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中村さんがおばあさんの荷物をもってさしあげる
敬語の使い方で質問です。 あげるの敬語は差し上げるですよね。 わたしはおばあさんの荷物をもってさしあげました。はいいと思うのですが、 中村さんはおばあさんの荷物をもってさしあげました。というのはなんとなく変な感じがするのですが、どうでしょうか。 自分がではないときはあえて敬語にしないで、 中村さんはおばあさんの荷物をもってあげました。 かんがえていたらわからなくなりました。 みなさんはどう使っていますか。 敬語って本当に難しいです!!
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- azuki24
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A わたし B 中村さん C おばあさん このうち、だれがだれに敬意をはらうのか、によって異なります。 「中村さん」が「わたし」の同僚や有人で「おばあさん」が敬意の対象であれば、「持ってさしあげる」でよいでしょう。 「おばあさん」が特に敬意の対象でなければ、「持ってあげる」で十分かと思います。 「中村さん」が「わたし」の恩師や上司で敬意表現の対象であれば、「お持ちになる」が妥当かと思います。 もともと「あげる」は敬意を示す表現、「さしあげる」は最上級の敬意を示す表現のはずですが、現在では敬意のランクが下がって、「あげる」は自分と同レベルか目下の相手に使う言葉になってしまいました。 それどころか、自分の子どもに「おこづかいをあげる」「勉強を見てあげる」とか、ペットに「えさをあげる」、花に「水をあげる」といった 言い方をする人が増えています。まだまだ違和感を持つ人も多いですが。 「~てあげる」がぞんざいな言い方と感じる場合は、謙譲語としては「~てさしあげる」、尊敬語としては「~になる」あたりが適切ではないでしょうか。
- suzu_zou
- ベストアンサー率34% (112/327)
「敬語」ってひとくくりにしないで「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」と分けてほしいなぁ… 以上独り言。 「わたしはおばあさんの荷物をもってさしあげました」 というのは、「わたしは」が主語、ですよね。 で、このときの「さしあげる」は「謙譲語」だと思うんですよね。 主語にあらわされるものがへりくだる(=一段レベルを下げ、相対的に相手を持ち上げる)ことにより、 丁寧さをあらわすのです。 へりくだるのは、自分が自分をというのは誤りではありません。 ただし、自分以外の人、ここでは「中村さん」をへりくださせるのは誤りです。 あなたと中村さんの関係はよくわかりませんが、(まあたぶん例文の人でしょうが) 普通は自分が主語のときだけ「さしあげる」を使うことで、生きてくる言葉なのです。 自分に関係ない中村さんに使わせたら変な感じどころか、非常に失礼だと思います。 例文で言うと、中村さんが目上の人であれば、「お持ちになった」が正解だと思います。 中村さんがあなたと同じくらいであれば、「持ってあげた」くらいかなと。