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JK-FFについて
JK-FFについてなのですが、マスタースリーブ形・エッジトリガ形・データロックアウト形の違いと特徴がいまいちよくわかりません。 この3つにはどのような違い、特徴があるのですか? ぜひ教えてください。
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マスタースレーブ形 JとKの入力の組み合わせと入力順のみによって出力が決定される。 古典的なタイプで現在はあまり使われていない。 エッジトリガ形(リーディングエッジトリガ) クロック入力の立ち上がり又は立下りでJK入力を読み込み、出力に反映する。 クロックが入力されない限り、JK入力が変化しても出力は変化しない。 現在はこのタイプが一般的。 クリアー、プリセット端子付きも多い。 データロックアウト形 こういう呼び方はあまり聞きませんが。 出力にラッチ機能の付いた物か、クリアーやプリセット端子の付いた物のことだと思います。 ラッチ機能:クロックとは別に出力を保持する機能。 クリアー:出力を強制的にリセットにする。 プリセット:出力を強制的にセットにする。
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- esezou
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humpty5124さん、こんにちは。 大学の、レポートでしょうか。 辛口で書けば、質問者さんが、将来電子設計技術に就かれようとするなら、こういった(7490問題も)問題を避けて通るのは懸命ではありません。 とりあえず単位通ればよい場合、以下を参考にしてください。 そもそも、TTL(JK-FFもその一部)なるものが開発された当時、いかにICの中のトランジスタ数を減らすのかが、良い設計とされた時代もありました。 また現在のような充分なシミュレータもなく、机上計算で設計しましたので、最適な設計は、技術者の腕の見せ所でした(特許回避や、プライドの問題もあったかもしれません)。 そういった時代背景が、まずひとつ。 また当時のTTL回路は電気馬鹿食いで、信じられないですが、TTLだけで作ったコンピュータが存在し(手に入るロジックはTTLだけだった)ビルの電力の大部分を使っていたりしたものだそうです。 こんなことは教科書に書いてありますね。 そろそろFFの話をしましょうか。 つまり、FFもそういった背景の元、回路規模が小さい、消費電力が小さい、動作が速い等、様々なタイプが考案されました。 そろそろ教科書も開いて見ましょうか、同じ事が書いてありますね。 最初に開発されたのは(多分)マスタースレーブタイプです。 当時の素子の実力では、エッジトリガにするほど素子速度が速くなかったか、消費電力が大きすぎて当時のパッケージの規格上限であったかの事情が推察されます。 後にショットキ技術が開発され、消費電力が下がるとエッジトリガのタイプに変わりました。 さあこの話が本当なのか、教科書で確認してみましょう。
お礼
回答ありがとうございました。 これは課題関係ではなく本をみて気になったので、質問させていただきました。 私の持っている教科書にはクロックの動作についてしか書かれていなかったため、具体的には何が違うのかよくわからなかったんです。 esezouさんの回答を参考に違う本を確認してみようと思います。 ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございました。 すっきりまとまっていてわかりやすかったです。 参考にさせていただきたいと思います。