- ベストアンサー
アルカリ金属と融点についてです。
こんばんわ。センターも差し迫ってきた中、高3の生徒を教えている最中に分からないことが出来ました。 高3の子曰く「いや、覚えたからどーでもいいんやけど、アルカリ金属って下に行くほど融点低くなるやんなぁ?でもハロゲン元素って上に行くほど融点低いやん?なんで?」 とのこと。上、下は周期表の話です。いやー文系でセンターしか化学やってない人に聞かないで…って感じですが、お願いします。 ちなみに方言は覚えてる限りなので突っ込みは困ります(笑)
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
沸点融点は、構成粒子と結合力の代償によって変わります。(このほか融点は結晶となる場合の整列のしやすさにも影響されます。) ハロゲン単体は分子性物質ですから、分子間力により沸点融点が序列化されます。分子間力は分子量の影響が大きいのでちょうど、下に行くほど沸点融点が大となります。 アルカリ金属単体は金属ですから、金属結合の結合力が沸点融点を決めます。金属結合は金属陽イオンを自由電子がつなぎ止める静電気的結合です。静電気力は電荷間の距離の二乗に反比例します。(生徒さんが物理選択ならよく分かると思います。)周期表下の元素ほど、イオンの半径は大きいため、そのぶん自由電子との距離が空きます。この影響で静電気力が小さくなり融点も下がるのではないでしょうか。 詳しい方の回答を待ちたいところです。
お礼
お早い返答ありがとうございます! では詳しい方の回答を待ちます。 お願いします!
補足
えー時間が経っても回答が寄せられなかったので、そのように教えました。確実に正しいことが教えられなかったので教える側としてはものすごく微妙な心象ですが、彼も文系なのでまぁいいかという感じです… ありがとうございました。