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誘電率測定においての位相角の計算。
いつもお世話になっています。 今回、セラミックスの誘電率測定を行ったのですが、位相角θが求めることができません。参考文献などを見てもさっぱりでした。 与えられている情報としては、 市販の抵抗素子とコンデンサについての、室温での抵抗値(kΩ)、静電容量、誘電損失(tanδ)です。この2つ(抵抗素子・コンデンサ)の位相角θの計算です。 うまく説明できていないとは思いますが、ご教授お願いします。 また、参考文献のお勧めなどありましたらよろしくお願いします。
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δ=(π/2)-θ CR 並列回路の電力損失 p は p=IVcosθ で与えられる.I,V は電流と電圧の振幅,θは I と V の位相差. もし R が無限に大きいなら θ=π/2 であり,つまり p=0.これが理想コンデンサ. もし C が無限に小さいなら θ=0 であり,p=IV.これはつまり理想抵抗. 実際の誘電体では C,R 両成分の影響が無視できず,その結果θがπ/2 から少しずれてくる.その程度がδで,tanδ=1/(ωRC) の関係がある. セラミクス以前に,交流回路の勉強をすべきでしょう. 図書館で交流回路に関する本を探して読んでみること.
お礼
なるほど。 きちんと交流回路の本を読んでみます。(当方、専門は化学です。) 無機化学の分野での実験なので、そういった関連ばかり探して途方にくれていました。電気化学みたいですね。 本当にどうも有り難うございました!