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宇宙には酸素がないのになぜ太陽は燃えているの?
小学校で教師をしています。 6年生の理科で「ものの燃え方」の学習をしました。 「ものが燃えるためには酸素が必要」という学習をした際、 子どもが「宇宙には酸素がないのに、なんで太陽は燃えているの?」 と質問をしました。 恥ずかしながら答えられなかったため、「調べておくね。」 と伝え、色々な本を読みました。 しかし、いまだ、分からないままです。 どなたかお教えください。 よろしくお願いします。
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小学生で教わる「燃える」と太陽の「燃える」は別物ですからねぇ。 太陽の「燃える」は核融合です。原子について学んでいない小学生にわかりやすく説明するのは、なかなか難しそうですね。 (1)物質を構成する最小単位は「原子」である。 (2)もっとも軽い原子は水素原子である。 (3)太陽は7割が水素でできている。 (4)太陽は非常に大きくて重いため、太陽の内部で強い力で押されて水素原子同士がくっついて、一つ重い原子(ヘリウム)になる。 (5)このとき、とても大きなエネルギーを放出する。 (6)ヘリウム同士も太陽内部の強い力で押されてくっつき、もっと重い炭素原子になる。 (7)このときも、とても大きなエネルギーを放出する。 (4)(5)、(6)(7)が太陽内部の核融合で、これが「太陽が燃えている」状態を説明しています。これでも中学生レベルの説明ですよね~。小学生に説明するには、もっとざっくり簡略化しなきゃだめでしょうか? http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E6%A0%B8%E8%9E%8D%E5%90%88
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- alpha123
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火が燃える>暖かい、太陽が出る>暖かいことから昔の人は「太陽は燃えている」と表現しました。そういう言い方自体は間違いでも問題でもないです。 よく似た例は電子レンジの原理で食べ物が暖かくなる>生き物を乾かそうとする(おいおい)ですが、原理はマイクロウェーブ(振動)で高校生知識でないと理解できない。 科学の立場の説明だけで行くと「太陽が東からのぼる」もおかしいってことになります(^^) 太陽は静止していて地球が回っている(自転する)んです。 太陽の反応は地球で起こることでいえば核爆発みたいなものです。核融合といって重力の力で押しつぶされた「水素原子同士がヘリウムにかわる」らしいです。 http://plus.hangame.co.jp/browse/db_detail.php?dir_id=11&docid=7556 空気(というか酸素)は燃焼助ける作用あります。あると火は燃えやすいし急激な燃焼は爆発ということできる。火薬は一般には空気中で使うが材料に酸素発生するもの混ぜれば海中でも真空(宇宙)でも爆発する。液体火薬もあるしロケットもある。 子供が「赤ちゃんは」「サンタクロースは」と聞くとき相手の年齢や家庭環境で異なった説明してもいいと思います。 ヨーロッパの一部の新聞テレビは婦女暴行事件報じるのに事態の経過伝えるみたいな他宗教(異なる世界観)説明するのに丸引き(転載)しか出来ない下品さ低レベルだったけど。
お礼
回答ありがとうございました。 よく似た例として、電子レンジのことを書かれていたので、 それも説明に入れようと思います。 身近にある物を取り上げると子ども達は分かりやすくなります。 しかし、その原理が説明できないので、かえって分かりにくくなるかもしれませんが・・・・ 明日、説明を頑張ります。
- AVENGER
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みなさんの書いている通りなんですが、小学生に理解できるかな? 今は高校の物理のレベルじゃないかな?
お礼
みなさんから頂いたありがたい回答は、小学生どころか 私が理解できません。 「太陽が燃える」とは実験をした木くずや線香が燃えるのとは まったく仕組みや性質が異なる事を伝えたうえで、 「核融合反応」(この説明が難しい)をしていることを どうにか精一杯伝えたいと思います。 回答ありがとうございました。
- Mr_Holland
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発熱や発光を伴う現象をひっくるめて「燃える」と捉えるところに、そもそもの誤りがあるのでしょうね。 「燃える」を「燃焼」と言い換えられるとすると、本来は、 主に酸化なの化学反応による激しい発熱現象 のことを指します。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%87%83%E7%84%BC その意味では、「太陽が燃える」という言い方は正しくないでしょう。(日常的には使いますが。) 太陽の場合は、簡潔に言うと、核融合反応によるものなので、「燃焼」にはなりませんから。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%81%92%E6%98%9F%E9%80%B2%E5%8C%96%E8%AB%96
お礼
回答ありがとうございました。 「恒星進化論」の中には、高校の地学の授業に出てきた 用語がたくさんありました。 これまた、過去を思い出しました。 私は、高校の理科では地学を選択していたから、 太陽の核融合反応は習っているはずですかね? 記憶にないな・・・
- u_keyyy_2006
- ベストアンサー率28% (30/105)
小学校の教師は特に専門というのがないのかもしれませんね。なので忘れてしまったのかも。 #1の方が仰っていっる様に、太陽は核融合で燃えています。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%86%B1%E6%A0%B8%E8%9E%8D%E5%90%88 ↑「恒星での反応」>「ヘリウム燃焼」を参考にしてください。
お礼
回答ありがとうございました。 さっそく、「恒星での反応」>「ヘリウム燃焼」を 読みましたが、これまた、理解できず・・・ 大学1年生の時に受けた教養の物理の講義が 全くといっていいほど理解できず、「不可」をもらったのを 久しぶりに思い出しました。
- noon0202
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NO.1さんのおっしゃるとおりです☆ 物理を選択なさっていらっしゃらないと教わりませんけれど。 以下↓解説、補足です。 太陽の中心は密度が1.56×105kg/m3で、熱核融合反応によって水素がヘリウムに変換されています。 1秒当たりでは約3.6×1038個の陽子(水素原子核)がヘリウム原子核に変化しており、これによって1秒間に430万トンの質量が3.8×1026Jのエネルギー(TNT火薬換算で9.1×1016トンに相当する)に変換されているのです。 このエネルギーの大部分はガンマ線に変わり、一部がニュートリノに変わる。ガンマ線は周囲のプラズマと相互作用しながら次第に「穏やかな」電磁波に変換され、数十万年かけて太陽表面にまで達し、宇宙空間に放出される。一方、ニュートリノは物質との反応率が非常に低いため、太陽内部で物質と相互作用することなく宇宙空間に放出されています。 それ故、太陽ニュートリノの観測は、現在の太陽中心部での熱核融合反応を知る有効な手段となっています。 太陽の中心核は熱核融合によって物質からエネルギーを取り出しているほとんど唯一の領域です。核の大きさは約0.2太陽半径。
お礼
回答ありがとうございました。 何度も読み返しましたが、私の頭では、解説・補足の部分は どうしても、十分に理解できません・・・ あと、この質問内容は「地学」ではなく、「物理」に分類される のですかね? 詳しい回答をありがとうございました。
- toro321
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おいおい、本当に教師か? どういう教育を受けてきたんだよ。 太陽は、核融合反応で燃えてるんだぜ。 水素をヘリウムにかえて・・・。 高校の物理の授業覚えてないの?
お礼
すいません、これでも教師をしています。 回答ありがとうございました。 明日、さっそく伝えようと思います。 物理の学習内容で私の理解できる範囲は中学校まででした。 (中学校の内容では物理とはいえないかもしれませんが) 高校の物理はほとんと理解できず・・・
お礼
回答ありがとうございました。 小学校で学習する「燃える」と太陽の「燃える」は別物なんですね。 それもやっと今日、分かりました。 Interestさんがおっしゃる通り、子ども達に核融合や原子を分かりやすく説明することは難しいです。 たぶん、子ども達は、知ることはできても理解はできないのではないかと思います。それでも、伝える事は大切かなと思います。 これを伝える事で宇宙や太陽のすごさに気づき、一人でもそこから宇宙のことや物理の世界に興味を広げてくれればと思います。(私も含め)