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看護師になるかどうか迷っています
介護職につこうと考えている28歳の男性です。 つい先日、ヘルパー2級の実習で老人保健施設へ実習へいきました。そこでは、看護婦さんや介護福祉士さんといった方々が働いていらっしゃいました。そこでの実習を受けてみて、「看護師になってから介護職にいった方がいいかも知れない」という風に考え始めるようになったんです。 知り合いの介護にたずさわってらっしゃる方に相談すると、「わざわざ看護師にならなくてもいいよ」とおっしゃる方と「看護師を目指すといいよ」とおっしゃる方がいて、どっちがよりよい方法か分からなくなってしまいました。 最終的にはケアマネージャーになりたいと考えています。もし、看護師を目指すとしても年齢のことも気になります。 もし、よきアドバイス等がありましたらよろしくお願いします。
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私の職場の介護職員の中には、看護師を目指したいという人達がいます。 それは、介護福祉士やヘルパーの資格を取得している人もそうですし、特に資格を取得していない人の中にもいます。 実際に、介護職員やクラークから、看護学校へ進学した者が複数います。 介護は看護の基本と言われているように、看護師は医療行為も行いますが、介護業務も行います。 しかし、介護福祉士やヘルパー資格取得者が、医療行為を行うことは、法的に許可されていません。 さて、介護職員も看護師も介護を行うならば、どこが違うかというと、介護職員の場合は疾患の兼ね合いを考えて介護行為を実施することが困難ということです。 看護師であると医療知識を学びますので、御高齢者の疾患との兼ね合いも考えて介護を行います。 御高齢者は、疾患を抱えていることが多いです。複数の疾患を持っているという人もいます。 例えば、持病もあって入浴嫌いの御高齢者が入浴前に少しばかり体調の不良を訴えたときに、それが単に入浴が嫌いで入浴したくないだけなのか、それとも持病からくる状態の悪化であるのか観察し判断することが可能です。 これが、介護職員の場合であると、疾患による状態の観察までは行えず、介護職員だけでは判断が不可能なこともあります。 また、例えば、御高齢者に食事の介助を行った場合に、そのご高齢者が食塊を気管に詰まらせてしまったとします。 もしこのときに、看護師が食事介助を行っていた場合は、吸引によって食塊を気管から除去する医療行為を直ちに行う等の対応をすることが可能です。 もし、看護の仕事もしたいが、介護の仕事もしたいというのであれば、看護師の仕事に就くと両方の業務を行うことが出来ます。 (ただし、手術室や外来勤務であると、看護師は治療の補助業務ばかりで、介護業務は少なくなってしまいます。) 介護の仕事のみを専門にしたいのでしたなら、介護福祉士を選択すると良いと思います。 どうしても看護師であると、介護だけではなく看護業務におわれることもあります。 年齢を気にしていらっしゃるようですが、昨今は、看護大学が急激に増設され、看護大学で社会人入試を行っている大学も多いです。 社会人入試で看護大学へ入学し、40歳を過ぎてからようやく看護師資格を取得したという人もいますし、更に大学院へ進学した人もいます。 看護師の仕事は、人間に対する仕事なので、必ずしも人生経験がマイナスになるとばかりはいえないと思います。 私の職場にも40歳過ぎの看護学生が臨床実習に来ていますが、若い学生たちよりも真面目で優秀という方も多いです。 少し現実的な面を申しますと、大学病院や国公立病院の入職年齢の制限は低く30歳までという所が多いです。 しかし、個人病院であると年齢が高くても就職出来る病院もあります。 中には、60歳を過ぎても就職できるというような精神科の個人病院というのもありました。 また、大学病院や国公立病院であると、准看護師は採用せず看護師だけを採用する所もあります。 また、経済的な面から考えると、資格手当ては、 看護師>准看護師>介護福祉士>ヘルパー資格取得者>無資格介護職員 の順番となります。 男性介護職員の中には、介護職であると、将来一家を養えないということで、経済的な面からも考えて、介護職ではなく、看護職を目指すという人もいます。
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看護しになれる時間的余裕や経済的余裕があるなら目指したほうがいいですよ。もちろんなくても介護はできますが、専門的知識の点でまた悩みや葛藤が生まれてくることが繰り返されると思います。また、ケアマネとしても看護士の経験は大きくプラスになります。逆にヘルパーの資格や経験をもっている看護士というのはヘルパーの側の気持ちもわかってもらえるから、上司になった場合部下からみて信頼できます。まさにそういう方が介護の現場に必要だと思います。ただいずれにしてもケアマネの資格じたいは取れるときにとっておくとして本とにケアマネとして働く上では肩書きだけじゃなく現場をつんで色んな苦労を知ったりしないとなかなか大変だとおもいます。 あと実際施設に入社してから、系列のデイサービスやホームヘルパーやショートやらを色々経験していくのもいいかも知れません。とにかく几帳面できれい好きで忍耐つよく頭がやわらかく体力があり、家事が出来ることが必要不可欠です。
お礼
ケアマネの受験資格を取るには看護師も介護福祉士も、実務経験で5年いるそうです。どちらのルートを辿るにしても、(ケアマネの受験資格まで)同じくらいの時間がかかる気がします。それならば看護師としての医療の知識を身につけた方がいいのかも知れませんね。 >とにかく几帳面できれい好きで忍耐つよく頭がやわらかく体力があり、家事が出来ることが必要不可欠です。 経験者からのアドバイスもありがとうございました!
- kg21
- ベストアンサー率56% (33/58)
介護職は看護師のお手伝いぐらいの事しかできないと感じられたそうですが,看護職の側から見るとまったく逆ですよ。昔は看護婦のしごとだった領域に、どんどんと介護職が進出してきて、このままでは医師のお手伝いぐらいの事しか仕事がなくなってしまいそうな、そんな危機感を感じます。実際、看護職は検温や医療的な処置だけをやって、日常生活のお世話は介護職や無資格者がしている病院も多いですし、制度的にもそういった方向での役割分担が進んできているようです。看護職と介護職は決して上下関係にあるのではなく、仕事のフィールドや役割がちがうのだと思います。 急性期をみるためには慢性期を見ておいた方がよいですし、逆もそうです。だから、看護職は介護を,介護職は看護を知っておくのは損ではないと思います。ただ、遅めのスタートということもありますし、先に回り道をするよりは、今興味を持っている方に進まれた方がよいのではないでしょうか。 待遇面が気になるところかもしれませんが,看護職は徐々に供給過剰になってきているらしく、事実上男を採用していない病院も多いですし,給料の安い新卒者を使い捨て感覚で使い回している病院も多いです。介護職より月給はよいかもしれませんが、長く続けられる環境の職場はあまり多くないと思います。(自分は介護職として働いたことがないので、比較はできませんが) いままでの回答と逆意見なので、迷わせてしまうと申し訳ないのですが…。がんばってください。
お礼
看護師さんの立場からのご意見ですね。ありがとうございます!「仕事のフィールドが違う」と言うのはその通りかもしれませんね(まだこの仕事についてないので詳しくは分からないですが…)。自分が実習に行った施設は病院の横にあって、その病院が経営しているところでした。そこでは看護婦さんが介護職の方々と一緒に働いており、介護職の方たち(ほとんどが20代の若い方)の指導的立場に立っておられました。「お手伝い」のように感じたのはこの事もあるのかもしれません。
- oponnpo
- ベストアンサー率32% (155/481)
看護学校には、一旦社会人になってから、看護職をめざして 入学される方は珍しくありません。 なので、30代、40代の学生もいますよ。 学校に入って勉強するのは、社会人になったり、家庭をもったりしたらとても困難です。 せっかく今、IAN-3が興味を持たれたのですから、 状況が許すならぜひ、看護師めざしてください。 国家資格ですよ、あとでツブシがききます。 ケアマネになっても、訪問する時に観察力が生かせます。 もし、全然関係ない仕事についたとしても、勉強した事は 御自分や周りの人の健康に対して役に立ちます。 がんばって!!
お礼
福祉と医療はどうしても切り離せない事ですから、oponnpoさんのおっしゃる通り、後でいろいろな面で生かせそうですよね。よく検討してみます。
年齢的なものを迷われていると言う事ですが、看護師は一生物の仕事だと思います。 私の会社の同僚は31歳で(女性でしたが)看護学校へ行きました。 結婚して子供を生んで、子供が学校へ行って手が離れたので看護学校へ行く事にした方もいらっしゃいました。 私の母は41歳で看護学校に行きました(高校受験の私といっしょに勉強しました/その代わり家事放棄(^^;) 現役を離れて久しいでしょうから、受験勉強が大変でしょうし 受かってからはもっと大変でしょうが努力次第でいくらでも可能だと思います。 がんばってください。
お礼
看護師を目指されるのは、てっきり高校卒業したばかりの方々と思ってました。いろいろな方がいらっしゃるんですね。
- reach_just
- ベストアンサー率24% (9/37)
ヘルパーになられたとき、「看護士だからできること」や「看護士だからわかること」はあっても、「看護士だからできないこと」はないと思います。 経済的に余裕があるなら看護士を目指してみてはどうでしょうか。 ただ、看護専門学校・看護短大・看護大学、どれを目指すにしろかなり勉強しないと行けませんし、卒業後は看護士の国家資格に受からないといけません。 強い意志を持って辿り着けるかどうか、もう一度考えてみてください。 その上で決断できましたら、早速試験勉強に取りかかられた方が良いと思います。 看護士を目指す途中で、もしかしたらヘルパー以外の仕事に興味が湧く(移る)かもしれませんが、それでもいいと思います。 ぜひ頑張ってみてください。
お礼
そのとうりですね。実習に行ってみて思ったのは、このままでは「看護師のお手伝いぐらいの事しかできない」ということでした。もう一度自分の気持ちをよく考えてみます。
お礼
正直なところ経済的な待遇面というのは、気になっていた部分です。介護職の待遇は、今後しばらくあまり変わりそうにないな…という気もしています。基本的には介護をしたいのですが‥‥難しいところのようですね。 詳しいアドバイス、ありがとうございました。