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『画家』の生活の糧は・・・?

『画家』といわれる方々は実際にはどのようにして生活の糧を得ているのでしょうか? やっぱり、絵を売っているのでしょうか? でも、絵を売るだけで生活できるものなのでしょうか? 高額で取引される名画と言われる作品についても、画家本人がその恩恵にあずかっているようにはあまり思えないのですが・・・ 一方、イラストレーターの方々は、出版社や製品のパッケージデザインなどのイラストを描くことで収入を得ているのですよね? 普段は何かアルバイトとかしているのでしょうか? そもそも、僕の考える『画家』のイメージそのものが誤っているのでしょうか? ちょっと、そのあたりのこと全然知らなくて・・・ この質問や、その周辺の事に関する御回答、お願いします

みんなの回答

noname#80753
noname#80753
回答No.7

知り合いの具体的例 Aさん 親が金持ちだったので資産を食いつぶしながら制作をしています。     制作をしなかったら単なる穀潰しなのですが作品が良いのでそうは思われていません。 Bさん 公立高校の美術の専任教師をしながら余暇を制作にあてて年一回のペースで画商の後援で展覧会をしています。作品自体は売れないわけではありませんが収入というほどではありません Cさん 営業の仕事をしながら自宅で制作。30代独身です。     後援者がついて画廊で企画展を年一回ぐらいしています。 Dさん 株式投資などで生計を立てながら製作をしています。     アルバイトもしています。 Eさん 色々な賞を取っている有名な人で主に作品の売り上げで暮らしています。作品は私が買えるような金額ではありません。美大の講師などもやっています。無名時代はどうしていたのかは知りません。 Fさん 家業の関係もあって彫刻家になりましたが作品はほとんどお金にならないので講師をしたり、おそらく石工的な職人仕事もしています。奥さんも仕事をしています。 結局その人が美術家かどうかは作品と製作に対する姿勢で判断されているのではないかと思います なお教師をしている人は教師稼業もプロ的に研究をしてやっています。 いまのご時世教員であっても食えるとは限らないとのことです。

回答No.6

百貨店卸の画商をしています。 絵描きさんにも様々おられます。 我々がお付き合いさせていただいている絵描きさんの代表的なパターンとしては、 1.個展やグループ展での自分の作品を販売。これが収入のすべて。 2.大学などの教育機関に所属しつつ、個展やグループ展で発表・販売する。 3.親元で面倒を見てもらいながら、個展などで絵を売る。 と言うような感じです。 意外に思われるかもしれませんが、我々とお取引いただいている画家さんで一番多いのは1のパターンなんです。次に2,3の順で多いです。 もちろん私は画商ですので、販売に積極的な画家さんとのお付き合いがほとんどである、と言う事情もあるのでしょうけど。 特に超メジャーでなくても万人受けする分かり易い絵筋の作家さんなら、比較的安定して収入を得てらっしゃいます。(それこそ、美大や芸大すら出ていないような在野画家でもそういう人はいます。) 裕福とまでいえるような収入を得てらっしゃる方は一握りである、と言うことは想像通りかもしれません。 蛇足ですが、専業画家の方が比較的頑固な先生が多い気がします。教員など兼業なさっている先生の方が依頼に対して、例えば普段描かないようなモチーフなどにも積極的に挑戦されるような印象です。まったくの蛇足ですが。 あと、高額で取引される絵画についてですが、亡くなられている作家さんはもちろん恩恵を受け得ませんが、 現存の、且つ日本の作家さんに関して言えば、高額で取引されるような有名な画家さんだったら、わざわざ画商が必死で売り込まずとも、美術ファンのお客様ほうから引き合いがあります。 そういう画家さんの絵は、画商としても楽に売りが付くために常に欲しがっているものです。 つまり、供給側である画家さんのほうがすごく強い立場なんですね。 したがって、有名になればなるほど、条件面でも有利になり、売値に対しての取り分の割合も大きくなると言う寸法です。もちろん一般論で、例外もあります。あくまでも画商と画家の信頼関係や力関係で如何様にも変化すると言うことです。 そう何十人もお付き合いしているわけではないので、これも自由業である画家の一側面にしか過ぎないでしょうが、私の経験からは、絵を売ってのみの収入で生計を立てていらっしゃる画家さんは、確かに存在すると言うことです。

回答No.5

画家さんはだいたい「公募店」や「コンクール」に出品して知名度や肩書きを増やしていき、美大や美術専門学校、画塾の講師に呼ばれたり、自己就職したりしている方が多いとおもいますよ。 また若手や、あまり肩書きのない方、一匹狼派(どこの会にも所属しない自分の信念で描いていく方)達は、アルバイトやパートをしている方達が多いですよ。普通の会社員で、休日画家の方は生活が大変で絵を諦めていく人が多いです。 私のまわりではこのような感じですよ。

  • pa_ko
  • ベストアンサー率16% (1/6)
回答No.4

[画家」及び「芸術家」としてそれのみでご飯を食べられる人は今の日本には"居ない"と言っても過言ではないでしょう。 それは、何故か? あなたは"絵"や、"芸術作品"を買ったことがありますか?と言うことですよ。 殆どの日本人の方は「無い」と答えるでしょう。だからです。 確かにお金を取って展覧会を出来れば某かは収入として作家の手元に入るでしょうが、それは所得ではない、と言うことです。 バーゲン品だけが売れても余り儲かりませんよね?それと同じことと思います。 先に回答なさっている方も居られますが、陶芸など、用途があるものなら比較的マシかとは思いますが・・・。

noname#2287
noname#2287
回答No.3

現代「画家」業の収入だけで生活してる人はいません。(所謂大家と後述の『年鑑画家』を除き) 画家をめざして、他の収入(バイト)・他の人の援助で生活ならいます。 普通は、どんなに「画家」希望でも途中で「副業画家」(これは第2の肩書きになりますが)になっちゃいます。 美術教師(中学から大学・専門学校の臨時講師まで)や「絵画を活かせる」職業を本業にして、「やがて画家はあきらめる」でしょう。 または、「海外」に行っちゃい『画家志望の素人に国が補助金を与える制度』を受け(或いはそれもめざし)頑張ってる人もいます。 最近で『画家になれた人』は、海外進出のケースのみでしょう。(それも厳しく「何とか賞」受賞とか資格めいたもの無しは困難も) 最近で「『画家』でございます。」なんて人いますか?もっとつきつめれば「画家収入のみで生計を立ててる人」なんていますか?(実は『画家』だけが職業の人がいることはいる。陶芸・彫刻に比べ不利も芸術家名鑑などの目録を見ると、「書家」「陶芸家」に混じり「日本画家」や「画家」がいる) それら『画家』は、「何と科展」受賞とか「虚しい」実績を積上げて『画家』になる。収入は、それらの芸術家年鑑で作品を依頼する方々。(下記の)数百平方メートルの壁に「なんかで埋める必要を感じかつ資金を調達出来る類」の立場の方。(だから作風なんて関係無い。世評に問題無い「無難で作品で折合い着く」人を目録からチョイス。) 例えば、何か新しい建築・ビルなどのロビーに「場所埋めの為」に「壁画」とかあるでしょう? ああいうケースは「有名画のレプリカ」は拙いので、「やむを得ず」現存の画家に依頼します。特に「行政」の建築物やモニュメントにこの類のケースが多い。(だから職業的にいうなら、彫刻家など立体芸術系の方がチャンスはある。) 最近でこそ、「財政難」で減少も「立体作品・陶器タイル作品」は結構若い(と言っても60前位)人の製作です。 そして、「あの種の彫刻・モニュメント造形作品」は「何千マン単位(安くても)」支払われてるんです。 ただ、そういう「場所埋めのニーズ」が画家には少ない事と「景気の悪さ」でこれから目録の『画家』も減るでしょう。大手ゼネコン&行政も「予算緊縮」・「手控え」。(厳しく言えば『絶滅』職になる。一例として『銭湯の富士などを書く職業』が歴史上のものになりつつあるように。) P.S.唯一の望みは「CG系」の画家でしょう。最近は「画集」出版が危機に瀕してるのは、ネットandCPに原因がありますが、そこを逆手に取れば「21世紀型画家職」の生存の可能性があるのでは?以上、私見でした。 墨田川沿いの「通称○○コ」なんて何億円したことか?都内なら公園や橋など建築物に「何だコリャ?」風『芸術』がゴマンとある。見たこっちが赤面する出来映えだ!クマさん(TVに出るスキンヘッズの)ならもっと凄いホントの芸術作品が出来るのに…。 過去の芸術家(画家も)→何か「創作」したい→造形する方法・手段が限定(画材料・紙・クロス・粘土etc)→「絵画」・「彫刻」・「版画」作成→そこに内在する「価値」発生→職業芸術家の誕生でしょう。 あらゆる分野で「芸術」は、方法が出尽くして「袋小路」「堂々巡り」状態でしょう。 画家に限らず「小説家」だって「エンターティメント拒否」の「自作の小説=芸術作品だ!」という人もやがて消えるでしょう。(もういないか?ならめでたい!) 本当に長い、冗長な回答もお詫びに情報を!今年の「カンディンスキー展」は必見です。是非ご覧下さい!

  • shima13
  • ベストアンサー率24% (14/57)
回答No.2

こんばんわ。 私の知人に何人か、自称も含めて『画家・芸術家』という人がおりますので、差し障りの無い範囲で実例を…ちなみに私はビンボーなデザイナーです。 Aさん…洋画家。この人は、学校を出てから『お勤め』というものはしたことがありません。配偶者も画家で、本人は「子供絵画教室」、配偶者は美術学校の講師をして、糊口をしのいでいますが、それでは生活が成り立たないので1/3くらい親御さんにパラサイトしています。彼らは大きな公募展で受賞したり、画廊で絵を扱ってもらうということはしていません。 Bさん…この人は、一応、過去美術年鑑に名前が掲載され、号○円という形で、絵に値段がつく人です。しかし、この人の場合、実力はあっても、いわゆる売れ筋の絵ではないので、収入面では、かなり大変な様子です。独身時代は、銀座でヘルプのホステスをやったりしていました。今は、配偶者の仕事を手伝いながら、制作を続けています。 Cさん…石を彫るイケメンです。この人も定職に就いたことはありません。石彫で鍛えた体と美貌で、副業はホストです。この人はアトリエも住まいも全て女性に提供してもらっています。お店の御客さん以外に、いつもお金持ちのマダムのパトロンを複数キープしています。 芸術系の学校を出ているので、知人はこんな人ばかりです。ハッキリ言って、フツーの生活してない人が多いです。でも、楽しくて面白い人ばかりです。 ※正業の傍ら、絵を描いているというパターンは、正業が『画家』ではありませんので割愛しました。

  • laing
  • ベストアンサー率47% (309/649)
回答No.1

初めまして。当方の母方の祖父が「画家」です。 いつもアトリエにこもって油絵を描いています。 ゴッホのような生活にも憧れていたようですが、流石に周囲も認めなかったということで美術の教師をしながら「画家」をやっていました。 もう、教員業の方は定年退職をしておりますので「画家」だけが本業になってます。 美大出身は、そういったパターンは他でも聞いています。 教員資格を持ってると便利です。