- 締切済み
旅客機のコックピットにいるのは、なぜ2人なのですか。
旅客機のコックピットには、むかしは 10人以上の人が入っていたそうですが、 いまの旅客機のコックピットに入っているのが 2人なのはなぜですか。 どうして、10人以上の人が、2人になったのですか。
- みんなの回答 (7)
- 専門家の回答
みんなの回答
- travelKENKEN
- ベストアンサー率36% (1982/5385)
10人も同時にコクピットに乗っていた時代はないと思いますが、戦前の太平洋横断などの飛行艇を使った定期旅客航空路では交代要員を含めて、それぐらい乗務員が乗っていた時代もあるのかもしれませんね。 ちょっと古い機体・・・DC8やB707では、天測による現在位置計測をするための天窓がありましたが(これらの機体では機器故障時のバックアップ用でしたが)今の機体のコクピットには天窓はありませんから、仮に天測の要員が乗っていても活躍の機会はありません。 というように余分な人を乗せても仕事がないので操縦に関わる乗務員は二人なのです。なぜ二人で済むようになったかといえば、人件費を節約したいという航空会社の要望に飛行機メーカーが応えて、機械化を進めたからですね。なぜ無人化をしないかといえば、非常事態でのとっさの反応には、機械よりも人間が優れており、その人間のバックアップをできるのは人間しかいないので、二人なわけです。
- 1112
- ベストアンサー率22% (716/3114)
システムの向上と発展の賜物でしょうね >10人以上の人が、2人になったのですか< 皆さん「システム」の事を、書いてますが 僕は、別の視線回答すると 1・人件費の抑制 2・乗客スペースが広がる 等のメリットも生むと思います http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20040301301.html
- Hell_Cat_999
- ベストアンサー率4% (11/231)
飛行機事故の半分以上は人的ミスによるものです。 いまや、人間より機械のほうが信頼できる時代なのです。
- Sasakik
- ベストアンサー率34% (1695/4880)
そうそう、航空会社にとっては、人件費(給与だけではなく、養成にも費用がかかります)というコストの削減があったので、その辺も2名乗務が主流になった要因の一つ(それも主要なもの)でしょうね。
- Sasakik
- ベストアンサー率34% (1695/4880)
昔といわず、ロシア製のちょっと古い機材では今でも、機長、副操縦士、航空機関士、航法士、通信士の5人(以上)が普通に乗務しているようです。 No.1の方が回答していますとおり、機器の精度向上、取り扱いの簡素化やコンピュータ支援の充実にともない徐々に、削減されてきました。 初期の通信機器は複雑な調整が必要でしたし、測量機器を操作しながら操縦することは難しかったので、それぞれ専門職が乗務していたのでしょう。余談ですが、初期のレーダーを搭載した夜間戦闘機は、専門のレーダー手を乗務させる必要があったので、格闘戦性能の劣る複座戦闘機にレーダーを積んでいました(それでも、夜間であれば肉眼で飛ぶ単座戦闘機より優位だったそうです)。また、初期のレーダー付き単座戦闘機F86Dは、「手が4本いる」ということで有名でした。 技術の進化に伴い、無線は細かな調整が必要なくなって、操縦しながらでも使用できるようになり、航法装置もナビゲーション装置や地上からの支援システムの発展によりスクリーンを見るだけで済むようになり、まず、通信士や航法士が必要なくなりました。 そして、エンジン等の機関の監視もグラスコクピット化によりコンピュータに任せられるようになったので、航空機関士も機を降りることになったのです。 一説によると、電子化が進んだ今の航空機は、制御コンソールが複雑になりすぎ、航空機関士が全てを把握することが出来ないので、コンピュータ任せにしているという話もあります。 なお、2名乗務に対しては、ICAOの認可に時間を要したり、乗務員組合の抵抗があったりして、しばらくは2名乗務機に3名乗務でフライトしていたこともあったと思います。 なお、よほど信頼性の高いシステムが出来ない限りは、機長に万一のことがあった場合のため、コミュータ路線を除いて1名乗務になることはないと思います。 余談の余談・・・ステルス爆撃機B2は、当初3名乗務で設計されていたものが、技術の向上により2名乗務に変更され、コックピットが広く、快適になったそうです(イラク爆撃の時は、2回の空中給油を行い33時間以上のミッションだったそうで、快適といわれても(^。^;))。
ほとんどすべての操作がコンピュータ制御できるから。 やろうと思えば離陸から着陸まで無人で行えますよ。 ただし、突発事態に対処できませんし、壊れることもあります。 どんな機械も、訓練された人間にはかなわないのです。 現在のパイロットのやる仕事のほとんどは、計器の監視です。
- inaken11
- ベストアンサー率16% (1013/6245)
私の知ってる限りでは、キャプテンと副操縦士、機関士で初期のボーイング747は運用されていました。 今は、コンピューター支援のおかげで二人で運用が可能になったそうです。