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「挿さる」という動詞が辞書にない

先日、「USBポートにささる」の「ささる」を変換しようとしたとき、変換候補に、 「刺さる」しか出てこないことに気付きました。(ATOK2005) このときの「ささる」は「挿さる」という漢字で間違いないと思っていたところ、 辞書をひいてみると「挿さる」が載っていません。 しかし、「刺す」→「刺さる」と同じで「挿す」→「挿さる」という動詞がある べきだと思うのですが。 「挿さる」は使用しない方がいいのでしょうか。

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  • OKAT
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回答No.11

回りくどいようですが、古語の話から始めます。 【古語】 ○「さす」=四段動詞で、漢字は「射す・差す・指す・刺す・挿す・鎖す・閉す・注す・点す」(「止す」は用法が違うので除外)が当てられる。 ○「ささる」=「さす」の未然形+助動詞「る」(以上、岩波古語辞典参照) 【現代語】 ○「さす」=五段動詞で、漢字は「鎖」「閉」「点」を除けば、ほぼ古語に同じ。(この場合常用漢字の問題は一応無視) ○「さされる」=「さす」の未然形+助動詞「れる」(この場合、「れる」の意味は「自発」でも「可能」でもない…理由は省略) ○「させる」=「さす」の可能動詞 ○「ささる」=おそらく古語の「ささる」がラ行五段動詞になったもの。連用形は「ささり」で次に「て」「た」などの語が来ると撥音便になり、「ささって」「ささった」となる。  例 「花が花瓶に挿してある」(「ささっている」でなく)    「花瓶に挿した花」(「ささった」でなく)の方が より自然な言い方ではないでしょうか。だから「広辞苑」「大辞林」とも、「刺さる」以外には項を立てていません。夢野久作のような用例は珍しいのでは。  

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  • hinode11
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回答No.1

「捜」は、 訓読み:「ソウ」、「シュ」 音読み:「さが」す 従って、「挿さる(ささる)」という動詞はないと思います。 「挿さる」は使用しない方がいいのではないでしょうか。

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