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払出単価の算定方法とは?先入先出法と平均法の違いを解説
- 払出単価の算定方法には先入先出法や平均法がありますが、個別法は実際の業務の負担が大きいためあまり使われません。
- 先入先出法や平均法は、価格帯が異なる商品を扱う場合にも使われますが、誤差が生じる可能性もあるので注意が必要です。
- 大きな企業でも先入先出法や平均法が使用されていることがありますが、実際の売上原価や期末在庫との誤差については個別に検証する必要があります。
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>ハンカチと財布と宝石という全く価格帯の異なる3つの >商材を販売する小売店の場合、3つの商品有高帳をつけ、 >似た価格帯の商品でまとめることにより、私が心配して >いるような正確な数値との乖離が小さくなる 簿記上の話で言えば、似た価格帯の商品であっても、 種類が違えば有高帳は別にしなければなりません。 商品の種類だけ有高帳を用意します。 またハンカチの中にもいろんな種類があるでしょうから、 その数だけ有高帳があります。 ただ小売店のように種類が相当数に及ぶ場合は、 種類ごとに有高帳をつけて把握することは困難なので、 売価還元平均法という、種々雑多な商品を一括し 月末棚卸高を算出する方法がとられます --------------------------------- 私は経理で働いたことがないのでわかりませんが、 現在はPCで管理しているでしょうから、厳密な意味での 有高帳なるものは必ずし必要ないでしょう。 また小売業であってもPC管理で先入先出は可能しょう。 あくまで「簿記理論上」の話ですので、実務と混同しないように してくださいね。
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質問の意図を取り違えていたらご指摘ください。 先入先出や平均法は「それぞれの商品(品種)」の中での 話ですので、500円の商品より一万円の商品が先に払い出されても、 全く別枠計算ですので、問題ありません。 以下おまけですが、個別法には煩雑である以外にも 弊害があって、利益操作ができてしまいます。 期末になって利益を増やしたければ、意図的に単価の低い商品から 払い出し、利益を抑えたければ、単価の高い商品から払い出す… ということができてしまうのです。
お礼
ご丁寧にありがとうございます。 先入先出や平均法は「それぞれの商品(品種)」の中での話、とのことですが、例えば ハンカチと財布と宝石という全く価格帯の異なる3つの商材を販売する小売店の場合、3つの商品有高帳をつけ、似た価格帯の商品でまとめることにより、私が心配しているような正確な数値との乖離が小さくなる、 ということでしょうか。
お礼
色々な疑問がスッキリしました。 初学者にも分かりやすくご親切に説明して頂き本当にありがとうございました。 心より感謝いたします。 ありがとうございました。