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平均単価の計算について
教えてほしいことがあります。ある本での記述で、株(1000株単位) 1- 297 -1 297 -1 295 -1 293 -1 281 -1 280 -1 261 -1 260 計 1-7 真ん中が278.5(最初の297円と最後の260円の中間)なのに対して所有株の平均単価が281円で上手でない。この取引について名人が次の指導をする文章が書かれています。 「上の297円はバイカイだから消せない。次の295円と293円が目ざわりなんだ。この二つをあした切るんだ。わかったね。切ったら5000残りだ。平均値はどうなる」 「平均は275円になります。・・・・(略)」 「平均値が六円下がったんだな。(略)30円か40円の幅のなかで平均値が2円か3円も高いのは下手すぎる(略)。それが、ちょっと調整しただけで六円もさがるじゃないか。・・・」 (板垣著プロが教える株式投資、218ページ)。 二つが目障りなんだ、までは理解できます。真ん中より高い価格で購入した株が平均値を高めているからです。しかし、この二つをあした切る、というのはどういう意味でしょうか?切ると残り5000株、というのですから、二つ売る(2000株売る)ということと解釈しても、それで平均値が下がったと言えるのでしょうか?2単位売っても、それは295円と293円の二つを売ったというのではなく、平均単価281円のを二つ売ったということで、売却後も平均単価は281円ではないでしょうか? 商品売買のように先入先出法とか個別法などの計算方法が採用できるなら、先ほどの記述のようなことも言えるかもしれませんが・・・それにこの段階で売却すると売却損が発生していて、平均単価を引き下げることの意義は薄いと思うのです。 私の考えは違うのでしょうか?ぜひご教授ください。
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その文章を読むだけでは、あなたの >それにこの段階で売却すると売却損が発生していて、平均単価を引き下げることの意義は薄いと思うのです。 に同意します。 そもそも、一度買ってしまえば、取得平均で区別したりしませんから、○○円で買った株を売ると言う考えが間違っています。株券に取得平均は書いていませんよね。 分かりやすいように数字を極端にしてみましょう。 ある株を、100円の時に1000株、300円の時に1000株買いました。そして、現在の株価は180円です。取得平均価格は200円なので、含み損が出ていることになりますね。 ここで、300円の時に買った株(本当は区別できませんが、区別できるとして)を売却したとします。すると残った株は100円で買った方だけですから取得平均はその本の論理だと100円になって現在株価を大きく下回りますが、その代償として120,000円の売却損が発生しました。どう思われますか。 要するに、含み損益も実現損益も何ら区別はないということです。取得平均はあくまで (株価)-(現時点の含み損益)÷(保有株数) で計算される数字であり、勝手に高く買った株を売ったと決め付けて、見かけ上の含み損益を改善してもその分実際に損をするわけですから、何ら得になっていません。 むしろ、この考え方は、銘柄が違う複数の株を持っている場合に正しい考えだと思います。今、株価がともに800円のA株とB株があり、A株は1000円で、B株は500円で購入したものであり、すぐに現金が欲しいためどちらかを売る必要に迫られた場合を考えます。利益の出ているB株を売却する人は損切りができない負け組であり、A株を潔く損切りして上り調子のB株を残すのが上手な投資家だと聞いたことがあります。
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- unibon
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これは、結局のところ、ツナギ売りや両建てと同様に、心理的な面の問題だけです。この著者(やその著書に出てくる登場人物)の心の中の株券には、それぞれ購入単価が書いてあるので、その中から好きな株券を売ることができるのです。 数学的・論理的に考えれば、(297, 295, 293, 281, 280, 261, 260)の7000株の平均購入単価は281円であり、その中からどの2000株を売っても、平均購入単価は281円のままです。(なお、売ったら売却値と平均購入単価との差額が損益になって、平均購入単価を変えるという考え方もありますが、ここではそれは省きます。) しかし、この著書の考えでは、この中から 295, 293 を選んで売れるわけですが、これはそれを選んで売ったというよりも、そもそもそれを買ったことすら取り消しているという考えなのでしょう。だから購入してあるのは (297, 281, 280, 261, 260) の5000株であり、平均購入単価は275.8円という理屈です。281円だったものが275.8円に下がったのですから、差額の5.2円×2000株は、損として数えなければならないはずなのですが、この本ではうやむやにされています。 私もこの本は立ち読みしたことはあり、好きな部類です。しかし、考え方は論理的ではありません。文学として読んだほうが良いと思っています。
お礼
回答ありがとうございます。 文学ですか!確かに登場人物の方々も判りやすいキャラクターの人で 読み物として作っているかな・・・って感じた部分もあったのですが。でも、こういった数字の面はちゃんとしているかな、って思ったのです。 心理的な面も大きいと思いますので理解できます。この本が全体として、理屈こねないで実践してみよ、って感じなので、あんまり深く考えないほうがいいかもしれませんね。
- nokorusakuramo
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#3です、追加させて下さい。 たしかに293と295を早く損切りしておけば今より悪い形にはならないですね。 最悪、明日切っても今より悪くはないです。 2000株分の資金が出来るので心に余裕ができるかもしれません。 明日、株価が動かないとしたら私なら2000株損切りしますねえ。 上がり始めてから2000株の追加買いを入れるのがいいと思います。 なかなか良い本じゃないですか。 実戦は本のようにはいきませんけど。
お礼
ありがとうございました。 損切りして、資金の余裕と精神的な面の変化を狙うんですね。 なかなか実践では難しいですか?確かに、この本のように、 どんどん綺麗に下がっていかないで、あがったり下がったりして、 結局買ったとこも売ったとこも紙のようにはいきませんね・・・
- nokorusakuramo
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>私の考えは違うのでしょうか? これは多分、297~260まで買い下がった並びだと思います。 「板垣著プロが教える株式投資」この本は知らないけど。 297試買いから3株、2株、2株のブロック買いではどうしたって平均単価は高くなるでしょ。 1株、2株、2株、2株と考えたら上の幅が約14円で下の幅が約20円で買い下がりの幅が逆になってます。 買い下がる場合に同株数を買うなら(ここでは2000株のブロックで買い下がりと思いますが)下がるほどピッチを小さくするのは常識ですよね。 同じピッチなら株数を多くしていくとか。 単純に同じ値幅で買うより平均が高いので「試玉を残して上の2つを切ってみろ」と言ったのだと思います。 そうすると試玉の297から17円幅で2株、20円幅で2株になってかなりの技術を持った人の仕込みと分かります。 多分このことを著者は言おうとしてると思います。 修正の仕方はまだ他にもたくさんあります。 資金と相談しながらためして見てください。
お礼
回答ありがとうございます。修正の仕方を勉強しないといけないですね。 >資金と相談・・・ 株価が下落している時、買い下がっている場合、 予想以上に下がった(=高いときに買ってしまった)訳で、 そこで資金に余裕があれば、より低い時点で多く買い足せば平均値が低くなりますよね。でも資金余裕が無い場合、株価が反発して上がってくるのを待って売るしかない(上がってこないなら諦めて損切りすることになるでしょうが)と思っていたのですが。一度売って、買いなおせば、新たな平均単価は安くなるのですが、その方が得な場面もある、ってことなのでしょうかね?・・・とりあえず、株の売り買いって、私が思っていたような単純なものではなく、かなり技巧があるのですね、ってことは教えていただきました。ありがとうございます。
- nrb
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1- 297 -1 297 -1 295 -1 293 -1 281 -1 280 -1 261 -1 260 計 1-7 話の流れで寄り直前の板なんでしょうね それも1日の出来高が極めて少ない小型株と思われますね 上の297円はバイカイ(売買)だから消せない。 自分で消す必要は無いので自動的に消えるますね 次の295円と293円が目ざわりなんだ。 これがいないと運が良いと282で指値を入れると買える可能性があるので295円と293円が無いと良いのにね この二つをあした切るんだ。 今日運良く295円と293円居なくなれば・・・282で指値を入れると買える可能性があるのたがな・・・ さらに -1 281 -1 280 も居なくなれば 262円で買える可能性もある 明日も同じ板だと残ってると・・・・自分で売りを295円と293円にぶつけて・・消してしまって282で指値いれて買え可能性もある -1 295 -1 293 -1 281 -1 280 -1 261 -1 260 これを 自分で売りを295円と293円にぶつけて・・消してしまって282で指値いれるとこれじゃ面白くないので つぃでに(その翌日に・・・かなそれとも明日かな・・・) -1 281 -1 280 これも自分で売るって そうすると -1 261 -1 260 こうなる そこで ー1 262 -1 261 -1 260 とかにすると 262に狼狽売りが出てめでたく買える かもってことですは・・・ 小型株の板が薄くて間が飛んでいる銘柄には良くある事です 無理やり調整に持っていく 切ったら5000残りだなので9000株あるんですね もし262円で4千株買えれば・・・・(当日切った時)275.1円 (281×9000+262+4000)÷13000 その翌日切ったら 247.09円 手数込むで切り上げすると こちっだね (281×7000+262+4000)÷11000 なんです まあ、平均単価約275円になりますね ってことですね 単なる机の上の空論でそうなれば良いな・・ですの 無理やり調整させるために売りを掛けるってことです
補足
回答ありがとうございます。私は超初心者なので難しいです。 質問の部分は、玉帖の記述なのですが、それと板の場合と読み方使い方は同じなのでしょうか?板の場合は、これから買うってことですよね?その場合には、売りをぶつけて消すっていうことで、調整ができるのでしょうか・・・ >切ったら5000残りだなので9000株あるんですね ここらへんも、もう一度ゆっくり計算して考えてみます。 回答者さんはかなりの上級者と見ました。
お礼
回答ありがとうございます。分り易い例をあげてもらって、少しすっきりしました。 >むしろ、この考え方は、銘柄が違う・・・・ この文章は、感心していまいました。私は、A株は上がるのを待つしかないので、B株を売る・・・と考えしまいました。