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ロレンスの表現する詩的表現について
ロレンスは、男女間の第一の動機として人間の官能の力を正面に据えていますが、自己を主張する表現は、自然の万物を最大限に利用していると感じます。ロレンスについて詳しい方、彼の詩的表現が感じられる一節をいくつか知りたいのですが、どうか教えてください。お願いいたします。
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- spinoza
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専門外で、こういう意見はどうか、という程度の意見なのですが… (ご自分では読まれた上でのご質問でしょうか、という…も気になります。たしか、ロレンスも詩集を出していたと思いましたので、その中に詩的な表現が意識されていない、ということなのでしょうか、という前提で、書き込みます。) ロレンスのテーゼは、marticaqさんのおっしゃるようなものだと思います。そして、それがその社会においては、露骨に語られてはならないものでした。それをあえて語ることは、彼にとって熟慮の上だと思いますし、その根拠として自然の万物の営みを引用しているのだと思います。 そして、詩的な表現というものが、その当時の社会の覆い隠した表現の最たるものと、私には映ります。 ロレンスにとってもそう映っていたかはわかりませんし、そこらへんは専門家の裏付けが欲しいですが、何かを言い換えることなく、率直に語るということは、詩的表現とは相反するものに私は思います。 ただ彼の表現が、写実主義とは少し違う所は、フロイト以後であること、宗教批判の意味もあることであると思います。科学的なエッセイや(専門的なものではないですが)、論文的なものも記していたので、純粋な文学者というイメージは私にはあまりありません。(もしかしたらそれらのエッセイの翻訳書はないかもしれません)(詩は、"complet poems"という形ででていたのをネットでちらっとみたことがあります。)(手元には、penguin booksのD.H.LAWRENCE "SELECTED ESSAYS"がありました。これは読みやすくて、個人的にも参考になりました…。) 回答になっていない気もしますが、参考までにです。ただ日頃さまざまなものを、乱読多読をしているので、何となく感じたまでです。
お礼
どうもありがとうございました!