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労働者の過保護は経済に悪影響では?
最近感じるのですが、今の労働基準法は労働者を保護しすぎているのではないかと思います。会社経営の中で人件費は大きなウェイトをしめると思います。しかし、人件費の削減(解雇、減給)は法的にかなり厳しく、経営を悪化させかねません。それは同時にその会社で働く労働者にも関わってくることだと思います。パワハラなんかでも保護しすぎだと思います。日本人は努力家だと思います。でもその上に立ち、絶対的な力で指導する上司がいてさらに、生産性は上がるし、回りまわって労働者のためになると思います。もちろん良い会社ばっかりではないので、最低限法律での保護は必要だと思いますが、会社の景気が上がれば、会社としても社員の確保は重要です。他社より条件をよくする努力はしても無意味に悪くするわけないはずです。今の労働に関する法律はあまりに経済や経営を理解していないような気がしてなりません。ほとんどの法律は作った人の気持ちが伝わってきます。納得が出来ます。でもこの法律だけがどうも、理解できません。専門的知識をお持ちの方でやさしく説明できる方おられませんか?
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労働(社会保険)法はセーフネットの法律だと考えられています。つまり、社会的混乱を防御するものだと考えられています。したがって、「ワーキングプア」「いじめ」「偽装業務」の大量露出など日本社会が悲鳴をあげている今日においては、労働(社会保険)法が政府の最後の頼みです。(「政府」ネットという駄洒落があります) 昭和後期の「日本株式会社」では、労働法は前面に出ておらず、就職=「骨を埋める」意識でした。人権はまず無かったといってもよい。経営人事は組合対策や人事権の調整をする花形でした。 バブル以後「日本株式会社」は自然解体に向かいました。日本企業がそれまで強固にもっていた経営手法が崩壊したのです。そして労働法は徐々に前面に出てきました。現在に至る。 確かに、労働法は実務的な規定もありますが、理論値的な規定もあります。ただ、労働法だけの問題ではあません。バブル以降の「経営人事」が機能していない企業が多く、正当な懲戒処分を行使する能力が備わっていません。懲戒処分は合理的な理由から行使する私権ですが、裁判所はこれを認めています。しかし、多くのケースでは合理的な理由から懲戒処分をしていないから認められないわけです。経営の質が粗悪であるというのが実情です。現状、経営の質が担保されなければ、労働法でフォローするしかないのです。
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#1・#3です。 つまり、貴方は、労働搾取される・虐待される者の苦しみを知っていながら、搾取・虐待するほうに回るわけですね。 執拗に言います。 「蟹工船」「女工哀史」を読みなさい!
補足
だから、労働法が不必要だとは言っていません。むしろ、絶対に必要だと思っています。私の質問の仕方が極端だったのも悪いですが、行き過ぎでは?と言っているのです。労働者の環境を企業だけに任せてはならないのは当然ですが、バランスの取れた労働法ではないと感じています。労働者をかたくなに守りたければ、1日の労働時間は5時間まで。休みは1日おきに。と、こうすればよいことになりませんか?すみません。これも極端ですが、程度のことを私は言っています。人は管理されて注意され罰があり報酬があり初めて本来の力が発揮できると思います。労働法を100%守るならば、あきらかに、低下はします。
- kissflyer
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確かに、保護されすぎていると感じる労働者たちもいますよ。官僚とか、議員とか、一部の公務員とか。 でも、ほとんどの人は、自分の一日を、仕事につぎ込んでへとへとになるまで働いていますよね。でも、生活が豊かかといえば、そんなこともない。この傾向は、いわゆる低所得者になるほど、強いように感じます。 日本国憲法が定めるところの「基本的人権」(最低限度の幸福)が侵されることのないように、あまりにひどい状態にならないようにするために、労働基準法があるのではないでしょうか? kobe1111さんの文章を見ていると、「人間」(特に支配者階級に属する)と「仕事」を評価しすぎておられるような気がします。 一日、お弁当に、まずそうにしなびた野菜をつめることが、仕事であるような人がいるわけです。そんな人たちが、自分の仕事に誇りをもてるのでしょうか?また、現在の‘外国人研修制度’の実態を見れば、企業側の人間が、良心に欠けた存在であることは、一目瞭然です。 法律の問題として…とおっしゃいましたが、法律を学ぶ上で、もっとも大切なことは「現実から、法律はうまれる」という前提です。一般的に、理論は、現実のあとにしか生まれません。 法律を作るとき、変えるときに、理想を考えてしまうと、ろくなことはありません。現実問題として、「社会全体で」メリットとデメリット、どちらが多いかを考えて決断をしていくしかありません。 もちろん、立派な支配者もいますし、そういう人にとっては、労働基準法は、うっとおしい法律でしょう。しかしながら、そんな人ばかりが登場するとは、あんまり期待できないから、労働基準法が必要なのでは? (王制がなくなったのも、同じ理由です。) 日本なんて、ほんとに、簡単に「蟹工船」の時代に戻ると思います。 私も、やる気のない労働者なんて大嫌いですよ。 でも、現在、一般的に与えられている仕事を考えると、やる気がなくなるのは、至極当然と思います。
お礼
ありがとうございます。良いヒントになりました。しかし、豊かな日本を支えていく上で、つらく、価値を見出しにくい仕事は誰かがせねばならないし、会社によって景気、不景気はあり、収入の高い低いも当然あります。ただ、労働時間を放っておけば、企業も気が付かないほど、労働者の健康にダメージを与えかねないし、労働法は絶対必要です。ただ、部下に大きな声を出すだけでパワハラになりますよね。悪い企業もありますが、逆に法を利用し悪用する労働者がいるのも事実です。少し労働者側に偏りすぎだと思うんですが、そこに何か特別な理由があるなら知りたいと思うんです。今、バランスは取れているのでしょうか、全ての企業が方を守るという前提で考えるとどうでしょう。今の日本を継続させるには、まだまだ、一人ひとりの労働力は必要ではないのかなと思うんですが。
#1です。 いいえ、きちんと返答になっていますよ。記述した本のないようが、貴方の知りたい答えですよ。 貴方は、労働者をしたことがありますか? 学生のアルバイトは、労働者のうちになりませんよ。 労働者の苦労・苦しみを知らないから、したことがないから、このような記述ができるんですよ。 労働者の苦しみ・苦労を知っていたら、経験したら、こんな記述はできないでしょう。
補足
私は3社ほど労働した経験はあります。3社とも労働法も何もあったものではありませんでした。朝から晩まで働き、もちろん残業手当もありません。会社は厳しかったですが、仕事はまじめに取り組むことが出来ました。上司に暴力を受けたこともあります。そのときはつらかったですが、後になってそれは自分の仕事に対する甘えだと気が付き、以前より仕事に真剣に取り組むきっかけになりました。現在は小さいながらも株式会社を経営しています。労働者とか会社とか、そういった枠を超え、法律は日本という国単位で一番繁栄できるように企業や国民を誘導するようなそういったものだと思うんですが、今の労働法が最善ではないのではないかと感じています。苦しいのは誰も一緒です。先人が苦しんで仕事に取り組んできたからこそ今の日本があると思います。
- AVENGER
- ベストアンサー率21% (2219/10376)
最低の基準である労働基準法さえ遵守できない企業は、いくらでもありますよ。 過保護なんてとんでもないです。
お礼
回答ありがとうございます。確かに遵守できていない企業がほとんどですが、法律の話として考えていただきたいんです。日本中の全ての企業が労働法を遵守すると言う前提での話で、労働条件はもう少し企業に任せてもいいんじゃないかと思うんです。ちなみに私は企業の味方でも労働者の味方でもありません。両者にとって一番良い経済を良くすることを考えるとどうなのかと疑問に感じてます。
はっきり言って、貴方は世間知らずです。勉強不足です。 多分学生でしょう? 一度小林多喜二の「蟹工船」と、「女工哀史」を読んでみてください。 また、社会政策の本を一冊じっくり読んでみてください。 なぜ、フランス革命やロシア革命がおきたのか、よく学んでみてください。 私は以前は労働者の端くれでしたが、労働法の文言どおりの保護をきちんと受けた記憶はありませんがね。
補足
要するに自分で調べろ、ということですか?回答になっていないと思いますが、今の労働法を日本の全ての企業に遵守させるとどうなるとお考えですか?経済は良くなるか悪くなるか、どういういきさつで革命が起こるのか。
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お礼
ご回答ありがとうございます。社員が会社の労働条件を理解し、会社も社員の希望に沿う努力をしていれば、まず、ほとんどの企業で問題は起きないということですよね。ただ、会社の隙を付いて法を悪用し、慰謝料をせしめようという人や弁護士、団体が確かにいるので、困ったものです。