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歴史

武士は貴族とかに荘園を寄進して自分は荘官になって勢力を築いたとあるんですが荘官になると具体的にどのようなことをするんですか、あと荘官になるとどういう利益がありますか?できればわかりやすく教えてくださいよろしくお願いします

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  • tatsumi01
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回答No.2

荘官というのは中央政府の役人ではありません。荘園の現地支配人です。 土地を貴族や寺院に寄進してしまうと、名目上は自分の土地でなく所有権は貴族などのものです。しかし、貴族が現地に来るわけではないので、実際には耕作を命令したり、近隣の武士からの略奪を防いだりする現地の管理人が必要で、寄進した武士が管理人(荘官)として残るわけです。その代わり、所有者の貴族や寺院に年貢を払います。貴族や寺院は国衙(武蔵国など、国の機関)と交渉して、国の税金を免除して貰います。武士の側からは、国の税金と荘園主への年貢とどっちが安いかを見比べて、荘園に寄進したり、自分の所有地にしておいて国衙に税金を支払うことにします。 実際、力の弱い貴族ですと国衙には対抗できず、税金を支払わされることがあったようです。そうなると武士も荘園にする利益はなく、でも国有地にして税金を払うだけでは面白くないので、国衙の下級役人になって、自分で勝手に税金を免除したりします。 荘園制度と国衙役人への武士の進出によって律令制度は崩壊します。

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その他の回答 (1)

  • komes
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回答No.1

荘官になるという事は中央政権の役人になるわけですから官位、権力の保証が得られるわけです。  信用、権威がたかまります。 武士のままでは自力しか自分を保護するものはありません。 荘官になっても荘園の管理などは変わらず、中央政権に対し納税や軍役の義務が生じます。 しかも中央政権側の都合で貴族などが上司に赴任してくる事もあり(国司など)これとの軋轢で反乱を起こす例も多かったようです。

noname#24187
質問者

お礼

回答ありがとうございました

noname#24187
質問者

補足

荘園領主の特権で税を納めなくてもよいということとは別の税ですか?

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