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公判のスケジュール

数回に渡って行なわれる公判で、先々のスケジュールはいつ頃決まるものなんでしょうか? 例えば、弁護士側の証人の誰が、何回目の公判で証言するのか、なんていうことは? 第一回公判で裁判長から、大まかな今後の流れが予告され、進捗状況によって調整していくという感じなんでしょうか? ご存知の方、ぜひお教えください。

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回答No.2

公判(期日)という用語は刑事事件の場合だけ。 第一回目は裁判所から期日指定され出頭。2回目は1回目の公判終了間際に「次回期日の打ち合わせ」が公判廷でされます。裁判長から検察官・弁護人双方に期日と日時を打診し、双方差し支えのないところに入れて口頭で指定です。 >例えば、弁護士側の証人の誰が、何回目の公判で証言するのか、なんていうことは? これは、通常、検察側の立証が終了した後の段階です。もっとも、場合によっては、被告人質問を先行してすることもあります(自白の任意性に関する問題がある場合)。何を争うかによって、違ってくるでしょう。 >第一回公判で裁判長から、大まかな今後の流れが予告され、進捗状況によって調整していくという感じなんでしょうか? 刑事ですから起訴状一本主義があり、裁判所は白紙の状態です。聞かれているような進捗にはならず、第一回目の公判で被告人弁護人側が、起訴状記載の事実の認否について問われた際に、どの点について認め、どの点を否認し争うのか、その段階で初めて裁判官は認識するのです。 裁判官がどのような訴訟運営をするかはそれを聞いてからです。その上で具体的な進行予定を思い描くことになります。

kubotake
質問者

お礼

専門家のご意見、ありがとうございます。 大変参考になりました。

その他の回答 (1)

  • RUMI95
  • ベストアンサー率25% (15/58)
回答No.1

裁判には手続の順序があります。口頭弁論は中盤になってからです。 法廷で、裁判官が弁護士と「次、○月○日はどうですか」「その日は別の裁判が・・・」と話しているのを見たことがあります。忙しい弁護士だったり、大きな事件で調書作成に時間がかかると長引くようです。 実際には、わざと公判を長引かせたり、さっさと済ませたりする弁護士もいるでしょうね。

kubotake
質問者

お礼

なるほど。 手続きの順序にのっとった上で、裁判官が次回公判日を提示し、弁護士(検察官も?)とスケジュールのすり合わせをするんですね。 お答え、ありがとうございました。

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