イオン伝導率と,俗に「水が電気を通す.感電」との関連についてです.
イオン伝導率と,俗に「水が電気を通す.感電」との関連についてです.
電解質などの溶液で「電流が流れる」のは
イオン伝導であると解釈しています.
すなわち,電圧を掛けると電極へとイオンが移動して
その電極上で電子のやり取りをします.
結果として,一つの回路で“電流が流れた”ことになります.
これで考えると,電気分解もイオン伝導の一種と言えると思います.
一方,映画などで見ます「感電」ですが,
これとイオン伝導の関連がピンと来ません.
電流が流れているケーブルを溶液に突っ込むと,
電子が大量に溶液に注入される,あるいは
吸い込む(正確な表現は還元・酸化)にしても
電子が単独で溶液中を動くことはないと思います.
すなわち,ケーブル先端付近のみで大量の電気分解的な反応が起きているだけで,
「電気が流れる」というのにどうもしっくり来ません.
おそらく色んな知識をごっちゃにしているものと考えていますが,
ご回答を頂きますよう宜しくお願い致します.