありがとうございました!